昔(1974年頃から)、17区に住んでいた頃、奥の大きなアトリエでルイ14世時代の家具を専門的に修復をしていた職人さんで社長さんが彼で、良く、遊びに行っては材木を切って頂き、オブジェを作り始めたのは彼のお陰、模型を作り始めた頃も良く材木を切って頂きに(当時の私のアトリエには鋸とカッターしか無かったのですから)、材木の事も知識が無かった者で良く教わり助かりましたね、Jean-Pierre の家族に画家が居て(1920年代に活躍)、田舎にその伯父さんの名前が付いた文化センターが在るぐらいの方ですから、彼も絵が好きで私のアトリエにも、なんせ、1分もかからない奥となりのアトリエでしたから、1時間半かけてゆっくり展覧会を観て、その後、6階のテラスでお茶を飲みながらのおしゃべり、奥さんのBrigitte は学校の先生、息子の Thomas はパリの一流 Hotel のフランス料理の Chef Cuisinier (コック長)、 娘さんの Aurelie は会計士で、2人のお子さんはそれぞれ結婚して子供も授かる様で喜んでいました、そこで写真を撮って別れました、
私はその後、同じ6階の第2会場での Morellet のインスタレーションの作品展を鑑賞して来ました、コンセプチュアルな傾向の作品ですが、構成的な作品でも在り、私の好きな作家でもあります、以前も、彼の小さな展覧会がポンピドーセンターで開催、彼の講演を聞きに行った事も、興味在る作家です、また、Mondrian の帯状の白黒の作品とは非常に近い接点が在りそうです、フランス人のMorellet はアメリカ人のカルダー( Alexander Calder )と親しく、カルダーはMondrian のパリのアトリエを訪ねて居て、モンドリンの3原色から影響を受ける訳ですね、パリの空間の中では常にどこかで誰かと誰かの出会いが在り、それが繋がりアートを継続されて居る訳ですね、そこがパリの魅力で〜す。
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