2021年12月3日金曜日

35年前の古いポスターは・・・

1986年12月3日より1987年1月10日まで開催された12名の日本人作家によるデッサンとオブジェ展のポスターです。3年前に関根さんがロスから一時帰国して銀座ギャラリーせいほうで個展開催中に、パリのグループ展の思い出話をした事が在りましたが。当時はポンピード文化センターで日本人展が開催され、戦後から現代まで、具体からモノ派までの作品を中心に紹介されて居ました。そんな時期に、幾何学構成アート中心の Galerie Grare でのグループ展には多くの方々が来て頂きました。そんな思い出の古いポスターを、丁度、35年前の12月3日のオープニングの日に掲載してみました。参加作家は堀内正和、飯塚八郎、瓦林睦生、眞板雅文、佐藤達、斉藤義重、関根信夫、菅木志雄、杉全直、鈴木了二、高木修、高山登。

 

2021年12月2日木曜日

銀座のウナギは・・・

7月から SFM研究会の出家さんから度々、電話を頂き、ウナギの好きな佐藤さんに、既に、城市先生とご一緒に行っていると思いますが、銀座で100年以上続くウナギの老舗でご馳走しましょうと連絡を頂いて居ました。8、9、10月と仙台から銀座=東京に出る機会が無く、11月8日、11時45分に三越前で待ち合わせする事が出来ました。丁度、SFMのメンバーで高校の後輩の佐々木さんとも三越で会い、12時に3人で横断歩道を渡って竹葉亭に着きました。既に、SFM研究会の元気に成られた室尾先生、藤間流の藤間先生もお待ちかね。先月の藤間先生の踊りの会にも行けずに失礼して居ましたが。久しぶりに皆様とお会いして楽しいお話が出来ました。田中由多加先生の100歳の誕生日の時にオンラインで祝いの会の話から、城市先生、比護さんの話も出て、そうそう、以前、藤間先生には1日、弟子入りして黒田節の踊りを・・・一番不真面目な弟子でした。扇子だけは大切に保管して在りますが。美味しい鰻をご馳走に成り、虎屋のヨーカンを皆さんから頂き、藤間先生から男性群3人にチョコレートをプレゼントして頂きました。

2021年11月29日月曜日

10月のおすすめランチ・・・と伺って・

仙台滞在中、8月1日、綺麗にパッケージングされた箱に入った美味しいうどんを千葉ご夫妻から頂き、そのお店が仙台に在ると言う事で、1度、訪ねてみたらたまたまお店が工事中、10月に入って運良く、そのお店に、美味しい・うどんを食べに友人と訪ねる事が出来ました。お店は思ったより綺麗で、何となく10月のお薦めランチのメニューが目に入り、丁度、お腹も空いて居たので、ゆっくり美味しくランチを頂いて来ました。

タキちゃんからの便りは・・・

現在、結婚して奈良に住んで居るタキちゃん。昔、1989年、ビクター東京ビデオフェステバルで大賞を受賞し、その後、1991年パリに1年間留学していた映像作家のタキちゃん。当時の審査員の小林はくどうさんからの紹介で我が家に。その後、帰国してからなかなか再会する機会が無かったのですが、久しぶりに再会したのは 2年前の 2019年、京都のギャラリー・アーテスロングでの私の在仏50周年記念展に来て下さり、その時、ラインで連絡し合う様に成りました。今年の10月末にタキちゃんから女川に行く計画が在り、その時、安永寺の襖絵を拝見しに行くつもりですと連絡を頂きましたが、女川と登米市中田町石森は距離的に遠いのでと言うより交通の便を心配して居ましたが。11月23日、安永寺の和尚夫人・Yumiko Seino さんから、今日は奈良からサトルさんの知り合いの方が襖絵を見に来られましたと連絡が在りました。それで直ぐタキちゃんに連絡して見たら、時間が無かったので、Satoru Sato Art Museumは次回にして、襖絵を拝見して来ましたと連絡を頂きました。石森章太郎生家も訪ねた様子、お世話に成りましたとボランテアのご案内役の瀬戸さん、鈴木さんとご一緒の写真も拝見出来ました。その後、仙台から飛行機でお帰り成りに。来年の夏は私が、Satoru Sato Art Museumをご案内する約束をした所でした。白松がモナカ本舗のミニ・ヨーカン、仙台味噌焼きおにぎりや三陸産ワカメおにぎりもゲットした様子、感謝で〜す。😊

2021年11月28日日曜日

久しぶりのドイツ・Saarlouis に、行って来ました。

 11月25日、小説家のBruno Marguerite とParisの東駅で8時半に待ち合わせ、Garre l'Est からドイツのSaarbruecken Hbf 経由で Saarlouis の街迄。待望の Saarlouisの美術館、Museen in der Kaserne VI・Ludwig Galerie での、LUDERE ET LAETARI 展、TREFFPUNKT KUNST mit Bildern und Skulpturen von Künstlerinnen und Künstlern aus über 40 Jahren を観に行って来ました。既に私のBlog やFacebookで紹介して居ました、9月12日から11月28日迄開催の展覧会です。Bernhard und Ursula Giebel夫妻が立ち上げたTreffpunkt Kunst は1978年から始まり、2018年迄の40年間の企画展の歴史を紹介する大規模な記念展。Covid-19の影響で記念展は延期されて居ましたが、今回、無事、開催されました。オープニングには出席出来なかったので、25日に久しぶりにドイツに。霜が降りて居る田園風景に朝の光が輝き、夢の様な世界の中をTGVで移動出来ました。Saarlouis の街に着いて先ず美術館に直行、展覧会を拝観。Bernhard が直ぐ駆けつけて下さり、美術館の館長さんにも会えて、一緒に Michel Seuphor の作品の前で写真を撮れました。私が Giebel 夫妻とパリでお会いしたのは、1980年、美術評論家で詩人で画家のMichel Seuphor の紹介で Giebel夫妻がモンパルナスのアトリエに来て頂いてから交流が始まり、1981年9月に個展を企画して頂き、2007年には2回目の個展を、その他、彼の企画展に参加したり、多くのコレクターを紹介して頂き、彼のコレクションも素晴らしく、40年間、家族付き合いさせて頂いているファミリーです。ランチは恒例のレストランで赤ワインに美味しい分厚いステーキを、デザートは果物付きアイスクリームの入ったクレープ、そして、コーヒーを頂きました。Bernhard の息子、建築家のMarcelも来て、4人で満腹、楽しく過ごせました。今回の40周年記念展の図録(160ページ)も頂き、ランチ後、一度、ミュージアムに戻り、ゆっくり観てから、Bernhard のアパートに。恒例のクリスマス・カードにサインを入れて、同時に、クリスマス用の土産を沢山頂き、バッハの音楽を聴きながら葉巻を吹かして、18時過ぎにお別れしました。帰りは Brunoと絵の話から文学の話まで、彼は日本の文化にも興味を持って居て、安部公房などの評論を書いて居るので楽しいお喋りも出来、彼はアーテイストの作品集出版の応援もする若きコレクターで素晴らしい文化人です。

2021年11月27日土曜日

岡島レポート・2019 W杯・備忘録 105

2019 W杯・備忘録 105
  ENG/RSA 
 
 20211120日、ANSラウンド4ENG/RSA2019W杯決勝の再戦。
RSAがほぼ同じメンバーであったのに対して、ENGは若手中心。満員の聖地・トィッケナムでの試合は、一つ一つのプレーが素晴らしかったし、得点経過もまさに「筋書きのないドラマ」、実に見応えのある試合だった。
 
 試合経過は次の通り。ENGの得点は「○」、失点は「●」、ENGが得点を逃したのは「×」、RSAが得点を逃したのは「*」。
 
得点
種類
起点となった(リ)スタート
 
 
 
 
 
 
 
 
 
×
 
 
 
 
 
 
 
 
6
13
16
 
20
23
25
29
39
 
 
 
 
 
 
 
7- 0
7- 3
14- 3
 
14- 6
17- 6
17- 9
17-12
 
 
 
 
 
 
 
 
TG
PG
TG
 
PG
PG
PG
PG
DG
RSAのキックオフで試合開始。キックの蹴り合いの後、ENGが展開し9が絶妙なゴロパントをRSAゴールラインへ。⑮がインゴールに持ち込んでタッチダウン⇒RSAゴールライン5mENG・スクラム⇒RSAのアーリーエンゲージでENGFKENGスクラムを選択⇒RSAのコラプシングのPENG・タッチに蹴り出し・ENGラインアウト⇒4キャッチ・モールでゴールラインへ近づき(ラック)3(ラック)912(ラック)91011(ラック)95(ラック)94(ラック)11(ラック)9101112・トライ。G10
PG・⑩
ENGのスクラム・RSAに押された状況でボールを出し910152311(ラック)915・トライ。G10
PG・⑩
PG10
PG・⑩
PG・⑩
DG10、届かず。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
43
47
54
58
 
 
 
 
 
62
65
 
69
 
 
72
73
75
79
 
17-15
 
 
 
 
 
 
17-18
24-18
 
24-23
 
 
24-26
 
 
27-26
PG
PG
PG
 
 
 
 
 
 
PG
TG
 
T
 
 
PG
 
 
PG
PG・⑩・外す
PG・⑩・外す
PG・⑩
RSAスクラムでENGP⇒タッチキックでRSAラインアウト⇒RSAモールを20m押してENGPENGゴール前のRSAラインアウト⇒RSAモールを押し切れたかに見えたがゴールラインに届かず⑪(ラック)⑦反転してインゴールにタッチダウンしようとするもヘルドアップ⇒ENGのゴールラインDO⇒㉓キャッチしてDG狙うも外れる
PG・㉒
センターライン付近のENGラインアウトから21131421・トライ。G10
ENGP18にイエロー⇒タッチに蹴り出し・RSAラインアウト⇒モールでゴール前に迫り崩れて④(ラック)㉑→㉒→⑬→⑪・トライ。G・㉒・外す
PG・㉓
④が抜けてENG22m内に入るもパスが通らずRSAP
RSAP・⑥にイエロー
PG10
(注)「→」は順目のパス。「←」は内返しのパス。
 
 こんなに面白い試合、滅多にない。何が面白いのか?
まず、総得点・両チーム合わせて53点、でありながら、1点差。
しかも、前半20分までに17点(全体の32%20分~40分:12点(23%)、40分~60分:3点(5%)、60分~80分:21点(40%)。
さらに、残り20分で試合は「四転」している…
 
 1点差の試合だから、勝因も敗因もいくらでも見つけられる。「たられば」の連鎖。
 いくつかの興味深かったことを挙げてみる。
 まず、リザーブ8人。2019W杯決勝ではRSAFW6人・BK2人、ENGFW5人・BK3人だったのに対して、この試合では反対になっていた。そして、6分・ENG12番が負傷交替し(=実質的にバックスの「控え選手」はいなくなった)、その後どうなるかとハラハラさせられたがさいわいにケガ人が出ずにノーサイド。2019決勝戦では、前半早々・ENG3番が脳震盪で交替して、それが試合に影響したことを思い出させた… 次のW杯でのリザーブ8人の構成、どういう「博奕」を打つのか・打てるのか、
 
 試験的ルールが適用されたのが、58分のRSAの攻撃。ENGゴール前ラインアウトからモールを組んで押し込むもゴールライン手前で崩れ、ラック後、7番がボールをインゴールに持ち込むも「ヘルドアップ」。従来のルールであれば、ゴールライン5mRSAスクラムで再開になっていたのが、試験ルールでは、防御側=ENGのゴールライン・ドロップアウトに。昔の人には理解できない… そして、そのゴールライン・ドロップアウトのボールをキャッチしたRSA23番がDGを狙う。距離は十分だったが、わずかに外れた。
 今回の試験ルール、明らかに戦略・戦術に大きな影響を与えている。次のW杯、どのルールで戦うことになるのか、興味深い。もちろん、大義名分は「ケガの防止」で何人も反対できない。しかし、「その鎧の袖の下」にエンタメ性の向上が見え隠れしている。何かしら、ラグビーの古き良き伝統を棄損している気もしてくる。
 
 スタッツを見ていると、この試合はラウンド46試合の中で、パスの回数が最小(ENG82RSA87、ちなみにSCO/JPNでは、SCO147JPN226)、オフロードの回数も最小(ENG1RSA2SCO4JPN9)、ラック獲得回数も最小(ENG57RSA56SCO79JPN90)。それでいて、ボールがよく動いている印象が残っている。
 
 スクラムは、ENGボール・5回、RSAボール・2回の計7回組まれた。
1. 2分:E(キャリーバック)⇒RのアーリーエンゲージでEFK⇒スクラムを選択
2. 4分:E1の続き)⇒RPEタッチに蹴りラインアウトからトライへ
3. 9分:R(ノックオン)⇒RPEタッチへ蹴る
4. 15分:E(アクシデンタルオフサイド)⇒E押されながら出し展開してトライ
5. 41分:E(ノックオン)⇒EPRPGを外す
6. 48分:E(ノックオン)⇒EPRタッチへ蹴る
7. 55分:R(ノックオン)⇒EPRタッチへ蹴る
 
 7回のうち5回がP1回がFK、そこで笛が吹かれ、ゲームが停止している。残りの1回だけがゲームが継続され、トライに結び付いている。スクラムとは如何なる存在なのか、どんな存在意義があるのか、考えさせられる。
 スクラムが生じた時間帯が2分~15分と41分~55分だけ。そして、前半はRSAが反則を取られ続け、後半はENGが反則を取られ続けている。
 最強チームの激突、しかも2019W杯決勝の再現、それも聖地トィッケナムでの試合、緊張感が最高潮に達した開始早々のファーストスクラム。レフリーの「クラウチ」「バインド」そこで間があって笛、一発でRSAはアーリーエンゲージの反則を取られる。これは酷い…と感じたがさすがの歴戦の勇士たち、冷静に従う。前半のRSAPは明らかにレフリングへの不適応。後半はしっかり適応できて、スクラム機会3回ともにENGPを取っている。
 
 スクラムだけを見ていても、レフリーとの「間合い」の重要性を感じてしまう。この試合のレフリーはブレイス(IRE)。フランスでは、昨秋のオータム・ネーションズ・カップ決勝:ENG/FRA、今春の欧州クラブ選手権決勝のレフリーとして、いずれもFRAに不利な笛を吹いたレフリーとして記憶されている。ともかく、2019W杯には参加していないが、欧州勢非ENGFRAのレフリーの中では一番有望と見なされているレフリーでもある。おそらく2023W杯では有力レフリーになっていると思われる。RSAにとって、貴重な遭遇であった。
 
 規律=ペナルティを減らすが、今や、世界中の合言葉になってきている感がある。どの国の解説者も「規律!」と叫び、「ペナルティを減らそう」と大合唱している。
この試合のペナルティ、ENG18RSA8。(SCO11JPN9
 ペナルティの時間経過は次のとおり。
1行目:時間(分)
2行目:PENGP。 qRSAPY=イエローカード
3行目:Pの原因。S=スクラム。R=ラック。L=ラインアウト。O=オフサイド。M=モール。F=ファールプレー。
4行目:結果。L=タッチキックを蹴ってマイボールラインアウト。L5=マイボールラインアウトからトライ。L7=マイボールラインアウトからトライ+ゴール。3=PG成功。3×=PGを外す。
 
4
10
12
20
22
24
27
29
34
36
37
q
q
P
P
q
P
P
P
P
q
P
S
S
R
L
R
R
O
M
R
R
R
L7
L
3
3
3
3
L
3
L
L
L
 
 
40
42
46
49
53
55
58
60
62
66
71
73
75
78
80
P
P
P
P
P
P
P
P
P
PY
P
q
qY
q
q
O
S
R
S
R
S
M
R
O
M
R
R
F
F
R
L
g×
g×
L
3
L
L
L
3
L5
3
L
L
3
-
 
 鉄壁の勝利の方程式、試合中盤からスクラム・ラックなどの肉弾戦で相手を凌駕し続けるRSAENGPで押し止めるしか「術がない」。想定通りの展開なのに、この試合では「仕留めきれなかった」。もちろん、RSA10番のPGが前半同様に決まっていたら、とか、残り10分で「焦ってしまった」、とか、すぐに思いつく。一方、ENGの迷いのなさ・不屈の精神、トィッケナムだからなのか、単なるテストマッチだからなのか…
 
 ふと、エディー・ジョーンズのラグビーマガジン12月号での『私には外野の戯言を無視する権利があります。』(p153)を思い出させてくれた。
 
 WATERのエラスムス、その存在が「1点」以上の価値があるような気がしてならない。
 
                                                                 令和31127