2025年1月14日火曜日

今日、1月13日の午後の訪問者は・・・

 L'ACM(Association Culturelle Mouchotte) の会長、Didier Sutter ご夫妻と副会長のAnne Stephan 女史が我が家に初めて訪問して下さいました。昔、8 rue du commandant rene mouchotte 75014 Paris(モンパルナス駅隣の20階ビル) の一廓 A - 9 階のパリ市営アトリエ付きアパートに1980 年から今のアトリエに引っ越す迄、4 年間住んでいた事が在りました。そこに住んでいる芸術家の協会が管理するSalle Modigliani の空間が在り、L'ACMの企画で展覧会が開催されて居ますが。昨年、Didier Sutter ご夫妻から連絡を頂き、個展を企画させて欲しいと言われて居まして。昨年は日程的に無理だったので、今年に日程調整をして頂き。来月、2月 8、9、10日の3日間、個展を開催して頂く事に。丁度、今年は 80歳を迎える年、快くお受けした所でした。(娘のAki・Auroreが 3歳まで育った所でも在ります )。今日はその打ち合わせと言う事で 14時30分に我が家に来て頂き、Ditier ご夫妻から既に可能で在れば、立体作品の模型と平面の作品、レリーフの作品を含めた、なほかつ、小さな回顧展に近い企画をと言う事で、4人で作品集を見ながら作品選びを楽しくさせて頂きました。作品運送、展示、作品の保証、ポスター、オープニング・パテイーの諸経費は L'ACM持ち。思い出に残る展覧会にと期待しています。

2025年1月12日日曜日

Satoru Sato Art Museum 常設展 <構造と概念・構成と概念(1991ー1992年)>展

 2025年1月10日から新しく公開された  Satoru Sato Art Museum の常設展は<構造と概念・構成と概念( 1991年〜1992年)展。平面から立体と変化する中で、生まれたレリーフ作品で、キャンバスにアクリル絵の具と木目の木材を使っています。

2025年1月11日土曜日

岡島レポート・2019 W杯・備忘録 258

もう何年も お屠蘇を飲んでいません   一体 どれぐらいの人びとが 飲んでいるのでしょうか?

                                                            2019 W杯・備忘録 258

                 〜 道が拓かれる 〜

 

ファアウリ ご存じですか?

昨年 日本代表候補合宿に召集されるも 残念ながら 代表には選ばれなかった。

一昨年秋 2023W杯予選プール観戦後 帰路のパリ発のエアーフランスの機内で 出会った。羽田に着陸直後 隣の初対面の日本人一人旅のおばあさんに命じられるまま 彼女の重そうな荷物を座席上の棚から下ろし・入国管理ゲートまでの長い道のり ニコニコ 彼女の荷物を抱えて 従って歩いていた。ナイスガイ! 一遍にファンになった。

ファアウリ 現在は ホンダヒートに所属。彼の経歴 今年のリーグワン・オフィシャルファンブックによると ㈰180cm/100kg ㈪1995.9.13生 ㈫29歳 ㈬出身校:セントケンティカレッジ ㈭ラグビーを始めた年齢:13歳 ㈮代表歴:高校NZ代表、セブンズ日本代表(一時期キャプテン) ㈯在籍シーズン:’24-25〜 ㉀過去の所属チーム:NPCカウンティーズ(’15)、タラナキ(’1617)、SRチーフス(’1718)、BL東芝(’18-21)、静岡BR(’2223

現在のリーグワンのカテゴリーでは「A」に位置付けられている。職業人としてラグビープレーヤーになり・日本に職場を求めてやってきて・日本代表に近づいている。

カタカナ名の日本代表 昔であれば 大東大出身のラトゥを 近年であれば札幌山の手高校→東海大出身のリーチを 直近であればライリー・コーネルセンなどが思い浮かぶ。

1995年 ラグビーがプロ化=職業化するまでは カタカナ名選手で日本の学校を卒業していない選手 一時期 神戸製鋼にいた選手たちぐらいしか 思い浮かばない。 それが 今では 母国で学業を終えたのち・職業人としてラグビープレーヤーになり 職場を求めて 大挙して やってきている気がする。

たとえば 先週末のリーグワンで各チームの背番号別に見てみる。

(注)左から右に第3節終了時の順位

高:高校(あるいはそれ以前)から日本在住

大:大学から日本在住

A:母国で学業を終えたのち来日(リーグワンのカテゴリー「A」で「高」「大」を除く

B:リーグワンのカテゴリー「B

C:リーグワンのカテゴリー「C」(≒他国代表選手)

(-1 各チームの背番号別カタカナ名選手のカテゴリー(第3節先発メンバー))

 

パナ

東芝

ヤマ

クボ

ホン

神戸

キャ

リコ

重工

トヨ

サン

NT

  1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  2

 

 

 

C

 

C

 

 

 

 

 

 

  3

 

 

 

A

 

 

 

C

 

 

 

 

  4

B

B

 

A

B

A

B

B

C

B

 

  5

A

A

A

C

C

C

A

 

A

B

  6

A

C

B

A

C

 

B

B

 

 

B

  7

B

 

C

 

B

 

 

 

 

 

  8

A

A

C

C

 

C

C

  9

 

 

 

 

 

 

C

C

 

C

 

 

10

 

 

 

C

B

 

 

B

 

 

B

11

 

 

A

 

A

 

 

A

 

 

C

12

C

 

C

B

C

 

 

A

 

 

13

A

C

A

A

A

C

 

B

B

A

14

 

 

 

 

 

C

 

 

 

15

 

 

C

 

A

 

 

 

 

B

 

 

15人×12チーム=「180」のうち 88がカタカナ名。ほぼ半分だ。

ポジション別に見てみると 5番・8番・13番は 12チーム中11チーム。4番も10チーム。

パナは 有望な若手をうまく育成している。これが 好結果につながっている。サントリーも 「長けていた」はずが 今年は 躓いている!? まだ 3試合が終わったばかり。これから どうなるのか…

(表-2 チーム別・カテゴリー別小計)

 

パナ

東芝

ヤマ

クボ

ホン

神戸

キャ

リコ

重工

トヨ

サン

NT

  -

  2

  -

  1

  1

  -

  1

  1

  1

  -

  -

  -

  -

  1

  1

  2

  1

  3

  -

  1

  -

  2

  -

  2

A

  4

  -

  3

  3

  4

  2

  1

  1

  2

  -

  1

  1

B

  2

  1

  1

  1

  2

  1

  1

  2

  2

  2

  2

  3

C

  1

  2

  3

  2

  2

  3

  3

  3

  2

  2

  2

  1

  7

  6

  8

  9

10

  9

  6

  8

  7

  6

  5

  7

「高」が7人・「大」が13人。これに対して 学業を他国で終えて・プロ選手になってから職場を求めて来日した選手=「A」が22人・「B」が20人・「C」が26人。

これは 日本固有の現象ではない。1995ラグビープロ化⇒職業人としての「ラグビープレーヤー」の確立⇒高技能技術者としての越境の増加 は かなりの地域で加速化している。すぐに思い浮かぶのは SCOの切り札:ファンデルメルバ RSAでプロ選手になり FRA・モンペリエで芽が出ず SCOに渡り SCO代表になっている。あるいは IREの躍進は ギブソンパーク・ロウ・アキにNZ(出生)勢抜きには語れない。資本主義の深化と足並みを揃えるかのようにラグビー界も変化してきている。

 

令和7111