2012年2月27日月曜日

高崎 信昭 さんからのメール!

            A thousand years in seven days.
 
 
佐藤 逹大兄
ご丁重なご挨拶恐れ入ります。過日はたいへんお世話になりました。
12時間余のフライトが必要な遠隔地パリから、先輩の墓参に向かう貴兄の心情には、ただただ敬服します。お二人の深い交誼と絆を感じます。
城市先輩の葬儀には、倅とともに参列させていただきましたが、貴兄が墓参に誘ってくれないと、なかなか尋ねるチャンスは無かっただろうと思います。
道中は、先輩の母校に対するご功績や、ライフワークにされた人材育成への情熱を讃え、饒舌で情熱的で人間味溢れるお人柄に話が尽きませんでしたね。
お酒が大好きだった事が、長寿の妨げになったかもしれませんが、その生き方もまた先輩らしくて納得できるように思います。
このところ、高洋先生を始め人生の師と仰ぎ、公私にわたりご指導を賜った恩師・先輩が、一人また一人と黄泉の国に旅立たれる事がとても寂しく感じています。生者必滅・会者定離とはいえ、人の命の儚さを実感しています。
我々も、人生のフイナーレを意識せざるを得ない年齢に近づきました。
我が人生これから、どのように生きるかが最も重要なような気もします。
社会人として、企業人として如何に生きるべきか、どんな社会貢献をすべきかを問いながら、残された人生を全うしたいと思っています。
お互いに健康に留意して、それぞれの使命と責任を全うしましょう。
                              
                        高崎信昭拝            
            平成24年2月27日        


 

河北新報のニュースサイト・コルネットより、

生活の営み 追憶 気仙沼の美術館、津波がれき収集

津波の恐ろしさを伝えようと、がれきの中から集められた展示用の資料=リアス・アーク美術館
押しつぶされて無残なバイク、泥だらけの人形やランドセル、火災でぱんぱんに膨らんだドラム缶。宮城県気仙沼市のリアス・アーク美術館が、東日本大震災の津波で発生したがれきを集め、展示に向けた準備を進めている。
震災後間もなくから、学芸員4人が被災地を歩き、津波の破壊力が一目で実感できる物や、人々の生活の営みを思い起こさせる資料約160点を収集。被災状況を収めた写真も約2万8000枚を撮影した。
資料、写真は津波の記憶を次代につなぐ新しい常設展示に活用する。来年春をめどに開設する予定だ。
学芸係長の山内宏泰さん(40)は「物の一つ一つに人の生活が染み込み、地域の文化が詰まっている。失ったものの大きさを伝え、津波の歴史や全容を知る展示にしたい」と語る。
同館は地震で天井が一部落下し、床や壁にひびが入り休館中。今月末から改修工事に入り、新年度の早い時期の再開を目指している。                                                                         2012年02月27日月曜日/宮城のニュース

2012年2月26日日曜日

毎日 JP より

福島第1原発:空から見た3キロ圏の惨状

2012年2月26日 21時39分 更新:2月27日 0時25分
爆発で原形をとどめない東京電力福島第1原発の3号機(左)と4号機=共同通信社ヘリから2012年2月26日午後
爆発で原形をとどめない東京電力福島第1原発の3号機(左)と4号機=共同通信社ヘリから2012年2月26日午後
元の形をとどめない原子炉建屋。海際の一帯は、津波で大きな被害を受けた惨状のまま放置されていた。東日本大震災の発生から間もなく1年。飛行禁止区域が半径20キロから3キロに縮小された東京電力福島第1原発とその周辺を26日、ヘリコプターから見た。
初めて見た第1原発の壊れ方に、あらためて驚かされた。かつて整然と並ぶサイコロのように見えた原子炉建屋は、鉄骨がむき出し。海側のガードレールはひしゃげ、タンク類も変形していた。
周囲には汚染水を貯蔵するタンクが山のように積まれている。がれきや放射線の影響で、復旧作業は順調に進まない様子だ。(共同)

2012年2月16日木曜日

7年前の各党党首宛書簡


日本ビジネスインテリジェンス協会・ 事務局長・横井幸夫
村田 光平 大使より中川 十郎 会長 に届いたメールから。
中川先生 
このような7年前の意見を無視した「原子力独裁」はなお健在を感じます。
先週発刊された「原発の深い闇」(宝島社)は実名、データ入りで衝撃的な内容です。ご参考まで。
村田

BISメール情報;  7年前の各党党首宛書簡                                                                平成17年2月24日
(本状発出先)
自民党 小泉純一郎 総裁
民主党 岡田克也 代表
公明党 神崎武法 代表
共産党 志位和夫 委員長
社民党 福島瑞穂 党首
                                                                                          村田光平
                             (東海学園大学教授・元駐スイス大使)
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。                       昨年夏以降三回に亘り、各党党首宛に書簡を送らせて頂きましたが、その後の事態の進展は、放射能災
伴う大事故発生の可能性をより憂慮させるものになってきています。「浜岡原発の運転停止」「中央防災会議による原発無視の是正」等、国としての政治的決断を伴う対応が、早急に必要とされる状況になっております。
 このたびのスマトラ沖地震・津波による大惨事は、日本が津波大国であることを改めて想起させるものでした。防災システム研究所の資料によれば、日本最大の津波の高さは85mで、1771年石垣島で記録された明和大津波です。1792年の雲仙・普賢岳の噴火に伴う津波は55m1896年の明治三陸地震津波は38.2mでした。世界に目を転じれば、1958年にはアラスカのリツヤ湾で、日本近海もその上にある太平洋プレート上で発生した世界史上最大の500mの津波が、岸壁の崩壊を伴って発生したといわれております。
 全ての原発はウランを燃料とする特殊性から冷却水を必要とするため、沿岸に立地していることを思えば、決して万全とはいえない津波対策の現状は新たに深刻な問題を提起するものです。現実に、このたびのインド洋大津波では、インド南部のカルパッカム原子力発電所で死傷者を含む深刻な被害が出ております(1月9日付「毎日新聞」朝刊)。しかしながら、先日、神戸で開催された「国連防災世界会議」では、インドの例を踏まえ津波が原発に被害を及ぼす可能性を取り上げるよう、事前に関係者に幅広く働きかけが行われていたにもかかわらず「原発無視」に終わりました。
 日本においては、従前から予測されている東海大地震が、中部電力の想定しているマグニチュード8を上回り、マグニチュード9に達する可能性も皆無ではないことを、原子力関係の権威ある専門家が指摘しております。私がこれまで度重ねて指摘している中央防災会議による「原発無視」は、原発の「安全神話」が崩壊している現在、早急に改められるべきものと思われます。
 この東海大地震が予測されている地域のど真ん中に存在する浜岡原発5基については、その運転停止を求める全国署名が進められておりますが、すでに45万人以上の署名が集められております。中部電力は1月28日、浜岡原発の耐震補強工事を実施することを発表しましたが、これは全国署名の働きかけ(浜岡原発は危険である)が正しかったということを中部電力が認めたものといえましょう。大地震はいつでも発生しうる以上、世界を壊す「原発震災」を防ぐために、国の責任において浜岡原発は即刻停止させなくてはならないはずです。
今回のスマトラ沖地震・津波災害は、想定外のものといわれております。東海大地震はかねてよりその危険性が叫ばれ続けているのです。天災が無くとも事故を起こしているのが原発の現状です。天災を機として原発に起こりうる「人災」は、絶対に起こしてはならないものですし、また起こさないことが人為的に可能なのです。
 茂木清夫元地震予知連会長は、昨年9月、その専門的立場から、浜岡原発の危険性に重大な警鐘を鳴らす論文を英文にて専門誌に発表し、多大な注目を集めております。これは、昨年9月6日付の各党党首宛書簡等で、その危険性を指摘させて頂いた青森県六ヶ所村の再処理工場が、ウラン試験開始後もやはり重大な設計及び施工ミスを立て続けに犯し、地元で大問題になっていることと併せて国際的に注目され始めております。今後、国際場裡でも論議の対象になっていくものと思われます。
 地震大国であり津波大国でもある日本が、世界第三位の原発大国であることが、今ほど異常に映ずる時はありません。特に当面の最大の課題である浜岡原発対策如何は、政治に対する国民の信頼を左右するものになると信じます。
 世論は確実に目覚めつつあります。何卒各党におかれましては、早急に国民の安全を確保するために一層ご尽力くださいますよう、心からお願い申し上げます。
                                             敬具
追伸  今年3月末、カリフォルニアのサンタ・クララ大学で「OBサミット」(創設者・福田赳夫)のハイレベル専門家会合が開催されますが、私もこれに出席の予定です。同会合用に準備した資料をご参考までに同封させて頂きます。 
 

朱理ちゃん、山形から、岐阜・大阪・京都へ。

建仁寺の龍
先週末は岐阜に行ってきました。木曜日の夜行バスで名古屋に行き、名古屋から大垣市まで電車、大垣市からレンタカーで移動。面接をし、大垣市を散策ののち京都へ向かいました。義兄から大阪でごはんを食べようと言われ、京都を通り越して大阪へ。大阪のじゃんじゃん横丁で食い倒れツアーをしてきました。2度づけごめんの串カツや寿司、タマゴサンド、締めにラーメンと計7件の梯子をし、我ながらよく食べて呑んだなと思います。            京都では辰年にちなんで建仁寺に行って天井の龍を拝み、建仁寺近くの 祇園きななで、できたての、きなこアイスを食べました。食べてばっかりですね。京都からはまた夜行バスで帰って来ましたが、ずーっと座りっぱなしで腰が痛くなってました。疲れましたが、すてきな時間を過ごしました。 近々、広島に行こうと思います。

2012年2月13日月曜日

放射性物質(死の灰)は降っていた。


東日本大震災:放射性物質検出、まきの使用控えて 原発事故以降伐採分 など/宮城

県南部の家庭で使用されているまきと焼却後の灰から高濃度の放射性物質が検出されたことを受け、県は  10日、東京電力福島第1原発事故以降に伐採されたり、屋外で保管していたまきの使用を控えるよう呼びかけた。調査は環境省が福島県に近い県南部の9市町で実施し、まきから1キロ当たり最大730ベクレル(国の指標値40ベクレル)、まきの灰から同5万9000ベクレル(国の廃棄基準値8000ベクレル)が検出された。県は環境省の方針に基づき、原発事故以降に伐採されたまきを燃やした灰について、「ビニール袋に入れ、人が近寄らない場所や土のうなど放射線を遮蔽(しゃへい)できる場所で保管を」と呼びかけている。処分方法は今後、環境省と協議をしながら検討していくという。                 【宇多川はるか】毎日新聞 2012年2月11日 地方版・宮城

放射性物質:切り干し大根から検出 JA新ふくしま回収へ

毎日新聞、2012年2月12日 21時9分 更新:2月12日 21時16分
福島県は12日、福島市の農家で収穫した大根を加工し、市内で販売した切り干し大根から国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える3000ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。市内にあるJA新ふくしま農産物直売所5店で102袋(1袋50グラム入り)が既に販売され、県は販売元のJA新ふくしまに対し、自主回収と出荷自粛を要請した。品名は「干し大根」(千切り)。販売されたのは、1月14日~2月10日、農産物直売所「ここら」吾妻▽黒岩▽清水▽大森▽矢野目の5店。購入者には、食べずに連絡するよう呼びかけている。                                  連絡・問い合わせは、JA新ふくしま直販課(024・553・3657)。【三村泰揮】

2012年2月11日土曜日

奇麗な雪景色が届きました。

地球温暖化の影響で年々雪が少なく成って来てますが、今年は多いし、気温も低いです。パウダースノーが降り、スキーをしたら下手な私でも気持ちよく滑れそう。地吹雪の時は一寸も見えないので、本当に怖いです。  

◈ 大好きな真っ白い雪景色に薄赤い太陽が昇る光景はまるでターナーかモネの作品の様です、特にモネの作品に海の中に小さな船が浮かび、日の出の太陽が輝き、画面全体が深いロンドンの霧に包まれた作品を思い出します、ミコちゃんは、オルセー美術館でその作品を観ていると思います、タイトル/印象・日の出(Imoressin・Soleil Levant)の作品から、印象派と言う言葉が生まれたと言われています。季節は違いますが、日の出の印象は格別の様です。そんな素晴らしい風景の中を散歩するって、寒いけど幸せですね。但し、地吹雪の時は注意して欲しいです ◈

2012年2月8日水曜日

シベリア寒波に襲われる!

先週から中・東欧を中心とした欧州各地はシベリア大寒波に見舞われ Paris も同様に零下の日が続いています、画家のProsi 宅に届いて在る作品( Couleur et Géométrie 展に出品した作品)を日曜日に受け取りに行き、昼食を一緒にしようと奥様のJacqueline から先週電話があり、画家仲間の Bezie 夫 妻、Dubreuil 夫妻、Popet 夫妻等も了解、所が、肝心の日曜日の朝起きたらアトリエの天井窓には雪が積もり外は小雪が降っていました、外は零下、パリジャンの車はスノータイヤを付けている方はほとんど居ませんから、慌てて Jacqueline に電話してパリ郊外のそちらの様子を聞いたら、雪が降っていて道路が凍結しているので今日はどうすると、皆の意見を聞いてと言う事に成り、15分後に連絡が在り、今日は車で来ないで地下鉄で来て後はバスに乗り換えて、皆さん予定通り昼食に来るからと、Bezie からも電話が在り、今日は作品の運搬は出来ないが昼食が用意されているので食べに行こうと、早速、地下鉄の終点で下車、バスを10分待って、予定の時間になんとか13時過ぎに辿り着きました、我々が一番遅い様でアペリテーフを取りながら我々を待っていてくれた感じで楽しい会話、30分後、皆さんでテーブルに着き、美味しいフランスの家庭料理、Jacqueline の手料理です、先ずはサラダ、そして、サーモンを中心にした魚のパテ(ペースト)が出て、白ワインで乾杯! アントレの後はプラ、牛肉を人参、シャンピニヨンで煮込んだもの、それに、ジャガイモを薄切りにして天火に入れて表面をこんがり黄金色に焼いたものと、エピナーを軽く煮た品を添えて、お替わり在りです、ワインは赤に、今日は皆さん車を運転しないので安心してワインを飲んでいました、フロマージュ(チーズ)も5種類出て、最後が、タルトポンム、そしてコーヒを頂き、日曜日と言う事も在り、16時半近く迄ゆっくおしゃべり出来ました、皆さん、Satoru Sato Art Museum に寄贈してくれた、そして、Solidarité Tomé( ソリダリテ・トメ)の義援金を作る為のパリでのオークションにも作品を提供してくれた仲間でも在ります。今日も青空に太陽が昇り気分爽快ですが、外が相変わらず零下、アトリエの天井ガラスには雪が残ったままです。  



2012年2月6日月曜日

白石市ホワイトキューブでの演奏会のお知らせ。

Galerie Grand E'terna の原田さんに誘われてギャラリーの地下展示室でお茶を御馳走に成りながら、他の画家の方達も居て、5人で最近のパリは住みにくく成ったと言う話を聞きながら、日本の話となるとやはり、東日本大震災と福島原発事故の話にどうしても成っちゃいます。Galerie Grand E'terna の事務局長の西川さんとは久しぶり、彼が <F・リスト 200年の祈り> 震災復興支援国際交流演奏会の欧州駐在代表だと初めて知りました、昨年、写真家の高石さんの紹介で友人の矢野さんが出演すると言う事で、パリ・マドレーヌ寺院の震災復興支援国際交流演奏会に伺いましたが、その後、ユネスコ本部での演奏会も企画している西川さん素晴らしい方です。今回、宮城と京都でも演奏会企画しましたのでとパンフを頂き、開催日が3月5日と記されていました、その時期、丁度、仙台に滞在計画、ホワイトキューブでクラリネットの新時代を築いたアラン・ダミアン氏の演奏、又、パリで活躍中のヴァイオリンニスト矢野玲子さんはじめ5名の方が出演する演奏会に駆けつける約束をした所です。皆さんも、是非、宮城県白石市ホワイトキューブ&京都大学百周年時計台記念ホールに駆けつけて下さい。





2012年2月5日日曜日

U・F・O チャンから、早朝の雪風景が届きました。

         聡明な自然界の中で外灯の光だけが輝き、民家がたたずむ、朝日が夜明けを告げる広大な早朝の風景です。


            眩しい日の出の輝きは、同じ岩手県でも海岸線と内陸部では違う空間を見せてくれます。