2022年8月29日月曜日

昨日、中田生涯学習センター企画の<大人の幾何学絵画教室>無事、終了しました😊

1日目(8月27日)は9時30分にセンターに到着、制作テーマは<直線と構成>、紙に鉛筆デッサン(用意された鉛筆は5Hから8B迄使用可能)、直線の説明を説いて、10時から15時迄にほとんどの方が完成。デッサンを早く終えた人はキャンバスにジェッソ塗りを始めた方も居ました。その後、希望者と友の会の役員の方々で安永寺の襖絵を見学、同時に安永寺境内に設置されている無常響の作品を案内して解散しました。2日目(8月28日)はキャンバスにマスキングテープを使った技法での制作。私は7分程遅れてしまい、既に、粕谷さんがテープとメデイーム・マットの使い方の説明が終えた所でした。2日目は18時過ぎまで皆さん頑張りました。今回は登米市以外から仙台市から2人、栗原市から2人の参加者が居まして、初めての参加者は5名、馴染みの方から初めてお会いする方々と楽しい制作の時間をご一緒させて頂きました。デッサンは既に初日の内に完成して居ましたが。キャンバスに描くアクリル絵の具の制作は2日目で完成させた方が3人、残りの方は 9月2日迄提出して頂いて、その後、3階の市民ギャラリー展示室に展示される計画です。今日は残りの制作の為に、髙橋さん、優太君、中嶋先生が来て居ますと粕谷さんからメールで写真を送信して頂いた時に書かれて居ました。

2022年8月27日土曜日

56年前の私の描いた模写の絵を見せて頂きました。

 なにせ、私がパリに留学する前の話、東洋美術学校の学生時代、学校の模写の課題提出で、20歳の時に描いたグレコの模写。古い絵と言うのか😵‍💫😱 もう、どこかに消えて居たと言うか、古いモノですから捨てたと思い込んで居た私の絵を見る事が出来ました。大切に保管して居た方は地元、石森の応援者で、中田町サトル後援会や現在、Satoru Sato Art Museum友の会の会員として私を支えて下さって居る仲間の一人、佐々木 忠逸さんでした。これまで、毎年お会いして居まして、夏川芸術橋の清掃や出版記念パーテーや後援会の歓迎会等、いろんな所でお世話に成って居る方ですが。これまでコレクションに関しては何も言わずに。今回、初めて、サトルさんのサインが欲しいのでと言われて。実はサトルさんの絵にサインが無いのでサインを入れて欲しいと言われて懐かしい絵に再会出来ました。多少、画面は傷んで居ましたが、恥ずかしいと言うか懐かしいと言うか。20歳の時はヤンチャで(今も成長して居ませんが😱)制作した当時の学生時代を思い出す事が出来ました。学校の課題ですから、お見せするモノでは無いのですが、懐かしく・・・写真を載せてみました。20歳と言えば、50年前の出来事 です🤩🙏 

2022年8月20日土曜日

岡嶋レポート・2019 W杯・備忘録 143

                                             2019 W杯・備忘録 143

  二連戦 〜
 
ラグビー・チャンピオンシップ、第2節が終わってどのチームも11敗。では、対戦したRSANZARGAUS、どちらが強いのだろうか? そして、対戦していないチーム同士の優劣はどうなのだろうか?
ホームページを見てみると、「STANDINGS」として以下の表が出ていた。
 
 
P
W
D
L
PF
PA
TF
TA
TB
LB
+/-
BP
Pts
1ARG
2
1
0
1
74
58
  9
  7
1
0
16
1
5
2AUS
2
1
0
1
58
74
  7
  9
1
0
-16
1
5
3RSA
2
1
0
1
49
45
  4
  5
0
0
  4
0
4
4NZ
2
1
0
1
45
49
  5
  4
0
0
-4
0
4
 
なるほど、序列・順位をつけるとこうなるのだ。リーグワンをはじめ多くのところで採用されているように㈰勝ち点制 ㈪トライ由来と一定得点差内の敗北での「ボーナスポイント」付与 ㈫勝ち点が同数の場合の得失点差 で順位付けしている。これになにほどの意味があるのだろうか?
そもそも、昔のイングランドラグビー界は順位を付けることを嫌悪していた。だから、選手権を否定していた。(一期一会の?)対抗戦がラグビーの本質だとしていた。こういう考えは、アマチュアリズムとともに「アナクロ」なのだろうか。ただ、原点回帰というか、あらためて、こういう視点から現在のラグビーのあり方の「歪み」を検証することも必要な気もしている。
とはいえ、面白い「サーカス」を求める一観客としては、実に興味をひく情報であることも否定できない。顧客満足度を高める、悪いことではないのだろう、現代においては。
 
TEAM STATS」では、次の10項目について順位付けがされていた。
 
 
     1
     2
     3
     4
Tries
   ARG
      9
   AUS
      7
   NZ
      5
   RSA
      4
Clean Breaks
   ARG
     11
   RSA
     10
   NZ
      9
   AUS
      8
Carries
   AUS
    211
   NZ
    210
   ARG
    160
   RSA
    158
Meter Carried
   NZ
   1499
   AUS
   1406
   RSA
   1342
   ARG
   1064
Defenders
Beaten
   NZ
     48
   AUS
     44
   RSA
     26
   ARG
     23
Lineouts won
(%)
   ARG
     93.1
   AUS
     89.3
   NZ
     84.6
   RSA
     81.8
Offloads
   NZ
     23
   AUS
     14
   ARG
     12
   RSA
      9
Scrums won
(%)
   RSA
     93
   AUS
     82
   ARG
     79
   NZ
     70
Rucks won
(%)
   ARG
     95
   NZ             RSA
     93              93
   AUS
     91
Yellow Cards
全チーム:1
 
一番意外だったのは、「Lineouts Won」の項でRSAが最下位ということ。NZがよかったということなのか、それとも、RSA手の内を見せないようにしているからなのか。
 
試合ごとのスタッツで「Lineouts Won」の項を見てみると次のとおりであった。
                                  (単位:%)
 
   RSA
   NZ
   ARG
   AUS
 第1
    87.5
    87.5
    93.3
    94.1
 第2戦
    76.5
    80.0
    92.9
    81.8
 
2戦のRSAの不出来 or NZの優位性の表われなのだろうか? 第2戦は第1戦の分析が反映される。とすると、NZの分析力が優れていたということなのだろうか?
 
ちなみに「Scrums won」の項は次のとおりであった。
                                  (単位:%)
 
   RSA
   NZ
   ARG
   AUS
 第1戦
   100
    80.0
    83.3
    71.4
 第2戦
    75.0
    60.0
    75.0
   100
 
ラインアウトに比べるとスクラムは回数が少ない。したがって、「Won」の比率も振れ幅が大きくなるということなのだろうか。
 
解説でよく出てくるペナルティの数は次のとおりであった。
 
 
   RSA
   NZ
   ARG
   AUS
 第1戦
     7(1,0)
    12(0,0)
    14(0,1)
    16(0,0)
 第2戦
     7(0,1)
    12(0,1)
     9(0,0)
    13(0,1)
(注) ()内の最初の数値はイエローカード、次の数値はレッドカードの数で内数
 
RSANZ、第1戦・第2戦、同数である。たまたまなのであろうが… ARG/AUS第1戦、主審:アダムソン(SCO)の癖にある笛に両チームが翻弄されていた気がする。何試合か彼の吹いている試合を見ていると、癖はある(=ほかの人の笛とは違う)けれども彼なりの「一貫性」はあるように見える。とすれば、分析力・適応力が試されるレフリーということになるのだろうか…ちなみに、7月9日(土)FRA20-15JPNの笛も彼。両チームのレフリー対応力は優れていた。
 
対戦相手が変わる第3節・第4節、第5節・第6節、これらの数値がどう変化していくのか楽しみである。
 
令和4年8月27
 

2022年8月16日火曜日

京都五山送り火、大文字焼き

京都五山送り火、お盆の精霊を送る行事、大文字焼きは直前に凄い夕立が在りましたが何とか、東山に大、松ヶ崎に妙・法、西賀茂に船形、大北山に左大文字、嵯峨に鳥居形が3年ぶりに全て点火されました。娘の家から真向かいです。と、黒木さんより写真を贈って頂きました🤩。 


2022年8月15日月曜日

岡島レポート・2019 W杯・備忘録 142

2019 W杯・備忘録 142
   〜  紙一重 〜
 
先週末(2022813日)のRSA/NZ、実に面白い試合だった。NZ:テストマッチ三連敗・直近6試合で5敗・WRランキング5位、という有史以来「初」の弱いNZRSAが聖地・ヨハネスバーグで迎え撃つ試合、おそらくかなりの人がRSA有利と見ていただろう。ところが、ラグビー!「下駄を履く」までわからない…
結果はNZ4T3G3PG35-232T2G3PGRSA
 
NZ:強いから勝ったのか、勝ったから強いのか…
 
試合が終われば一つの事実:実際の起こった出来事の連鎖だけが記録される。そして、試合結果:得点・失点・得点差が残る。12点差、4トライ対2トライ、NZが圧勝した。しかし、圧勝だったのだろうか?試合中、起こりえたことは無数にある。「たられば」を語っても意味がないのかもしれないが…紙一重のせめぎ合い、そこで何が起こったのか?
 
この試合のハイライトは、66分:NZ・ボーデンバレットにイエローカードが出され・それで得たPGRSAが決めて・逆転(この試合初めてリード)・数的不利に陥った絶体絶命のNZ、が次に得点(トライ)したのはNZ、この10分弱に凝縮されるのだろう。あそこで試合が決した。NZ14人が15人のRSAを破り、オールブラックスを救った…流れが変わった劇的瞬間だった。
 
では、この試合、どんな「流れ」があったのだろうか?
試合開始から20分余、流れが定まらず、無得点で過ぎていった(=どちらも決定機がありながら決めきれなかった)。
そして、24分〜36分にNZ15点(1PG・1T・1TG)を挙げている。堅守を誇るRSAがこんな短時間に大量点を奪われるなんて… RSAにとって「魔の時間帯」。何があったのか?
その後、覚醒した(?)RSAが得点し15-10NZリードでハーフタイム。
後半もRSAの流れ。でありながら、TMO3回、いずれもRSAに不利な判定への差し替え。
47分:NZ・ラックでのPに対して笛。TMOで笛の後にRSA8NZ9にタックルしたとして判定が覆り、RSAPに⇒NZPGを決めて18-13に。
51分:RSA13のトライを視認して笛。TMOでトライ前にタッチラインを踏んでいたことが確認されトライ取り消し。NZのラインアウトで再開。
55分:RSA11のトライを視認して笛。TMOでトライ前の攻防でRSA9のオブストラクションが認定され(前半6分のNZのオブストラクションの方が「はっきりした」オブストラクションであったにもかかわらず、これは見過ごされた)RSAPNZPGを決めて21-13に。
その直後のRSA・キックオフからRSAがトライ・ゴールし・点差を詰め、67NZP(イエロー)⇒RSAPGを決め逆転。
というRSAの時間帯(良い流れ)があった。
 
両チームの選手・スタッフがどう考えているのか興味深いのが、5053分の攻防。NZ3連続P、レフリーからキャプテンに警告が出された。この流れの中でRSA、得点できない。ある意味で、NZが実に効果的なPを意図して繰り返すことにより失点を防いだ!?
 
取れるとき・取るべきときにきちんと得点しておかないといくら強いチームでも負ける。逆に言えば、どんなことをしても得点を取られなければ勝機は見いだせる。
 
「負けに不思議の負けなし」。NZの勝因は、いくつも挙げられる。RSAの敗因も、いくつも挙げられる。そのうちの一つがメンバー選定。RSAは第1戦の楽勝を受けて、第2戦では先発メンバーを何人か変更した。このメンバーが機能しなかった。リザーブ8人の投入時間が如実にこれを表している。(上段:交代時間、下段:交代ポジション)
 
RSA
 
  16
  17
  18
  19
  20
  21
  22
  23
1
  55m
   2
  40m
   1
  50m
   3
  75m
   4
  46m
   5
  49m
   7
   1m
   9
  79m
  13
2
  32m
   2
  35m
   1
  51m
   3
  50m
   5
  35m
   8
  51m
   6
  77m
   9
  10m
  14
(注)第1戦・22、第2戦・23はケガによるもの。
NZ
 
  16
  17
  18
  19
  20
  21
  22
  23
1
  55m
   2
  62m
   1
  49m
   3
  72m
   5
  55m
   6
  70m
   9
  53m
  15
  62m
  13
2
  56m
   2
  55m
   1
  55m
   3
  78m
  13
  60m
   6
  77m
   9
  61m
  11
  69m
   7
 
2戦・RSAだけに前半での戦術的交代(128、いずれも第1戦は出ていない)。RSAと言えども、うまく機能しない選手がいれば勝てないということなのだろうか。
 
なぜ機能しなかったのか?RSA・第2戦・2番先発はドゥエバ(仏・ボルドー所属の選手)。仏リーグで大活躍してRSA代表に選ばれた。試合前の表情からもその緊張感がうかがえた。NZのキックオフで始まった試合。RSAがキャッチしてRSA9がボックスキック、これをNZがノックオンして0分にファースト・スクラム。このスクラムでドゥエバ「ブレーキ・フット」の反則を取られNZにフリーキックが与えられる。「ブレーキ・フット」、たまに取られているのを見ることがあったが、よりによってこんな場面で(この試合では、NZ26分、RSAゴール前のスクラムで取られている。同日行われたARG/AUS戦でもARG21回取られている。「ブレーキ・フット」撲滅日なのか!?)この試合の主審はピアース(ENG)、おそらく現時点ではW杯決勝ラウンドに最も近いレフリーの一人。不意打ちを食らったドゥエバ、本来の力を発揮できなかった。神は細部に宿る…
 
いろいろな思いがよぎる試合であった。
 
NZのラインアウト(・モール)のディフェンスが改善された!? 手元集計のNZP11回。そのうち、6回はラインアウト由来。どうなのだろうか?
 
それにしても、強いのはどちらなのだろうか?そして、W杯で勝ち切れるのはどちらなのだろうか?
 
( 参考-1 )
2022-8-13 NZ/RSA経過表
二列目:NNZの得点経過
三列目:RRSAの得点経過
四列目:NPNZP
五列目:RPRSAP
Pのうち「R+」はマイボールラックでのP、「R-」は相手ボールラックでのP
G-」はPGを狙い外したもの。
 
前半
3
4
11
14
20
23
27
32
36
38
N
 
3
8
15
R
 
7
10
NP
 
 
L
 
L
 
 
 
 
S
RP
R-
R-
 
S
 
Os
 
 
 
 
 
3分:RPR15にイエロー
 
後半
41
43
47
50
51
53
56
58
62
66
70
71
78
N
 
18
21
28
35
R
 
13
 
20
23
NP
L
F
 
L
L
L
 
 
S
F
S
 
 
RP
 
 
F
 
 
 
Ob
 
 
 
 
 
 
 
66分:NPN22(ボーデン・バレット)にイエロー
 
( 参考-2 )
2022-8-13 NZ/RSA KSLPFD
「分」は得点時間
大文字は勝者 小文字は敗者のボール支配
K:キックオフ
S:スクラム
L:ラインアウト
P:ペナルティ (PG*PGを狙って外したもの)
F:フリーキック
D:ドロップアウト (D*はゴールライン・ドロップアウト)
- :関連するリスタート
 
 
得点
24
27
32
36
41
K s-F-S L p-S-f L D* F l-P-l S-p L L l L L P-l-S p-PG
k T
k L TG
k l tg
K s-P-pg
3- 0
8- 0
15- 0
15- 7
15-10
45
48
56
58
67
73
78
k l-P-l P-pg
K p-L p-PG
k l P-l-P-l-P-l l p-PG
k tg
K s-P-l l P-pg
K L-s-P-l F TG
k l L TG
15-13
18-13
21-13
21-20
21-23
28-23
35-23
 

令和4820