2024年7月11日木曜日

岡島レポート・2019 W杯・備忘録 230

ずいぶん久しぶりに 雀荘に行ったら 混んでいて やがて 満卓に久しぶりに「満卓」という単語に接しました。

〜 M46 RSA/ENG 6 〜
 
いくつかのスタッツを あの準々決勝2試合 NZ/IRE RSA/FRA と 比較してみる。チーム特性とともに 雨の日の試合 という 特殊性もある。
 
(表-1 勝者のポセッション(P)・テリトリー(T))
 
NZNZ/IRE
RSARSA/FRA
RSARSA/ENG
    P
   41%
   37%
   51%
    T
   45%
   40%
   44%
 
RSA/ENG RSAがポセッションで51%。 流石に 雨の日に 相手にボールを持たせる余裕がなかったからなのだろうか? ファレルに 1本 ドロップゴールを決められている。自陣に入られたら 常に 失点の危険がある。とすれば もっとテリトリーを取りたかったのでは… ENG テリトリー:56% 実にいい試合をした証の数字である。
 
(表-2 先発・リザーブ別出場時間・割合 (備忘録221 表-5))
 
NZ
IRE
RSA
FRA
RSA
ENG
1~15
1086 
(92.1%)
1066
(88.8%)
  947 
(79.6%)
1051 
(87.6%)
  925
(77.1%)
1064
(88.7%)
16~23
   93
( 7.9%)
  134 
(11.2%)
  243 
(20.4%)
  149
(12.4%)
  275
(22.9%)
  136
(11.3%)
1179
1200
1190
1200
1200
1200
 
RSA 先発の起用の失敗を 大胆な(早めの)リザーブ投入で 挽回した感が強い。ENG リザーブに いわゆる「インパクトプレーヤー」がおらず≒選手層が薄かった ということなのだろうか… 返す返すも 正フッカーになりかかっていたカーワンデッキ−のケガ・不参加が大きかった。
 
(表-3 ランメーター(RM)・キックメーター(KM)(備忘録223 表-1)
 
   NZ
   IRE
   RSA
   FRA
RSA
 ENG
RM
  467
   633
   424
   524
  190
  236
KM
   878
   696
   736
   770
  837
  961
RMKM
  1345
  1329
  1160
  1294
1027
1197
KMの割合
   65.3%
   52.4%
   63.4%
   59.5%
81.5%
80.3%
 
雨の中 キッキングゲームになる=キックメーターが多くなるのは 想定内。こうして並べてみると NZのキックメーター この試合のRSAを上回っている。NZが 蹴り続けたイメージは まったくないのだが キックで陣地を的確に確保していった ということなのだろう。
 
(表-4 パス回数・キック回数 割合・比 (備忘録223 表-2))
 
  NZ
  IRE
  RSA
FRA
RSA
ENG
パス回数
  137
  325
   82
156
  67
  78
キック回数
   33
   20
   27
  24
  29
  41
  計
  170
  345
  109
180
  96
119
キックの割合
   19.4%
    5.8%
   24.8%
  13.3%
  30.2%
  34.5%
P/K
    4.2
   16.3
    3.0
   6.5
   2.3
   1.9
 
雨の日 キック回数が増えるのは 想定内。それでも 晴れの日のNZよりも 雨の日のRSAは 少ない。
 
(表-5 リスタート機会数 ・キックオフ(K)スクラム(S)・ラインアウト(L)・ペナルティキック(PK)・フリーキック(FK)・ドロップアウト(DO))
 
NZ
IRE
RSA
FRA
RSA
ENG
K
   5
   7
   6
   6
   6
   5
S
   5
   -
   7
   6
   6
   5
L
   8
  15
   5
  12
  19
  10
PK
   9
   9
   5
   6
  10
   8
FK
   1
   2
   -
   -
   2
   3
DO
   3
   3
   1
   1
   -
   1
 計
  31
  36
  24
  31
  43
  32
 
ENG 意図してタッチに蹴りだしていた。RSAのラインアウト 恐れるに足らず! ENG ある種「地力」のあるチームだった。HC・ボースウィック 次回大会の成績いかんでは 世界的名将に 祭り上げられる可能性が十分にある。
 
 
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622日(土)に行われた フランスTOP14準決勝 ボルドー=べグルが 22-20で スタッドフランセを下す。日本代表選手・タタフは 先発出場し 60分で交代。Midol
の評価は「5」。疲れが 蓄積している感じがした。
 
 628日(金)21時キックオフ(現地時間)の決勝は 残念ながら トゥルーズに 59-3と 大敗した。タタフ 先発 開始早々に 少し不運なイエローをもらうなど 輝きはなし… Midol の評点は「4」(チーム内の平均値でもある)。これで シーズンが終わった。この試合に出場した フランス代表選手は 今夏の代表遠征に 招集されない=休みを取る・取らせる。さて タタフ 戻ってきて・代表戦に 出場するのだろうか?
 

令和6629 

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