2011年4月2日土曜日

やっと、佐藤久一郎さんからメールが届きました。



メールありがとうございました。元気で生きています。 地震の被害はさほどありませんでしたが、津波によって志津川の町が壊滅しました。私も残念ながら志津川の自宅、会社、アパート等全て失いました。 家族は無事でしたが多くの友人知人を失いました。 松島の伊達政宗歴史館も津波によって一階が被害を受け、復旧作業にあたっています。松島に観光のお客様をお迎えできるように、今月末を目標に頑張っています。


佐藤久一郎
 ◉
昨年の10月、東京の友人・岡島正明さんが Satoru Sato Art Museum に来館された時、南三陸町の観洋で、志津川 出身の、松島の伊達政宗歴史館館長の佐藤久一郎さん、県議の高橋長偉さん、芳賀文蔵先輩、南方の阿部幹男さん、佐藤啓一さん、千葉吉美さん、中田の佐藤寿彦(兄)と一緒に海の幸一杯の美味しい食事をしながら農林水産のお話しを聞いて勉強した事が在りました、翌日の朝早く、朝日が奇麗だと芳賀先輩に言われて太平洋に登る太陽を眺めた事を思い出します、静かな波に朝日がキラキラ輝き、島々が朝霧に優しく囲まれた幻想の中を露天風呂から眺めるのはまるで夢の世界、清々しい自然界で心が癒され、波の音は大きな空間を被い囲む様に静かでそれで居て自然の強さを心体に感じさせる空間、その時、志津川出身の芳賀先輩からあの手前に見える奇麗な島は久一郎さんの島で、長偉さんの家はあっちでと、この町の土地を両家で持って居た大地主とお話を聞きながら、静かな風景を眺めた記憶が昨日の様に思い出します、その5ヶ月後、大津波が町を襲い、久一郎さんや長偉さんの持っている奇麗な島も傷んだのではと、それよりも、久一郎さんからのメール、志津川の自宅、会社、アパート等全て失い、多くの友人知人を失った、と聞いて心が痛みます、ショックから立ち直り、南三陸町(旧志津川町)の一日も早い復興を願っています、長偉さんの方も無事だったのかなと、久一郎さん、長偉さん、芳賀先輩は志津川の旧家・由緒在る家柄ゆえに、町が壊滅状態となり、かなりの衝撃を受けているとお察しいたします、(私の親戚の旅館も無くなったと聞いています)、多くの方々の無事を祈りつつ、頑張って、立ち上がって下さい! お願いしますと、心の中で叫んでいます。それにしても、政宗歴史館の津波被害を受けた復旧作業を既に開始して、松島に観光のお客様をお迎えできるように、と聞いて、絶句しました。頑張って居る、立ち上げって行動している方々が居る!宮城は、東北は大きな被害を受けてしまいましたが、悲しみを苦行を乗り越え、より強く、復活すると確信しています。 

0 件のコメント:

コメントを投稿