2011年4月14日木曜日

起きて欲しく無いけど、避難の準備を!願います!


余震は正断層型、今後も活発=引き波、スマトラ沖より巨大—東北大

時事通信 4月13日(水)22時54分配信
東北大は13日、東日本大震災を分析した緊急報告会を仙台市内で開き、3月11日の本震と4月11日に福島県南部で発生した余震は地盤の動きが正反対だったと説明した。沈み込んでいた海側のプレートが滑り落ちたことで、陸側プレートへの圧力がかからなくなっているといい、今後もプレート間地震のほか、陸や海のプレート内で発生する恐れがあるという。
また、複雑に入り組んだリアス式海岸の影響で、引き波はマグニチュード(M)9.1を記録した2004年のスマトラ島沖地震の津波よりも大きかったとした。
東北大大学院理学研究科の海野徳仁教授は、3月11日の本震は逆断層型、4月11日の余震は地盤のずれる方向が逆の正断層型だったと説明した。今後の余震でも、エネルギーのバランスを取るために異なる地震が誘発されることがあるといい、M7クラスの余震が続くと考えられるという。
スマトラ沖地震では同じプレートの境界で3カ月後にM8.6の大地震が発生しており、千葉県沖や青森県沖でも連鎖的な地震が発生する可能性があると警告した。 


震源域東側でM8級、早ければ1か月内…専門家

読売新聞 4月14日(木)3時15分配信
東日本大震災の震源域の東側で、マグニチュード(M)8級の巨大地震が発生する可能性が高いとして、複数の研究機関が分析を進めている。日本海溝の東側で海のプレート(岩板)が引っ張られる力が強くなっているためで、早ければ1か月以内に津波を伴う地震が再来する危険がある。
M9・0の東日本大震災は、押し合っていた海のプレートと陸のプレートの境界面が破壊されて起きた。そのため周辺の地殻にかかる力が変化し、東日本全体で地震が誘発されている。
京都大防災研究所の遠田晋次准教授(地震地質学)は全地球測位システム(GPS)の測定データから、海のプレート内部で引っ張られる力が強くなっていることを突き止めた。明治三陸地震(1896年)の37年後、昭和三陸地震を起こしたメカニズムと共通しているという。「今、昭和三陸規模の地震が起きると、仙台市で10メートルの津波が押し寄せる計算になる」と言う。

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