2024年8月31日土曜日

岡島レポート・2019 W杯・備忘録 239

初めて 体験するような台風の ノロさ    20年近く住んでいるマンションのエレベーターが 水浸しで 一時 使用不能になりました。 これも「初体験」どんなときも「不要不急の外出をしないこと」 なんですかね
2019 W杯・備忘録 239
〜 M48 RSA/NZ 7 〜
 
W杯直前 Midol紙での バーンズさんのロングインタビューを読んでいたせいか バーンズさんの心理状況も興味を持ってみていた。
テレビ画面で見ていると明確に見えたノックオンを、バーンズさんが確信をもって「No knock on」と三回言っている。おそらく、最初の二回はアシスタントレフリーからの、三回目はTMOからのレポートに対してのものだった、と思われる(ある意味、特筆すべきは、両チームの全選手が一切セルフジャッジせずに、黙々とプレーを続けていること)。ということは、バーンズさんはあのシーンを目視していて(≠ブラインドになって見えなかった⇒アシスタントレフリーの判断に従う)、「No knock on」と確信していたのだろう。人間・バーンズの心理状況がどうだったのか?
 
TMOの介入でトライキャンセルになったことについて、試合直後からNZで「3フェーズ以上経過していたからTMOの介入は無効」という主張がなされている、とMidolでは報じられていた。
この件に関して 久保修平さんが ラグマガ9月号で 次のように解説している。(ラグビーマガジン20249月号「教えて、久保さん!ルールの疑問」(抄)(p130))
TMOのプロトコル(運用規定)では、さかのぼってチェックするのは2フェーズ以内までということを基本にしています。何十フェーズも戻って判定できるわけではなく、4,5フェーズ前に明らかなスローフォワードやノックオンがあったとしても、プロトコルの原則上はTMOがチェックすることはできません。ただ実際には、3フェーズ以前のプレーをTMOでチェックすることがしばしばあることも事実です。昨秋のW杯でもありましたが、これはTMOのプロトコルの範疇を超えた例外的なパターンであり、判定としては正しかったかもしれませんが、TMOの運用法としては正しくなかったということになります。』
 
あのシーンを・テレビ画面で・ライブで見ていた時は、『バーンズさんは、前半のNZに対するレッドに対する「贖罪」のため、and/or、両チームのバランスを取るために、NZに有利な笛を吹いていた』、と感じていた。
だが、大会後に出版されたバーンズさんの自伝(これは、以前も触れたが、すごく率直かつ詳細に書かれていて、好感度大の内容である)を読んでいると、バーンズさんのNZへの親近感・エラスムスRSAに対する嫌悪感が、これまた、率直かつ詳細に書き込まれていて(もちろん 読者の受け止め方次第だが…)、『バーンズさんがpolicemanではなく、影の演出者として・魂のある人間(=RSAは優勝にふさわしくないチーム)として、あの決勝戦を吹いていたのでは』、と思い込むようになった。
だから、TMOの映像を見た瞬間に、バーンズさんは、ノックオンとともに、その原因となったRSAの違法なチャージを瞬時に「発見」して(TMOはノックオンがあった、としか言っていない)、瞬時にトライキャンセル・RSAPを宣告したのだろう。お見事!
 
P(ラインアウト・キャッチャー㈬が着地する前に4が㈬の腕を押さえる⇒㉀のノックオンを誘発している) これまた ゴールを狙える位置だったが pk・㈹:TK
 
55分 選手交代 NZ:㈮・フリゼル ⇒ ㈶・ホワイトロック
 
l・㈭(3/5)モールを形成しかかるがサックされる→㉀が前進・9が下にタックル・4が止めて・16が㉀の手の内のボールに手をかけ・㉀がノックオン・9がボールを保持し捕まる⇒「笛」㉀のノックオン:RSAボール・スクラムを指示
 
AR:カーリーがバーンズさんに「16は膝をついてプレーした=P」とアピールし、バーンズさんが追認。こんな奇妙なP、見たことない。スローで見返してみても、16は膝をつく前にボールを奪っている。仮に、「寝てプレーしてはいけない(これはラグビーの基本原則)」を厳格に適用するのであれば、後半早々のRSA12NZゴール前でタックルされ・タックルし寝ていたNZ㈹と㈾がインゴールに運んだシーンにこそ適用すべき… レフリー団の歪んだ「執念」を感じる。
それにしても RSA 誰一人 不満げな表情を見せない。驚異的or人間離れしている。興味深いのは、バーンズさんが「エラスムスが就任して以来、RSAの選手が感情を表に出さなくなってきた(=バーンズさん的には、陰気になってきた)。よくないことだ」というような感想を書いている。
 
Ppk・㈹:TK
 
56分 イエロー・シンビンの6・コリシがピッチに戻る = 15人対14人の戦いに
 
l・㈬(2/5)・モール揉み合う(1stopのコールの後 RSAP(内容不詳) AD)・㈷→㈹→㈺・r・㈷→㈬・r・㈷→㈫・r・㈷→㉀・r・㈷→㉂→㈹→㉃→㈾:左隅にトライ
 
㉂のゴールは外れる。RSA1114がチャージに走り出るが はるかに及ばず。準々決勝:RSA/FRAのあのコルビのチャージダウンは何だったんだろう…
 
58分 RSA 12-11 NZ      (第2試合とすれば RSA 0-8 NZ
 
令和6831

0 件のコメント:

コメントを投稿