赤ん坊と隠居には 夏休み(という概念)がない…
2019 W杯・備忘録 236
〜 M48 RSA/NZ 4 〜
それは 26分33秒のラインアウト・スローではじまり 26分42秒の「激突」 27分46秒のノックオンの「笛」 直後のTMOの介入を経て 28分24秒 イエロー・バンカーが 高く掲げられた。
p=PK・10:TK〜
L(2/5)・RSAムーブして5に合わせるもマンツーマンで張っていた㈬がスチール(RSAのスロワーが素人・フーリー(たまたま 撮り貯めしてあった2019フランスリーグ・プレーオフ:リヨン/モンペリエの試合を見たら フーリーがリヨンの8番で出場・活躍していてアナウンサーが「元フッカー」と紹介していた)になっていた影響大)→㈷→㉃・r・㈷→㈬→㉂→㈹→㈾:LK〜(NZ(自)陣からのロングキックが伸びすぎ・なぜかバウンドも順目で前に弾み・RSAデッドボール・ラインを越える。㈾追走するもわずかに届かず)
天は NZに 味方せず… 蹴った地点での 相手ボール・スクラムに
S(NZは右フランカーの位置に㈹を入れて組む=バックスのディフェンスが一人足りなくなる)・8→9→15→11:GP〜 NZゴール前5mタッチを割る
相手ディフェンスの人数過少をついた 教科書どおり・グランド幅全体を使った・流れるようなRSAのワイドなライン攻撃
l・㈭(3/4)→㈷→㉀・r・㈷→㉂:TK〜
L・クイック・14→15:DG〜 短くポストに届かず ㈾:LK〜 15→10→11:SP〜 ㈱・r・㈷→㉀・r・㈷→㈫・r(1と16がタックルに入り・一旦手を離し・1のジャッカルが有効と認められ⇒p(㈫のノットリリース)
33分29秒:NZ㈫のノットリリースの笛 ⇒ RSA・ゴールを狙う意思表示 ⇒ 33分35秒 レフリーは 一旦 試合を止め レッドの宣告
試合は 別物になる。
それにしても 「バンカー」制度。 賛否両論 いろいろな意見が出されている。それぞれに もちろん「一理」ある。ただ この試合に関して言うと 仮に「バンカー」制度がなければ このレッドは なかっただろうと思う。というか 確信めいたものがある。毎年 いくつかの試合でのバーンズさんの笛を見・聞き続けた身からすると バーンズさんの微妙な・絶妙な「バランス感覚」が 良きにしろ 悪しきにしろ 事実として 感じ取り続けてきた。
事実としては 被害者・RSA・13・クリエルは 激突直後 すぐに立ち上がり・ディフェンスを(それ以前同様)精力的に行い 笛が吹かれた直後 自チームのスタッフに首周りを確認してもらい 戦列で体を張り続けていた=HIAを受けていない=実害は ほぼ ないに等しい。これは 開始早々のNZ㈮によるRSA2の負傷交代と比べると 同じイエロー・バンカーでありながら 実害という観点から見れば 明らかに 公平性を失している。こんな判断を下すのに 「バンカー」制度を導入する意味があったのか という気もしてくる。
バーンズさんの笛の癖があると感ずる感覚からすると レッド宣告後のバーンズさんの「笛」は 必然的に RSAに厳しく・NZに甘くなる。そういう確信の下 テレビ画面のライブ中継を 見続けた記憶が 鮮明に 蘇ってくる。
もちろん 世界中の多くの人びとと同じく バーンズさんが 世界最高の「うまい」レフリーであって この決勝戦を吹くのに 「余人をもって代えがたい」ということも 確信し続けてきたし 今も そう確信している。
令和6年8月10日
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