2024年8月3日土曜日

岡島レポート・ 2019 W杯・備忘録 235

 老犬の避暑のお供で 八ヶ岳に きています       暑さ知らず 汗知らず 快適です

                                   2019 W杯・備忘録 235
                            〜 M48 RSA/NZ 3 〜
 
前半20分 NZの勢いを感じる時間帯 勢い・流れの変化は 人智を超えている。
 
S・(8の足下のボールを9 一旦 落とすも レフリーは「ノック・バック」と叫んで ゲーム続行。笛が吹かれた後の映像を見て 英語版解説者は「ノックオンだ!Oh No No No!」と絶叫している。たしかに どう見てもノックオンそのもの。ただし、7分この試合のファーストスクラム(NZボール)でも ㉀がスクラム内のボールを落としたが やはり「ノック・バック」と叫んで ゲームは続行された。バーンズ固有のノックオン解釈。その点での 一貫性はある!?) 912KP〜 キックが不正確・14に合わず・ワンバウンドしてタッチに出る。
 
l㉀(2/7)タップ・㈷→㉂→㈹・r・㈷→㈫・r・㈷→㉀・r・㈷→㈭・r・㈷→㉂:HP〜 (NZ45m付近から20m前へハイパント 落下点に12144と㈹・㉃がいるが 誰も触らず(触れず)バウンドする) 15タッチに押し出される
 
l㈮(5/74がスチール→7R9BK~ ㉂→㈾・r・㈷→㈰・r・㈷→㉂→㉃・r16がターンオーバー Pでもおかしくないギリギリのプレー)・910LK〜 ㈱:LK〜 15TK
 
l㈬(2/54がコンテストし 両者触れずボールは流れる 4オブストラクションのP
 
Ppk・㈹:TK
 
l㈮(5/6)に合わせるも スローが高すぎて・触れず・ボールが流れ・RSAボールに 12→ パスミス・2バウンドで13の胸に 一旦左にラン・180°回転して・㈯と激突・R(コリシ レフリーにアピール)・98R9BK〜 ㈱→㈾→㉃・r・㈷→㉀・r・㈷:BK〜 10R95ノックオン「笛」
 
TMOからファールプレーのレポート・映像確認・㈯にイエロー・バンカー
 
それにしても なぜ あの位置で・13と㈯が正面衝突したのか?
まず言えることは 相手陣22m内のマイボールラインアウト=絶好の得点機 NZがラインアウトに並ぶ人数「6人」を選んだこと + ㈯がレシーバー(通常 スクラムハーフがいるところ)の位置にいたこと ⇒ ボールがラインアウトを超えて流れた時に ボールに近いポジショニングだったこと 
 
そして NZのスローが高すぎて㈮の手が届かず・ボールが流れたこと=スローミス 最初にボールに触れたRSA12がパスミス(自陣22m内の大ピンチの場面で なぜ 自らがボール保持して・相手にぶち当たり・ラックを形成することを選ばずに パスを選択したのか)=両チームのミスの連鎖。禍福は糾える縄の如し…
 
辛うじてボールを確保したRSA13がボール保持・ランを選択し(くどいようだが そもそも12が ボール保持・ランを選択していれば あんなことは起きなかった)・対面のNZバックス陣がディフェンスに来ていたのでFW方向へラン・そこには ラインアウトに並んでたNZFWが壁を作っていたので 180°旋回 
 
レシーバーの位置にいた㈯は ラインアウトを抜けたボールに一番近いプレーヤーでもあり まず ラインアウトを流れたボールを追いかけるも 12のパスには追い付かず・13の前には味方BKが上がって来たので・13の背中を追いかけていたら・急旋回してきた 
 
それにしても ラインアウト。マイボールラインアウトは 並ぶ人数・投げ入れる場所(「的」)を選択できる。NZボールラインアウト あの準々決勝NZ/IREでは 8回機会があり 一度もスローミスがなかった
 
(表-1 M41 NZ/IRE NZボールラインアウト)
時間
原因
位置
/並んだ人数
レシーバー
   1
相手PPKTK
  N・38
  6/7
スミス
   3
相手PPKTK
  I・24
  2/5
ケイン
  10
相手パスミス
  N・10
  3/4
スミス
  18
相手PPKTK
  I・41
  3/4
スミス
  32
50:22
  I・7
  2/7
スミス
  48
相手PPKTK
  N・45
  4/5
ケイン
  52
相手PPKTK
  N・39
  2/4
スミス
  74
相手を押し出す
  I・38
  3/6
パパリ
(注)位置は、どちらの陣地か・ゴールラインからの距離(目分量)
 
あらためて 驚くのは IREが 一度もタッチキックを蹴っていない≒NZラインアウトを恐れていた!? 
相手陣22m内に入った時(32分)は 7人で並んでいる。
 
それに対して RSAは NZラインアウトを恐れていない。このラインアウトが NZにとって 9回目のラインアウト。IRE戦は 80分で 8回だったラインアウト機会が この試合では 26分で 9回目。
相手陣22m内に入っての最初のラインアウト(24分)は 7人で並んで相手にスチールされている。二度目のチャンスの機会 6人で並んだ。賢明な選択!?
 
(表-2 M48 RSA/NZ 26分までのNZボールラインアウト)
時間
原因
位置
/並んだ人数
レシーバー
   0
相手TK
  N・49
2/5
スミス
   0
相手TK
  N・49
  4/7
スミス
  13
相手ノックオン
  R・48
  クイック
 
  14
相手PPKTK
  R・24
  2/5
ケイン
  20
相手TK
  R・45
  2/5
ケイン
  22
相手TK
  R・43
  2/7
スミス
  24
相手を押し出す
  R・20
/7(相手スチール)
スミス
  25
相手TK
  N・48
/5(相手P
スミス
  26
相手PPKTK
  R・20
/6
ケイン
 
わずかなことの積み重ねで とんでもないことが起きる 「たられば」を言い出せば キリがないけど 起こったことが 「必然」だとも 思えない。
ともかく 人智を超えている…
 
令和683

0 件のコメント:

コメントを投稿