老犬の避暑のお供で 八ヶ岳に きています 暑さ知らず 汗知らず 快適です
2019 W杯・備忘録 235
〜 M48 RSA/NZ 3 〜
前半20分 NZの勢いを感じる時間帯 勢い・流れの変化は 人智を超えている。
S・(8の足下のボールを9 一旦 落とすも レフリーは「ノック・バック」と叫んで ゲーム続行。笛が吹かれた後の映像を見て 英語版解説者は「ノックオンだ!Oh No No No!」と絶叫している。たしかに どう見てもノックオンそのもの。ただし、7分この試合のファーストスクラム(NZボール)でも ㉀がスクラム内のボールを落としたが やはり「ノック・バック」と叫んで ゲームは続行された。バーンズ固有のノックオン解釈。その点での 一貫性はある!?) 9→12:KP〜 キックが不正確・14に合わず・ワンバウンドしてタッチに出る。
l㉀(2/7)タップ・㈷→㉂→㈹・r・㈷→㈫・r・㈷→㉀・r・㈷→㈭・r・㈷→㉂:HP〜 (NZ45m付近から20m前へハイパント 落下点に12・14・4と㈹・㉃がいるが 誰も触らず(触れず)バウンドする) 15タッチに押し出される
l㈮(5/7)4がスチール→7・R・9:BK~ ㉂→㈾・r・㈷→㈰・r・㈷→㉂→㉃・r(16がターンオーバー Pでもおかしくないギリギリのプレー)・9→10:LK〜 ㈱:LK〜 15:TK〜
l㈬(2/5)4がコンテストし 両者触れずボールは流れる 4オブストラクションのP
P=pk・㈹:TK〜
l㈮(5/6)に合わせるも スローが高すぎて・触れず・ボールが流れ・RSAボールに 12→ パスミス・2バウンドで13の胸に 一旦左にラン・180°回転して・㈯と激突・R(コリシ レフリーにアピール)・9→8・R・9:BK〜 ㈱→㈾→㉃・r・㈷→㉀・r・㈷:BK〜 10・R・9→5ノックオン「笛」
TMOからファールプレーのレポート・映像確認・㈯にイエロー・バンカー
それにしても なぜ あの位置で・13と㈯が正面衝突したのか?
まず言えることは 相手陣22m内のマイボールラインアウト=絶好の得点機 NZがラインアウトに並ぶ人数「6人」を選んだこと + ㈯がレシーバー(通常 スクラムハーフがいるところ)の位置にいたこと ⇒ ボールがラインアウトを超えて流れた時に ボールに近いポジショニングだったこと
そして NZのスローが高すぎて㈮の手が届かず・ボールが流れたこと=スローミス 最初にボールに触れたRSA・12がパスミス(自陣22m内の大ピンチの場面で なぜ 自らがボール保持して・相手にぶち当たり・ラックを形成することを選ばずに パスを選択したのか)=両チームのミスの連鎖。禍福は糾える縄の如し…
辛うじてボールを確保したRSA・13がボール保持・ランを選択し(くどいようだが そもそも12が ボール保持・ランを選択していれば あんなことは起きなかった)・対面のNZバックス陣がディフェンスに来ていたのでFW方向へラン・そこには ラインアウトに並んでたNZ・FWが壁を作っていたので 180°旋回
レシーバーの位置にいた㈯は ラインアウトを抜けたボールに一番近いプレーヤーでもあり まず ラインアウトを流れたボールを追いかけるも 12のパスには追い付かず・13の前には味方BKが上がって来たので・13の背中を追いかけていたら・急旋回してきた
それにしても ラインアウト。マイボールラインアウトは 並ぶ人数・投げ入れる場所(「的」)を選択できる。NZボールラインアウト あの準々決勝NZ/IREでは 8回機会があり 一度もスローミスがなかった
(表-1 M41 NZ/IRE NZボールラインアウト)
時間 | 原因 | 位置 | 的/並んだ人数 | レシーバー |
1 | 相手P=PK:TK | N・38 | 6/7 | スミス |
3 | 相手P=PK:TK | I・24 | 2/5 | ケイン |
10 | 相手パスミス | N・10 | 3/4 | スミス |
18 | 相手P=PK:TK | I・41 | 3/4 | スミス |
32 | 50:22 | I・7 | 2/7 | スミス |
48 | 相手P=PK:TK | N・45 | 4/5 | ケイン |
52 | 相手P=PK:TK | N・39 | 2/4 | スミス |
74 | 相手を押し出す | I・38 | 3/6 | パパリ |
(注)位置は、どちらの陣地か・ゴールラインからの距離(目分量)
あらためて 驚くのは IREが 一度もタッチキックを蹴っていない≒NZラインアウトを恐れていた!?
相手陣22m内に入った時(32分)は 7人で並んでいる。
それに対して RSAは NZラインアウトを恐れていない。このラインアウトが NZにとって 9回目のラインアウト。IRE戦は 80分で 8回だったラインアウト機会が この試合では 26分で 9回目。
相手陣22m内に入っての最初のラインアウト(24分)は 7人で並んで相手にスチールされている。二度目のチャンスの機会 6人で並んだ。賢明な選択!?
(表-2 M48 RSA/NZ 26分までのNZボールラインアウト)
時間 | 原因 | 位置 | 的/並んだ人数 | レシーバー |
0 | 相手TK | N・49 | 2/5 | スミス |
0 | 相手TK | N・49 | 4/7 | スミス |
13 | 相手ノックオン | R・48 | クイック | |
14 | 相手P=PK:TK | R・24 | 2/5 | ケイン |
20 | 相手TK | R・45 | 2/5 | ケイン |
22 | 相手TK | R・43 | 2/7 | スミス |
24 | 相手を押し出す | R・20 | /7(相手スチール) | スミス |
25 | 相手TK | N・48 | /5(相手P) | スミス |
26 | 相手P=PK:TK | R・20 | /6 | ケイン |
わずかなことの積み重ねで とんでもないことが起きる 「たられば」を言い出せば キリがないけど 起こったことが 「必然」だとも 思えない。
ともかく 人智を超えている…
令和6年8月3日
0 件のコメント:
コメントを投稿