2011年12月22日木曜日

パリのアトリエに訪問者在り。

 12月22日、午後、東京の朋優学院高等学校の美術コースの学生さん達14名が、市野&村上先生と一緒に、先ずフランス人の画家 Bezie 氏のアトリエ訪問後、私のアトリエに訪ねて来ました。朋優学院高等学校の生徒さんは初めての我が家への訪問ですが、朋優学院高等学校の前身、中延学院女子高等学校時代から(35年前からの付き合い)、当時は飯坂八郎先生が中心に、美術&デザインのパリ&東京の学校交流展企画の時からのおつきあい、前・佐藤早苗校長や現・今本雅巳校長もパリに来て、楽しい思い出の在る学校でもあります。
学生さん達がフランス人画家のアトリエを見学、説明を聞いたり質問したりする生きた体験が出き、フランスの空気に触れるって、素晴らしい事です、美術館を訪ね、地下鉄や路面電車に乗って東京の空気と違う社会に触れて、どんな形で活かされて行くのか今後が楽しみです。
今年の夏、朋優学院高等学校の美術&デザインコースの夏の合宿(清里)でつき合った学生さんも居て、楽しい一時を過ごさせて頂きました。パリは旅行者を狙ったスリが多
く成っているので充分気をつけて楽しい旅を続けて下さいと説明した所です。楽しい旅も体調を崩したり、事件に巻き込まれると嫌なものですから、でも、貴重な経験にも成ります。
又、彼らが午前中に鑑賞したオルセー美術館のコレクション、ゴッホのアルルの寝室の作品は、戦前、パリで収集した松方コレクションの中に入っていた作品の一つ、戦後、日本に返還される時にフランスからストップされた18点のうちの1点です。1点の作品にもいろんな歴史が在る様です。(松方コレクション作品のフランス政府から日本政府への返還条件として、作品をきちんと保管、展示出来る施設を作る事と言う条件をのみ国立西洋美術館が建設されました)


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