2011年12月28日水曜日

サンタのメリー・クリスマスカードが届きました。


 にじいろクレヨンの子供達が描いたサンタのクリスマス・カードが届きました。
石巻を中心に東日本大震災で被害にあった子供達の心のケア復興支援活動をしている  にじいろクレヨン  と言う組織が在ります。


代表は画家の柴田滋紀さん、夏に偶然、仙台でお会いして、その日、画家の渡辺雄彦先生ご夫妻と4人で夕食をした事が在りました、彼は津波に襲われて人を助けるのと自分も逃げる、惨い修羅場を一瞬に体験し、統べたが流されての避難所生活、その中で子供達が遭った深く傷んだ心を少しでも癒し、明日に希望を持てる様な、お絵描き教室は無くなったので、子供達の居る施設に自ら出向いて現場で活動、それは自分自身の傷を癒す事にも成る事でと静かに語る彼の言葉が印象に残っていました、早速、にじいろクレヨンのサイトを開いてみたら、いろんな方々が応援に駆けつけている様です、私も来年の夏、彼の所に応援に行ける様、連絡を取る計画です。支援の方法はいくらでもありますが現場で子供達と向かい合い、話し合い、一緒に絵を描いて心のふれあいが出来るって大切な事です、7月に登米市の石森小学校や石越小学校を訪問して子供達と一緒に絵を描いたりフランスの話をしたり交流出来ましたが、地震の被害も多く、子供達の深層心理の中で昨年と異なる、構成や色彩に共通の変化が在りましたから、これからいろんな災害の後遺症が一段と見えて来る時期でもあります、一杯描いて、一杯語り、一杯笑顔で、楽しむ事を期待しています。既に佐藤達の独り言のブログで紹介していますが、6月にパリ在住の多くの美術家に協力して頂き、宮城県に義援金を贈るべきオークションを開催して頂きました、外国に居る美術家に出来る事は作品を金銭に替える事しか出来ません、しかし、それは美術の本質では在りません、大切なのは東日本大震災とどう向き合い人間の精神性と言うか個人の歴史を超えた人類の未来を目指す精神世界を如何に構築して行くかです、アートを通して柴田さんは子供達と一緒に心体の傷害を一歩一歩乗り越えて行こうとしています、皆様も応援して下さい。
      にじいろクレヨンの詳しい情報は、こちらです  ➤  http://nijiiro-kureyon.jp/


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