2024年9月7日土曜日

岡島レポート・2019 W杯・備忘録 240

 過ぎてゆくものを 懐かしむ  どんな秋が 待っているのですかね

                                 2019 W杯・備忘録 240
                            ~ M48 RSA/NZ 8 ~
 
残り時間 20分余。「1点差」の試合になった。
僅差の終盤 野球であれば「守備固め」 サッカーであれば「引いて守る」のが ある種 常道なのだろうが ラグビーでは どうなのだろう。「ポセッション」より「テリトリー」なのだろうか。それぞれのチームに それぞれの哲学があるのだろう。
あの時間帯 ピッチ上の両チーム選手・レフリー団 どんなことを考えていたのだろうか? そして ベンチで出番を待つリザーブの面々。勝ち上がってきた強者だけが体験できる至福のとき。
 
58分 選手交代 
RSA・4・エツベツ ⇒ 19・クライン 8・ヴェルミューレン ⇒ 21・スミス
 
K10~ ⑬・r・⑨:TK
 
L・(2/4 ムーブして7に合わせるも ④がスチール)→⑨ ライン際でキックするも ダイレクトタッチ
 
L・(6/7 再び7に投げるも ⑤がスチール)→⑨→⑭→⑫→ パスが後ろにそれて ⑬ノックオン
 
RSAラインアウト 連続してスチールされる。苦戦の大きな要因。
 
SNZ⑫が右フランカーの位置に入って組む RSAがボールインし・ボールをかき・ボールを保持し・少し押し・NZフロントの膝がついたかに見える・レフリーが笛を口に当てるも・RSAFWがスクラム内のボールを前に蹴り・⑨の手に入る 準々決勝では「瞬時・決然と」IREPを取っていたバーンズさん・NZには甘い…)⑨→⑬・r・⑧→④→①・r・⑨→⑧・r・⑨→①・r・⑨→⑪・r・⑨→⑤・r・⑨→④・r・⑨→⑧・r・⑨→⑤・r・⑨→①・r・⑨→⑧・r・⑨→⑩(ブラインドに回ってパスを受ける)→⑭・11が下にタックルに入り・21がもぎ取る・R9(ミスパス)→17R9BK(ほぼ真上・ミスキック デクラークのミスが続く)~ ⑫(スローで見返すと 11がジャンプして・キャッチしようと飛ぶ瞬間NZ・⑭が11の背中を押して・11地面に倒れ・両手を広げてアピールするも・レフリー団「無視」 レフリー団の歪んだ決意が伝わってくる…)タックルを受け・倒れるところを・21が手をかけて奪う→61015LK~ ⑪→⑮:LK~ 1150m近くラン・R916R915GP~ タッチに出る
 
66分 選手交代 RSA3・マルハーバ⇒18・ニャカネ  NZ1・デクルート⇒17・ウィリアムズ、2・テイラー⇒16・タウケイアホ、3・ロマックス⇒18・ラウララ
NZは 一列目3人を一挙に交代させる。勝負に出た!?
 
l・④(2/4)→⑨→⑩:LK~ 1115SP~ ⑫→⑮:GP~ タッチに出る
 
66分 選手交代 RSA15・ウィレムセ⇒23・ルルー  NZ9・スミス⇒21・クリスティー
 
L74/5)→1612R917R9BK~ 14がコンテストして⑩がノックオン(6→919(レフリーが両チームノックオンありとして笛を吹くも選手は聞こえず)→7151311GP~ 15がキャッチしてNZ選手とともにNZゴールライン付近へ)
 
SNZフロントの膝がついたかに見えるがレフリーは笛を吹かず)91223GP
 
l・④(2/4)・㉑→⑧・7がタックルに入り・6がジャッカル・レフリーから手を離すように指示・6が手を離す・形成されかけたラックからボールがNZ側に転がり・RSA選手が反応よくボールに殺到する レフリー 6のノットリリースのPを取る
 
レフリーの指示通りにボールから手を離したのに「P」を取られる。こういうシーンも珍しい。珍しいという意味では、手を離した途端にボールが転がり出るというのも滅多に見ないが これはボールキャリアー⑧が転がしてる。
 
1点差」の終盤 すごい緊張感があった。しかし 準々決勝の2試合:NZ/IRERSA/FRAの終盤と比べてみると この試合 両チームともに ミスが目立つ。もちろん 相手チームからのプレッシャーがすごいことも事実だが それは 準々決勝でも同じことが言えよう。
準々決勝と違うのが 疲労度。特に RSAは 7日前にENG戦 13日前にFRA戦と 「1点差」ゲームを続けて勝ち上がってきていた(NZは 8日前にARG戦(44-6) 14日前にIRE戦)。蓄積した疲労が 心身を微妙に狂わせていたのか。
そして レフリング。じっくり見返してみると 奇妙な判断が散見される。
これが 決勝戦 なのかもしれない。
 
令和697

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