過ぎてゆくものを 懐かしむ どんな秋が 待っているのですかね
2019 W杯・備忘録 240
~ M48 RSA/NZ 8 ~
残り時間 20分余。「1点差」の試合になった。
僅差の終盤 野球であれば「守備固め」 サッカーであれば「引いて守る」のが ある種 常道なのだろうが ラグビーでは どうなのだろう。「ポセッション」より「テリトリー」なのだろうか。それぞれのチームに それぞれの哲学があるのだろう。
あの時間帯 ピッチ上の両チーム選手・レフリー団 どんなことを考えていたのだろうか? そして ベンチで出番を待つリザーブの面々。勝ち上がってきた強者だけが体験できる至福のとき。
58分 選手交代
RSA・4・エツベツ ⇒ 19・クライン 8・ヴェルミューレン ⇒ 21・スミス
K・10~ ⑬・r・⑨:TK~
L・(2/4 ムーブして7に合わせるも ④がスチール)→⑨ ライン際でキックするも ダイレクトタッチ
L・(6/7 再び7に投げるも ⑤がスチール)→⑨→⑭→⑫→ パスが後ろにそれて ⑬ノックオン
RSAラインアウト 連続してスチールされる。苦戦の大きな要因。
S(NZ⑫が右フランカーの位置に入って組む RSAがボールインし・ボールをかき・ボールを保持し・少し押し・NZフロントの膝がついたかに見える・レフリーが笛を口に当てるも・RSAFWがスクラム内のボールを前に蹴り・⑨の手に入る 準々決勝では「瞬時・決然と」IREのPを取っていたバーンズさん・NZには甘い…)⑨→⑬・r・⑧→④→①・r・⑨→⑧・r・⑨→①・r・⑨→⑪・r・⑨→⑤・r・⑨→④・r・⑨→⑧・r・⑨→⑤・r・⑨→①・r・⑨→⑧・r・⑨→⑩(ブラインドに回ってパスを受ける)→⑭・11が下にタックルに入り・21がもぎ取る・R・9(ミスパス)→17・R・9:BK(ほぼ真上・ミスキック デクラークのミスが続く)~ ⑫(スローで見返すと 11がジャンプして・キャッチしようと飛ぶ瞬間NZ・⑭が11の背中を押して・11地面に倒れ・両手を広げてアピールするも・レフリー団「無視」 レフリー団の歪んだ決意が伝わってくる…)タックルを受け・倒れるところを・21が手をかけて奪う→6→10→15:LK~ ⑪→⑮:LK~ 11・50m近くラン・R・9→16・R・9→15:GP~ タッチに出る
66分 選手交代 RSA・3・マルハーバ⇒18・ニャカネ NZ・1・デクルート⇒17・ウィリアムズ、2・テイラー⇒16・タウケイアホ、3・ロマックス⇒18・ラウララ
NZは 一列目3人を一挙に交代させる。勝負に出た!?
l・④(2/4)→⑨→⑩:LK~ 11→15:SP~ ⑫→⑮:GP~ タッチに出る
66分 選手交代 RSA・15・ウィレムセ⇒23・ルルー NZ・9・スミス⇒21・クリスティー
L・7(4/5)→16→12・R・9→17・R・9:BK~ 14がコンテストして⑩がノックオン(6→9→19(レフリーが両チームノックオンありとして笛を吹くも選手は聞こえず)→7→15→13→11:GP~ 15がキャッチしてNZ選手とともにNZゴールライン付近へ)
S(NZフロントの膝がついたかに見えるがレフリーは笛を吹かず)9→12→23:GP~
l・④(2/4)・㉑→⑧・7がタックルに入り・6がジャッカル・レフリーから手を離すように指示・6が手を離す・形成されかけたラックからボールがNZ側に転がり・RSA選手が反応よくボールに殺到する レフリー 6のノットリリースのPを取る
レフリーの指示通りにボールから手を離したのに「P」を取られる。こういうシーンも珍しい。珍しいという意味では、手を離した途端にボールが転がり出るというのも滅多に見ないが これはボールキャリアー⑧が転がしてる。
「1点差」の終盤 すごい緊張感があった。しかし 準々決勝の2試合:NZ/IRE、RSA/FRAの終盤と比べてみると この試合 両チームともに ミスが目立つ。もちろん 相手チームからのプレッシャーがすごいことも事実だが それは 準々決勝でも同じことが言えよう。
準々決勝と違うのが 疲労度。特に RSAは 7日前にENG戦 13日前にFRA戦と 「1点差」ゲームを続けて勝ち上がってきていた(NZは 8日前にARG戦(44-6) 14日前にIRE戦)。蓄積した疲労が 心身を微妙に狂わせていたのか。
そして レフリング。じっくり見返してみると 奇妙な判断が散見される。
これが 決勝戦 なのかもしれない。
令和6年9月7日
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