4月11、12日の河北新聞を送って頂いたのが先月、今日は、緊急出版特別報道写真集(河北新報社)、巨大津波が襲った、発生から10日間 東北の記録と言うタイトルの特別報道写真集がS・Iさんから届きました。
現場を見ていない人でも、この写真集に眼を通すと、東日本大震災の大きさや悲惨さが伝わって来ると思います、フランスのテレビで放映された映像やインターネットの映像はまさに大津波に襲われる瞬間を、又、津波が引いた後の残骸の姿、小雪降る中での遺体捜査等、放映していましたが、ニュースは常に新しい報道を中心に、3月11日に起きた大震災と福島原発事故は、5月に入ると、フランスのテレビで報道されるのは原発事故の処理問題でたまに報道されるぐらいで、勿論、世界中に地震と津波、そして原発事故と言う大きな衝撃を、人々の心の中に恐怖を植え付けました、今、手元に大震災の津波の特別報道写真集を見るとテレビの映像とは異なる景行がよみがえります、名取市、南三陸(志津川)、若林区、石巻、気仙沼と言った地名が写真の下に記されているページをめくって行くと、遊びに行った事の在る場所、親戚や友人が居た地区、見舞いの言葉も出て来ません。同じ仙台市内でも海岸地区と内陸部の被害の違いは見た目にも違い、今でも復旧が進んでない被害地が在り、災害を受けた方々はそれぞれ異なり、今、どのような生活をしているのか心が痛みます、そして災害が起きていない仙台市内の建築物も大きな問題を抱えて居る様です、仙台市内の新しい高層ビルは耐震用に作られて居ますが、古いビルが震度6度以上の耐震用に建築されて居るかどうか、ビルの老化と度重なる地震で傷を負っているビルも多く、何らかの手だてを加えないとビル崩壊と言う事故を起こす可能性もあり、それはビルに限らず、平屋の家屋にも言える事、写真集は記録と共に、いろんな事を知らせてくれます。
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