2011年5月4日水曜日

お手伝い、頑張っています!

















Chatillon の Maisom des Arts に作品展示風景の写真を撮りに、朝一番が光りが入るから良いと言う事で9時に到着、パリ郊外と言っても我が家からは車で15分、今日の午前中はのんびり撮影と思って居たら、館長から10時に子供達が見学に来る計画が入って居ると言う事で、早速、コーヒーも頂かずに撮影に、照明を消して自然光で、只、実際、撮影に入ると朝の光が強過ぎて逆に昼の方が全体に光りが届き柔らかそう、後日、又、撮ろうと考えながら展覧会場の写真を無事撮り終え、三脚をしまい始めた時、タイミング良く、引率の2人の先生に連れられて20数名の小学1年生の子供達がやって来ました、明るい子供達、静かな子供達、日本人に初めて会う子供達も、みんな眼を輝やかせている、芸術館担当者の一人キャロリンヌ女史が静かに展示会場を案内して説明が始まり、1時間はかかると聞いたので子供達に挨拶して私は退散しましたが、展覧会を見学するのが初めてでない子供達の態度、子供達と気軽に柔らかく優しく笑顔で会話するキャロリンさん、今回の展覧会の図録作成にも責任者の一人として立ち会って下さいましたが、芸術を愛する方々に触れる事は楽しい事です、この芸術館には館長のセールジュ氏、学芸員に相当するキャロリヌさとアンヌさん、他に、モニックさんとジョルジュさんが勤務、他に市役所の方から忙しい時に派遣される方も居ますが、普段は5人の方々が居ます。キャロリンヌさんとアンヌさんは、日本に滞在した事が在る親日家、日本の現代音楽のCDを5枚置いて来ました。
午後は〖 連帯・登米 〗の連帯・オークションの為に作品を既に届けて下さった方々の作品整理のリスト作り、造型作家で昨年の登米アートトリエンナーレにパリから参加して下さった Serena さんが応援に来てくれて安心、本来、5月半ばにオークションの事務局で作品を預かる事に成って居ますが、その時期にパリを留守する作家、パリに住んで居ない作家の方、丁度、パリに来るのでと事前に作品を預かったり、パリの招待サロン、レアリテイー・ヌーベルの搬入日や搬出日に作品を早々と置いて行って下さった方々も、30点以上、パリ郊外に在る私の倉庫は保管しています、作家名、作品のサイズ、タイトル、素材等を記入する作業、慣れているとは言え、1点1点包装し直しして作品を確かめたり、時間が掛かる作業です、中には読みにくい字も在り楽しい事、今日は昼食後14時から17時迄、明日も14時から17時迄の作業です、明日の午前中は知り合いの作家の作品を預かりにモンパルナス地域を廻ります(高齢者の作家の方の作品を頂きに)、Pierre から連絡が在り来週から各作家に正式な依頼の書類を送れると(これ迄は電話でのお願いでしたが)、搬入日と搬入場所が決まったので、後は、オークション専門家の Chayette et Cheval 事務局とそのスタッフ、公認鑑定人でも在る Galerie Drouart のArthurや Daniel の二人も忙しく成ります、また、私が長年世話になっているパリの公認会計士 Benoit 氏もボランテアで参加して下さる事に成り、お金の間違いが無い様にと万全を期して、最終的にどれくらいの作品が集まるのか心配と言うより気になりますが、作家の皆様は、みんな一緒に心配している、みんな一緒に生きている、日本が、宮城県が、登米市がより近い存在に成っている様です、
仲間の作家達、そしてコレクターをはじめとする皆様の応援を頂いて、パリから日本の被害地で頑張って居る方々に、パリの芸術家達の温かいメッセージを届けようと、その橋渡しのお手伝いに頑張っています。

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