明日(10月24日)、羽田空港からJL45便で出発予定の、第3ターミナルに歩いて行けるホテルに着き、一休みした後の 19時に友人の鈴木重雄さんがロビーに訪ねて来てくださいました。鈴木さんに初めて会ったのは目黒の岡本謙次郎先生宅。40年前、先生が、我が家に呼べる最後の信用のおける教え子、鈴木君。タツちゃんとは気が合いそうと言われてからの付き合いで。先生が他界された後も連絡を取り合って。当時、我々の目標は岡本先生の書かれた運慶論はじめ多くの評論や文章を集めて3部作で岡本謙次郎論を出版する計画でしたが。いろんな事情で中止に成り、最終的に我々の念願は、鈴木さん一人の力で、20 年間、明大の図書館に通いながら、先生の資料を集め。恩師・岡本謙次郎集の出版にこぎつきました。🙇🏼♂️🙏 諸経費は鈴木さん自らの出費でした。夕食を頂きながら貴重な話を聞き、来年の春の再会を楽しみにお別れできました。白髪の岡本先生の姿が羽田空港の夜空に浮かんで見えました。鈴木さんに感謝です。Satoru Sato Art Museum には岡本先生の書(パリの私のアトリエで書かれた書)と、現代美術一つのアンソロジー(テキスト・岡本謙次郎)の版画集もコレクションされています。
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