2024年10月12日土曜日

岡島レポート・2019 W杯・備忘録 245

秋晴れの秋らしい気持ちいい一日ですね          大リーグも プロ野球も 決勝ラウンド
                                一年の終わりが 近づいてきている…
                     2019 W杯・備忘録 245
              〜 M48 RSA/NZ 13 〜
 
パスをすれば 陣地を後退させる。ボールを保持したまま・陣地を取るためには ボールキャリアーがランする必要がある。では 誰がランしたのか?
 
(表-1 備忘録222(表-3 背番号別ランメーター)+決勝戦)
 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
N
5
8
4
5
9
6
12
46
25
78
30
20
57
78
77
I
13
7
7
33
11
4
24
58
20
6
81
75
56
40
68
R
2
1
5
9
2
-
18
12
4
32
126
46
40
72
16
F
5
95
9
8
-
17
54
42
29
40
27
16
50
72
48
R
1
-
1
16
8
26
27
42
10
38
64
1
17
16
65
N
2
25
5
2
3
16
-
45
21
30
60
47
58
13
50
 
 
16
17
18
19
20
21
22
23
N
3
2
2
-
-
-
-
-
I
6
4
3
3
37
8
-
68
R
1
-
-
4
18
-
10
5
F
-
5
-
1
-
6
-
-
R
17
6
-
-
-
1
2
-
N
5
-
2
-
17
-
28
31
 
ポジション別に集計してみると 以下の通り。
 
(表-2 備忘録222(表-4 ポジション別ランメーター・割合)+決勝戦)
 
 NZ
 IRE
 RSA
 FRA
RSA
NZ
FW一列目
25 
( 5.3%)
40
( 6.3%)
  8 
( 1.9%)
114 
(21.8%)
25
( 7.0%)
39
( 8.5%)
FW二・三列目
78 (16.7%)
170 (26.9%)
64 (15.1%)
128 
(24.4%)
122
(34.1%)
83
(18.0%)
スクラムハーフ
25 
( 5.3%)
28 
( 4.4%)
  4 
( 0.9%)
29 
( 5.5%)
10
( 2.8%)
21
( 4.6%)
スタンドオフ
78 (16.7%)
  6
( 0.9%)
42 
( 9.9%)
40 
( 7.6%)
38
(10.6%)
58
(12.6%)
ウィング
108 (23.1%)
189 (29.9%)
198 (46.8%)
99
(18.9%)
80
(22.3%)
73
(15.9%)
他のバックス
154 (32.9%)
199 (31.5%)
107 (25.3%)
114
(21.8%)
83
(23.2%)
186
(40.4%)
  計
468
632
423
524
358
460
 
準々決勝2試合については、以下のように書いた。
*******(備忘録222)(抄)********************
ランメーターも 勝者の方が少ない。走り回ったチームが負けた とも言える!? 特に FWが走ったチームが負けている(NZ103 vs IRE210  RSA:72 vs FRA:242)。FWBKの役割分担が不分明化してきている現代ラグビー いざという時は やはり 「昔ながら」の方がいい ということであろうか。4年後の次回大会 どんな戦略・戦術のチームが 勝利するのだろうか。
*************************************
 
決勝戦も「ランメーターが少ないチームが勝利した」。が 決勝戦は「FWが走ったチームが勝利した(RSA147vsNZ122)」。
 
15人満遍なくランするのがいいのか、特定の選手が駆け抜けるのがいいのか、各チーム・ランメーター上位3人の占有率を見てみた。
 
(表-3 各チーム・ランメーター上位3人の占有率)
 
NZ
IRE
RSA
FRA
RSA
NZ
背番号
10,14,15
11,12,15
11,14,12
2,14,7
15,11,8
11,13,15
ランメーター
  233
  224
  244
  221
  171
  168
占有率
  49.8%
  35.4%
  57.7%
  42.2%
  47.8%
  36.5%
(注) 背番号欄は、ランメーターの多いもの順。IREは、1523が同数。
 
各チーム ウィングに「ランに長けた」選手を配し いかにウィングを「気持ちよく走らせえるか」が 「肝」であろう。ウィングに回す途中で BKの誰かが「抜けて」走ることも あるだろう… という風に考えれば 上位3人に 1015が並ぶことが 妥当だろう。  その点で FRAが異彩を放っている。あの日の2番・モバカは「当たっていた≒神がかっていた」。それと7番・オリボン。逆に言うと FRABKが走れなかったorRSAのラッシュディフェンスを破れなかった…
こうして並べてみると 上位3人のランメーターが勝っているチームが いずれも 勝利している。「たまたま」かもしれないが…
 
では 先発・リザーブ別ではどうであろうか?
 
(表-3 先発・リザーブ別ランメーター・割合)
 
NZ
IRE
RSA
FRA
RSA
NZ
先発
461
(98.5%)
503
(79.6%)
385
(91.0%)
512
(97.7%)
332
(92.7%)
377
(82.0%)
リザーブ
   7
( 1.5%)
129
(20.4%)
  38
( 9.0%)
  12
( 2.3%)
  26
( 7.3%)
  83
(18.0%)
 計
468
632
423
524
358
460
 
IRE23番・オブライエン 後半16分 14番・ハンセンの負傷で交代出場。短い時間で「68」ランしている。IREのシステムの確立度・完成度 すごいものがある。そして 選手層も厚い。であるにもかかわらず NZに負けた。
 
令和61012

0 件のコメント:

コメントを投稿