2012年4月13日金曜日

4年ぶりに セザンヌの名画 発見される。


強奪のセザンヌ名画、4年ぶり発見 セルビアで男を逮捕

写真:2008年にスイス・チューリヒの美術館から盗まれたセザンヌの「赤いチョッキの少年」の複製画=AP拡大2008年にスイス・チューリヒの美術館から盗まれたセザンヌの「赤いチョッキの少年」の複製画=AP
写真:セルビア警察当局が発見、公開した「赤いチョッキの少年」とみられる絵画=ロイター拡大セルビア警察当局が発見、公開した「赤いチョッキの少年」とみられる絵画=ロイター
旧ユーゴスラビアのセルビアの警察当局は12日、2008年にスイスの美術館から盗まれたセザンヌの名画「赤いチョッキの少年」が見つかったと明らかにした。AFP通信などが伝えた。地元メディアは約1億ユーロ(約106億円)の価値があるとしている。
当局は、事件に関与した疑いでセルビアの首都ベオグラードなどで男4人を逮捕した。その際、150万ユーロと大量の武器・弾薬も押収。セルビアの内務相は、発見した絵画はスイスの専門家によって本物と鑑定されたと説明したという。
「赤いチョッキの少年」は08年2月、スイス・チューリヒの美術館「ビュールレ・コレクション」に押し入った覆面の男3人に、ゴッホ、モネ、ドガの作品とともに強奪された。4作品はいずれも大作で、世界の美術品盗難で最大規模の被害だとされた。モネとゴッホの作品はほどなくチューリヒ市内で見つかったが、ドガの「ルピック伯爵と娘たち」の行方は分かっていない。(ソフィア=玉川透)

  1. 朝日新聞デジタル
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  4. 記事2012年4月13日15時57分

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