2012年4月24日火曜日

GO ! GO ! 市音、 大阪市音をほめる会、コンサート開催


大阪市の市政改革で廃止を迫られる大阪市音楽団(市音)の価値を知ってもらおうと、作曲家の宮川彬良(あきら)さん(51)が立ち上がった。「貴重な音を失ってはいけない」と訴えて、5月5日、無料コンサート「GO!GO!市音!大阪市音をほめる会」を開く。
1923年に創設された市音は、全国唯一の公立吹奏楽団だ。無料の市民コンサートや子ども向けの音楽鑑賞会を開いている。専従の楽団員36人は市職員。人件費年3億6500万円(2012年度予算)を市が負担し、橋下徹市長のもとで存続の是非が取りざたされている。
宮川さんは、俳優松平健さんが歌い踊る「マツケンサンバ2」やNHKの音楽番組で知られる。2006年に初めて市音を指揮し、10年にアーティスティック・ディレクターに就任した。「全員の楽器が心地よく響き合い、密度の濃い音を出す」と評価し、「実力は世界の吹奏楽団でもトップ級なのに市民にまだまだ知られていない」と、もどかしさを感じていたという。
▶ 生物と人間の違いは、アートを意識するか否か、アートは宇宙誕生と同時に宿された生命体に組み込まれたモノ、アート無くして、大阪の、関西の、日本の繁栄は考えられないでしょう。アートは癒しだけでなく、生きる力を、闘争心も、限りない探求心も与えてくれます、宮川さんの言う、実力は世界の吹奏楽団でもトップ級なのに市民にまだまだ知られていない、と言う現状を打破して欲しいですね。橋下市長のメリハリの利いた、そして、バランス感覚を持った、アート的政治で世界に発信する行政を期待している者にとって、良いモノを残し続け、新しいものを開拓する精神、新たな歴史を作る覚悟で、文化を守る大阪として、アートの灯りをともし続けて欲しいですね、人の心にアートが無く成ったら人類は崩壊の道を歩むだけですから ◀


朝日新聞デジタル>社会>その他・話題>記事                                2012年4月24日6時51分





0 件のコメント:

コメントを投稿