2011年7月16日土曜日

石巻の洞源院を訪ねて




福井県大野商工会議所青年部の料理の後片付けをする皆さん
左から綾子さん、早坂さん、一人置いて、新井さん
 7月16日、午後一番、新井さん、早坂さんと待ち合わせ、早坂さんの車で、途中、新井さんの友達、綾子さんが合流、4人が乗った車は仙台を発ち、行き先は、石巻の洞源院でした、既に新井さんが奇麗な花束を持ち込み(4人で折半)、仙台から三陸道を石巻河南で高速を降りて、港に近く成るに連れて津波の被害が、残骸が眼の中に飛び込んできます、ゆっくり車を降りてカメラに収める時間が無く、車の中から撮る事でも悲惨な響きと腐敗した魚の匂いも伝わってきました、早坂さん、新井さん、綾子さん3名はお仕事、新井さんは他の同行車と携帯で連絡を取りながら、お寺へと誘導していました、私はたまたま、車に便乗させて頂き、カメラを持って現場に、お寺に着くと、夕方から始まると言う演奏会の準備が始まっていました。お寺の住職様を紹介して頂きご挨拶、震災、津波に遭われた被害者の皆様に早坂さんが代表で花束を捧げ、各自が皆様のご冥福を祈りました。帰り際、住職様や奥様から優しく食事にと薦められ、ご一緒の15名の方々と食事を頂きましたが、勿論、そこに避難している方々とも一緒に、ここは、居心地が良いので他に移りたくないと、にこやかに話しをする地獄を見たご老人夫妻の言葉が印象的でした、食事はおいしかったです、私も御相伴に、福井県から応援に駆けつけて作って下さった皆様の冷やし中華は格別、ハエがぶんぶん飛ぶ中で美味しく頂きました、有り難う!彼らは、車で食料と器材を持参して1日福井県大野から駆けつけて冷やし中華を何百人分と作り、その日の内に、奇麗に後片づけして、被害地での宿の迷惑を考えて夜中をかけて福井に戻ると言う、そう、熱い心の絆を残して、そういう方々が居る限り、日本は、復旧に息を吹き返すと、祈りと共に確信しました。

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