2011年7月13日水曜日

宮城県名取市の仙台空港と閖上浜を 訪ねて

7月13日は9時丁度に東北大学の近く放送大学の裏口で、S・Iさんと待ち合わせ、S・Iさんの優しい運転で私達を乗せた車は高速で先ず仙台空港へ、仙台空港周辺と閖上浜地区を視察して来ました。津波に襲われた仙台空港は完全復旧に時間がまだまだ掛かりそう、国外線は未だ利用出来ず、それでも空港内の一部が復旧し国内線が復活、利用客は在り、丁度、大阪行きの便に職員は臨時態勢で接待して居ました。仙台空港の周りに在った建物はほとんど消えて、荒野に孤立する砦の様な仙台空港でした。
仙台空港の周りの風景は変わりました、
破壊された閖上魚市場
その後、閖上浜の閖上地区を訪ねて唖然、街が消えていた、日和山富士主姫神社の小高い丘に立つと津波被害地は既に残骸も消え失せた悪夢の高原の様に夏の暑い太陽を浴びながら無言の空間をさらけ出していた、唯一、海岸線に在る鉄筋コンクリートで作られた閖上魚市場の建物が無惨な姿を残し、その中で復旧作業が続けられて居た、多くの方々が犠牲に成った閖上地区、更に、南下すれば岩沼、更に亘理と、被害地は広がっています、過激な自然環境の影響で子供達の精神も過激に成った居ますが、我々大人も同様に気がつかない内に大きな影響を受けていると思います、フランステレビで連日放映されて居た映像の大自然の破壊力、当時の恐怖の場所に立ち在った者で無くても戦慄するものです、   合 掌。
閖上魚市場の建物

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