2021年11月24日水曜日

只今、懐かしい作品の修復中です・・・

 ドイツの建築家でコレクターの Marcel Giebel から確か3年前に40年前(1981年)ドイツで初めて個展した時にコレクションして頂いた作品の一部、角の所の色を欠けてしまったので修復をと、又、小さなオブジェを壊してしまったのでと届けて頂き、オブジェの方は覚えて居ましたが、キャンバスの作品は完全に忘れて居て、3年前は在仏50周年記念展の準備で忙しく、その後はコロナで何故かトント忘れて居ました。先日、久しぶりにMarcel から連絡が来て、初めて気がつき慌ててアトリエの中を探して見つかった時はホットしました。😱😱当時は書類も見て居なかったので大失敗でした。そんな訳で今月はこの作品の修復に時間をかけます。今回、コロナ禍の中で日本に行き、隔離、自粛と動けない6、7月でした。最近に日本は嘘の様に感染者が少なく、逆に感染者が多く成っているヨーロッパに戻り、日照時間の少ないパリでのんびりと、今日から作品修復開始です。作品のサイズは100X112cm、1978年の作品(43年前)、当時は一つの平面から飛び出して、表面の左右にも微かに高さの違う直線の描かれた部分が追加されている作品、裏でアルミニューム板で固定されています。オブジェは1980年の作品。当時から立体作品を志向して居た事が判ります。それにしても私の場合、同じブルーを作り出すまで時間がかかります。

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