彫刻家の Francesco Marino di Teana 氏が、1月1日、92歳で天昇致しました。
5年前 Satoru Sato Art Museum に、サトルの為にと特別 Sculpture Architecturale - Satoru と言うタイトルの立体作品(鉄)と銅版画を寄贈して下さった大先輩、インターネットで Marino Di Teana の人名を検索すると、彼の業績がすぐ解る芸術家、フランスの美術界と言うよりヨーロッパや南米で活躍した世界的な作家です、昔、彼の美術館を建設する話がイタリアとドイツで在りましたが、Marino Di Teana 美術館のプランニング、方向性、作品展示、作品保管などの最終段階で作家がギリギリで断ると言う話はあまりにも有名な話、自分の作品に対しては一徹な姿勢を崩さない小さな巨人です、コールテン鋼で大作を作る小柄な Marino di Teana は優しく気さくな方、1991年、私が最初にコールテン鋼を使った野外作品を制作する時にも彼の工場迄車で案内して頂き適切なアドバイスをして下さったり、パリ郊外の彼の家で食事をしたり、ドイツのコレクター宅で一緒に楽しんだり、いろんな思い出がうかんできます。 合 掌
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