2011年2月23日水曜日

激動する北アフリカと中近東地域

テレビにスイチを入れると、アルジェリアから始まった失業、物価高に対する政府へのデモが、隣の国チュニジアに飛び火し、こちらは更に民主化を求める民衆のデモが起こり革命の嵐が吹き荒れついに政権交代に至りましたね、その後、エジプト、イエメン、バーレン、イラン、ヨルダン、モロッコと北アフィリカと中近東諸国に民主化を求めるデモの広がりを見せて居るニュースが報道されています、既にチュニジアの大統領が国外に脱出して政権交代が進む中、次にエジプト大統領ムバラク氏も辞退に追い込まれ軍部が出て来ない政権交代はさすがエジプトと、独裁から民主化への政権交代でどのように変化して行くのか期待と不安が論議されています、独裁軍事政権で知られるリビアでも民衆が決起し軍政府と民衆の内戦に成りかねない事態に、此れ迄の貧富の差や抑えられれて居た民主化を要求する民衆の力に、カダフイ大佐が軍事力で制圧すると末期状態で演説する姿が長い間テレビで流れ、長期独裁政権の終末が来ている様です、それと毎日の様にテレビで放映されるのがアフガニスタンで拉致されて居る2人のフランス人ジャーナリストが420日目を経過、メキシコではフランス人女性が誘拐容疑に巻き込まれて60年の刑に、それに対するフランス政府の対応も注目されています、今年はフランスにおけるメキシコ際でメキシコの文化をフランス全土で紹介する年、博物館や美術館等で大きな企画が組まれていますが大統領の一声で開催が中止に向かっています、ニュージランドでの地震で大きな被害が出た映像のニュース、フランス人も被害に在って居る様です、国内では、原油の値上がりが懸念され、ガス代がここ1年間で20%の値上がり、ホッとなニュースはパリ国際農業見本市展がポルト・ヴェルサイユ展示会場で開催、愛される、前・シラク大統領が来て賑わっている様子と、来年はフランスの大統領選挙、丁度、2月18日から2日にわたってG20(20か国地域)財務省・中央銀行総裁会議がパリで開かれ、国際通貨基金(IMF)のドミニク・ストロスカーン専務理事も出席、サルコジ大統領と戦えば、勝つと世論調査が出て居るだけに、国民の注目度も高く、只、ストロスカーン氏(仏元財務相でも在りました)はテレビに出演しても、慎重に自分は国際通貨基金の今の仕事を全うするだけと、ニュースの司会者がなんとか喋らそうと突っ込んで質問しても、大統領選に出る出ないの話はせずに世界の経済状況を喋り、その時の視聴率が一番高かったとか、世界経済とEU経済の中でフランスはどう対応して行くのか多少期待しています、チュニジアのフランス大使の高圧的な発言が問題になりテレビで謝った映像も、又、政権交代が進むチュニジアにはフランス政府要人がフランスとチュニジアの関係を修正すべく会議に出席、世界の動きは刻々と変化して居ます、民主化の名の元で、仏、独、米、英の動きと国連の後押し、中国、ロシアの動きも気になる所、又、イラン軍の艦船2隻がスエズ運河を通過し地中海に入ったニュース、今の時期にどのような使命が隠されているのか、勿論、コートジボワール(象牙海岸)の政権交代も気になる所、今、フランスのテレビから眼が離せない状況です、にも関わらず、最近、我らが日本のニュースは何も流れて来ない程、遠い国に成りつつ在ります。

0 件のコメント:

コメントを投稿