2016年3月23日水曜日
来客在り・・・
Ivan Contreras - Brunet と言えば、ヴェニス・ビエンナーレに招待されたり、チリの代表的現代画家の一人、パリ在住の視覚芸術の第一人者としても知られて居る作家、長い間、パリの招待サロン《 Comparaisons 》の Constructivisme(構成主義アート) の代表委員を勤め(現在も)、その40年の間に日本の作家も時々招待して下さいました。彼とのつきあいは既に45年を経て居ますが、先輩画家で兄貴の様な造型作家、私はパリに留学した当時、カルチエラタン地区に在る幾何学的構成絵画中心のグループ展の画廊に入り、これ迄見た事もない展覧会が在るモノだと驚いた事が在りましたが、2、3年後、彼のアトリエを訪ねた時に彼の個展やグループ展の芳名帳がたまたま何冊か置かれていて、ぱらぱらとめくっていたら、なんと偶然にも私が記帳したサインを発見、彼がそのグループ展の中心人物だと後で解った事も、70〜90年代の《 Grands et Jeunes d'Aujourd'hui 》でも長くご一緒したり、ヨーロッパでのグループ展や特にローマの画廊では同時個展を開催したり、仲間と言うより尊敬する画家の一人、彼の好意で、Satoru Sato Art Museum には4点の作品が寄贈されて居ます。彼は昨年、横断歩道で車に撥ねられ、顔面だけでなく、腕、足、腰を骨折する大事故に会い、家族も諦めかけた時から、奇跡の生還、その後、回復も早く、今年に入り、パリの画廊やラテンアメリカ文化会館で個展を同時開催して元気そのもの、家族つきあいしている仲間の一人がふらりと立ち寄ってくれたので彼の写真を撮りました、来年は彼の卒寿の祝いです。そうそう、日本では東京のモリス・ギャラリーで個展、グループ展は新橋の第七画廊、赤坂か銀座に在った当時のギャラリーK、仙台のギャラリー青城で何回か発表した事が在りました。
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