伊豆沼農産
総合産業高生と甘酒コラボ販売 登米 /宮城
毎日新聞2016年3月2日 地方版 登米市の農業生産法人「伊豆沼農産」は、登米総合産業高生と共同開発した甘酒「初恋さくら」を発売した。
甘酒造りは同法人の伊藤秀雄社長が昨年7月に提案したが、試作品を飲んだ同高生には「臭いが強すぎる」「(米の)ツブツブが嫌」と不評。普通科3年生5人による商品開発班が校内アンケートを取り「女の子の口に合う」酸味が強く甘い商品コンセプトを考え、同社側と話し合いを重ねたという。
原料には農業科の生徒が農薬や化学肥料をなるべく使わずに育てた環境保全米を使い、ラベルは美術部2年生がデザインした。商品名は学校所在地名「北桜場」にちなんた。
開発班長の阿部大樹さんは「冷やして飲むとおいしい」、佐々木明仁さんは「多くの人に飲んでもらえるようにコンビニにも置いてもらえれば」と語った。販売は伊豆沼農産の直売所(同市迫町新田)、ウジエスーパーの県内12店舗などで。1本130cc入りで定価250円。【山田研】毎日新聞2016年3月2日 地方版
0 件のコメント:
コメントを投稿