人生の夏休みの宿題 なんていうものがあるとすれば それは 何なのですかね?
2019 W杯・備忘録 291
〜 北と南 〜
備忘録・281で提示した北半球:六か国対抗を基にした「モノサシ」と チャンピオンシップ第1節・第2節のスタッツを比較してみる。
項目 | モノサ シ | RSA/AUS | ARG/NZ | ||||||
R-㈵ | Au-㈵ | R-㈼ | Au-㈼ | Ar-㈵ | N-㈵ | Ar-㈼ | N-㈼ | ||
Attack | |||||||||
得点 | 36.4 18.6 | 22 | 38 | 30 | 22 | 24 | 41 | 29 | 23 |
Po(%) |
| 52 | 48 | 50 | 50 | 55 | 45 | 60 | 40 |
Te(%) |
| 62 | 38 | 51 | 49 | 59 | 41 | 57 | 43 |
Tries | 3.6 | 3 | 6 | 3 | 3 | 3 | 6 | 2 | 3 |
M.G. | 407.6 | 580 | 532 | 352 | 268 | 340 | 309 | 538 | 186 |
Carries | 118.8 | 139 | 97 | 95 | 100 | 127 | 99 | 148 | 82 |
D.B. | 23.5 | 22 | 26 | 15 | 30 | 25 | 17 | 40 | 16 |
Passes | 167.0 | 212 | 135 | 119 | 146 | 135 | 142 | 174 | 120 |
Offload | 7.5 | 14 | 5 | 6 | 6 | 6 | 4 | 8 | 5 |
Defence | |||||||||
Tackles | 145.7 | 109 | 157 | 125 | 113 | 135 | 155 | 102 | 187 |
Miss T. | 23.6 | 26 | 22 | 30 | 15 | 17 | 25 | 16 | 40 |
Kicking | |||||||||
Kicks | 30 | 18 | 29 | 35 | 28 | 22 | 28 | 25 | 18 |
Break Down | |||||||||
Ruck W | 89.5 | 97 | 76 | 69 | 76 | 90 | 80 | 116 | 64 |
Ruck L | 3.6 | 5 | 1 | 2 | 5 | 3 | 2 | 5 | 3 |
Maul W | 4.3 | 1 | 1 | 1 | 3 | 2 | 10 | 1 | 5 |
Set Plays | |||||||||
LO W | 14.1 | 11 | 14 | 9 | 12 | 14 | 15 | 7 | 11 |
LO L | 1.1 | 5 | 4 | 0 | 2 | 3 | 0 | 1 | 3 |
S W | 4.7 | 4 | 5 | 7 | 7 | 6 | 4 | 4 | 3 |
S L | 0.4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 |
Discipline | |||||||||
Penalty | 9.7 | 9 | 6 | 10 | 4 | 13 | 10 | 12 | 12 |
Y.card | 0.5 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 2 |
R.Card | 0.1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
同一カード2連戦 同じ戦い方をしたAUS・ARG 激変させたRSA 2連戦って 彼我の力量を測りながらの駆け引きがあり 実に面白い と あらためて感ずる。
第2節が終わった時点で感じていることをチーム別に書きあげると
RSA 初戦 前半20分で 22-0と大量リード。やはり 世界王者・モデルチェンジにも成功している!と感じさせた直後の「大崩壊」。 前がかりに攻め続けながら 得点は「ゼロ」。そして 38連続失点! スタッツで見ると 「Ruck Lost:5」「Lineout Lost:5」と 「らしくない」数字が並ぶ。もちろん 「Territory:62%」「Meter Gained:580」「Carries:139」「Passes:212」などという 「らしくない(でも こういうラグビーを志向しているのかなと期待させる)」数字も並ぶ。で 負けちゃったから 第2戦:原点回帰 ボールを持って走り回ることより 蹴ることを 優先して 勝っちゃう。
興味深いのは 上記4試合でも いずれの試合も 相手よりも多く蹴ったチームが勝利している。六か国対抗と同じ「傾向」ということか!?
2連戦 「一貫性」を感じさせたのが AUSとARG。相対的弱者が 「おのれのやるべきこと」を 愚直に遂行している そんな気迫が伝わってくるような。
AUS ロック:スケルトンがいるのといないのとでは チーム力に大きな差がある。次節以降 スケルトンは 所属クラブチーム:ラロッシェルに戻る(=チャンピオンシップ不在) AUSのパフォーマンスが どうなるのか気になるところである。そもそも(?) 2023W杯 第2戦目以降 スケルトンがケガで欠場しなければ AUSの惨敗は防げたのでは? と ついつい思ってしまう。
ARG 他チームに比べると 選手層が薄い だから 選手間の共有時間は長くなり 戦略・戦術の「落とし込み」も 深化しやすい。「ぶれずに」進めば 頂点に届くのか どうなんだろう… トライ数「2」で勝利した第2戦。意味ある・意義ある勝利。「しぶく勝ち切る」チームになってゆくのだろうか。4試合の敗戦チームの得点が 「22・22・24・23」 たまたま近似しているだけなのか
NZ ARGにアルゼンチン国内で初めて負ける。だから というわけでもないが 強くなってきているのか あいかわらず 課題山積なのか。第2戦の「Meter Gained:186(最小値)」「Carries:82(最小値)」「Missed Tackles:40(最大値)」など 気になる数値だ。
令和7年8月30日
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