京都工業繊維大学・建築科の竹内教授が建築や資料館の研究の為、1年間、パリのラスパイユ通りに面したHotel de la paix に住んで居た時、図面を書く竹内さんに絵を描く事を薦めた事が在りました。毎晩、夕暮れとともに我が家にビール缶を持って来て良く建築の話とポスターの話し、絵の話に夢中に成り、パリで絵を描き始めて、後年、日仏現代絵画コンクール展で大賞を受賞したり、パリの展覧会に招待されたり才能の在る友人でしたが大学退官後は絵筆を捨て、お会いする機会が少なく成りました、今はもう会えない方に、今日は午前中に墓参りを済ませ(凸版の菊地さんより場所を教わり)、以前は、毎年、上洛しては彼と一緒に葉巻を吹かし、コーヒーを飲んで、彼はビール派ですが、京都の街をふらふらと散歩したものです、今回、彼のパリ時代に描いたドローイングを日本に帰国される時にプレゼントして頂き、大切に保管して居ましたが、頂いた竹内絵画のドローイングをGallery Artislongの別会場、黒木邸2階で私の在仏50周年記念展と同時に展示して頂く事になりましたので、ご案内申し上げます、是非、ご覧下さい。
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