2011年10月2日日曜日
日本のマーケットだけじゃない!
WBC世界スパーバンタム級王者の西岡利晃選手が10月1日、日本人初と成る米国本土(ラスベカス)での防衛に成功(日本最年長記録とおまけ付きの7度目の防衛に成功)した、ボクシングの聖地でしかもビッグネームを倒した事は皆さんも知っているニュース、そしてその時の彼の言葉が素晴らしかった「日本人でもできることをみせられた。日本ボクサーの強さが米国人に伝わってチャンスも増える。他の選手にもこれから日本のマーケットだけじゃなく、日本を出てほしい」、そんな記事を読みました、本場で戦った選手でなければ出て来ない言葉、彼が日本で苦しみ抜いた時代が在ったからこその本音でしょうか、いろんな分野の方々に勇気を与える言葉、大きな商社や大きな企業の社員が異文化の中で戦って居る、規模が小さくても特殊な技術を持って外国で成功している会社も、バブルが弾けて日本経済が下降線をたどる中、追い打ちをかける様な3・11の東日本大震災、福島原発事故が起きて、被災地で頑張っている仲間達、更に多くの犠牲を伴う事に成るかもしれない東北・関東に住む仲間達、そんな仲間の心配を背負って、日本以外で頑張っている仲間達が居るって元気が湧いて来ます、日本のマーケットだけじゃなく、日本を出て欲しい、世界に眼が行く事は、子供達にも夢が勇気がわいて来る様な気がします。スポーツの選手が外国の表舞台で頑張っているが、表に出ないが外国でしっかりと頑張っている方々も居る、平和な国で、紛争の在る国で、自然環境の厳しい中で、命をかけて自分と戦いながら目的に向かって頑張っている方々が居る、いろんな問題を抱えながら皆が平和に安全な生活を得る為に、そこに幸せを作ろうと、常に、世界の異文化を意識しながら、異文化と交流出来る精神を育てる事も、そこに日本以外のマーケットが在る、それを実践した孤独なボクサーの言葉、大きな意味を持って居る様に思いますね。
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