Satoru Sato Art Museum での前回の展示はパリ留学前、日本で制作した作品の中から具象画のみを選んだ展覧会でしたが、今回はその流れに添って、パリ留学初期の5年間の期間に描いた作品の中から、14点を選んだ展示会です。
日本で具象画を中心に時として抽象的絵画を学んだ私は、パリ留学でヨーロッパの抽象絵画、未来派やキュービスト(立体派)の影響を受けて生まれた幾何学構成絵画に出会い、これ迄学んだ絵画とは異なる、未知の絵画に触れ、又、時を同じくして、ギゼの雄大なピラミッドの姿に出会い衝撃を受けた時、幾何学構成と言う言葉を知り、その世界にのめり込んで行った頃、矩形から直線を主に描き出し、鉛直主義を唱え、自分の世界を生み出そうと初めて模索した時代です、それは、日本の<間の空間>とヨーロッパの<幾何学構成アート>の空間に魅せられ、異文化の中で、一つの世界を構築しようと私が幾何学構成アートに目覚めた時でも在ります。その先、どんな作品が生まれて来るのか、是非、作品を観て頂きたいと思います。
今日、7月14日はフランス革命記念日、恒例のシャンゼリゼ通りをフランス大統領はじめ世界の要人が出席する中、陸海空軍の軍事パレードが開催されます、皆さんがご存知の様に、Révolutio française は、1789年7月14日のパリ市民のバステイーユ襲撃から、1799年11月9日のナポレオンのブリュメール18日のクーデターで終結と言われています、市民革命はフランスの社会を根底から変え、王政は崩壊、封建的諸特権は撤廃され、近代に方向性を見いだし、自由、平等、博愛の精神の基で、現代に至っている訳です。フランスでキャトーズ・ジュイエ <Quatorze Juillet =7月14日> と言えば、フランス革命記念日、仙台では丁度、18時30分(パリ時間は午前11時30分、パレードたけなわです)、ミニ・同級会が開催され、怜子ちゃん、圭子ちゃん、瑞枝ちゃん、征子ちゃん、中ちゃん(中村)、民夫ちゃん、公ちゃんは緊急入院で欠席、いつもの様に2次会迄、パリ祭の様に、皆で楽しく過ごす事が出来ました。
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