2011年11月17日木曜日
我が家の前の喫茶店に、大統領候補がやって来ました。
最近のEUはギリシャの経済危機が回避されたと思ったら、イタリアへ連鎖反応、ギリシャとイタリアでは経済改革、政治改革とも言うべき、共に、経済に詳しい新首相が就任、特にイタリアの新内閣は政治家が一人も居ないと言う異常事態とも言える状態に、国を思う政治家が少なく、利己主義の利益と地位確保の為に取引された障害を打破する為の改革と思われます、イタリア議員の特権は常識を超え、報酬額はドイツ、フランスの約1、7倍の高額と報道されています、それに悪い伝統とも言える、裏経済(マフィア、ヤクザ)との繋がりを断ち切る事への現れでしょう、モンテイ新首相は国家再建に民間(経済学者、憲法学者、国際弁護士、金融関係者、それに日本的に言ったら霞ヶ関の官僚も参加と言った実務方の専門家が中心)人による新内閣を作り上げました。これは、何もイタリアに限られた事では在りません、古いシステムで政治の機能が鈍っている国では多いに参考にして頂きたいモノです、そうでもしないと、国家の危機を、政治家ではなく、国民が如何に危機感を持つかで議員を選出する意識が違って来る訳ですから、数が少ないとは言え政治家や企業が未だ未だ裏経済と繋がりを持って居る事は許しがたい異常事態です(我が日本も未だ未だ、打破して欲しいですね)。
EUではドイツと共におおきな役割を演じているフランス、来年の4月、フランス共和国大統領選挙(一回目の選挙で過半数に達しない場合は、上位2者で5月に再度、選挙)、既に、選挙序盤戦が始まっています、今日は私達が住んでいる建物の真向かいのカフェ( Café Signés と言うハンデキャップの方々が、厚生省の後押しで経営されている喫茶店)に、社会党から来年の大統領選に出馬宣言している François Hollande 氏がやって来ました、朝のコヒー(ノワゼット)を飲みに愛犬(名前はウプシー)と行ったら報道陣で一杯、気さくな大統領候補、カメラでワッショット撮ってみました、只今の世論調査では彼がトップで走っています。
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