2011年6月13日月曜日

重徳ちゃんからのメール、

お変わりないでしょうか? こちらは 3月11日以来 今日でちょうど3ヶ月になります。被災地は 幾分整理が進みましたが、瓦礫の処理など、まだまだで、避難所暮らしの人たちも 大勢居ます。私も 少しばかりの支援物資を持って、沿岸に 4回ほど行って参りましたが、亡くなられた方、行方不明の方が 何人か居て、何とも やりきれない気持ちです。盛岡の家は 被害は有りませんでしたが、花泉の実家が相当揺さぶられまして、市役所の調査員から「危険建築物・立ち入りをしないように・・・」と云う 赤紙を貼られてしまいました。表のガラスが割れ、壁が落ちて、土台のコンクリートが割れています。家の中は、食器棚や 本棚が倒れて ぐしゃぐしゃです。お墓の石が、台座をはみ出して 今にも倒れそうです。まあ 急がず じっくり直したいと思っています。

平泉の世界遺産登録が、いよいよ 大詰めです。今月の末、6月19日〜から 6月28日にかけて、パリのユネスコ本部で、審査委員会が 開催され、22日から29日にかけて 岩手県の達増知事もパリに行って、審査会でプレゼンテーションをする予定です。我が国が12世紀に東北の地に平和を求めて浄土と云う 宗教社会、平和を希求する自治都市を創り上げた平泉が、この度の大災害の復興への象徴となるかも知れません。今や 岩手の、東日本の切なる願いになっております。                                                          2011・6・11    竹内 重徳


〖 大震災から3ヶ月過ぎても海岸沿いだけではなく内陸地域にも大きな被害をもたらしている大地震、花泉から近  い母親が住んでいた石森の元・佐藤薬局の壁が崩壊、娘の仙台のマンションが半壊と仙台市から連絡が在った  り、お陰で今年の夏の日本滞在は東京中心になるか、日本滞在が短くなりそうです。              従兄の重徳ちゃん(前・岩手県知事)の願いは、岩手県民の、東北の願いでも在ります、ユネスコ日本政府代表部の  木曽 功 特命全権大使もパリで頑張って居るはず、世界遺産登録を祈っています、

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