2026年7月11日土曜日

岡島レポート・ 2019 W杯・備忘録 335

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               2019 W杯・備忘録 335

              〜 NCS 2026 (1) 〜

 

ネーションズチャンピオンシップ2026(以下「NCS」)が 先週 始まった。期待していた通りの 密度の濃い6試合が 一気に見られる。素晴らしい大会だなぁ と 素朴に感じている。

 

で ワールドラグビーのサイト 試合日程・結果の表を見ると 掲載されていない! 代わりにではないが 「WORLD RUGBY NATIONS CUP 2026」(「チャンピオンシップ」ではなく 「カップ」になっている)という大会名の試合日程・結果が掲載されている。

先週末は GEO41-34URGSAM66-19HONCHI48-31ROM

TON36-26ZIMUSA30-29PORCAN42-42SPA6試合が行われたようだ。

 

Wiki英語版では NCSとワールドラグビー版カップ戦の関係(入替の有無、自動昇降格か入替戦かなど)については 未だ 整理されていない とされている。

 

で JPN/ITA戦のチケットを 凝視すると 「主催:Six Nations Rugby Ltd / SANZAR Pty Ltd  主管:JRFU」と 印刷されている。

なるほど なるほど 収益の帰属先が こうなっているのだろう…

 

新たな大会=収益源を 誰(どの団体)が発案し・胴元となるのか? 関係者全員が Win-Winになるわけではない。新設大会で誰が「割を食う」のか ぼんやり考えながら 試合を見ていたら FIJ/WAL戦で ヤマハ所属のラドラドラがケガをして 担架で退場した。ARG/SCO戦では ホンダ所属のマテーラも… いやはや チーム関係者の暗い顔が思い浮かぶ… ハイテンションの試合が組まれれば 選手はエキサイトし・観客は熱狂し・収益が上がる でも その収益に与れない関係者もいる。その最たる者が 雇用主たる所属チーム。悩ましい問題だなぁ〜 代表戦の試合が増し かつ 一選手の年間出場時間の上限を設ければ 所属クラブ(=給与支払い元)での試合出場機会が減少する。少なくとも 雇用主にとっては メリットのない大会であるような… そして ワールドラグビーも 「おこぼれ」に与れているのだろうか…

 

W杯前年の試合 各代表 勝ちに行くのだろうが 何かを試す機会でもある。そして 大会規則で W杯同様 「4トライ以上でボーナスポイント」となっているので(この規則が 実はまったく影響していないかもしれないが…) どうしても 「前がかり」 攻撃重視の試合が多くなっていた。6試合・12チームの平均得点:「31.75」 平均トライ数:「4.5」。JPN/ITA戦が これらの数値を引き下げている。

第1節は トライ関連のボーナスポイントが 「8」加算されている。唯一 このボーナスポイントが付与されなかった試合が JPN/ITA戦。

リーグワンなどのように 「3トライ差以上の勝利にボーナスポイント付与」だと 両チームに付与されることはない。 これだと 第1節は 「2」だけとなる。

 

などと考えながら NCSのサイトのスタッツを眺めてみる。項目の並べ方など どうやら 六か国対抗関係者が運営しているように感じられる。その一部を切り取って 表にしてみた。

 

 

NZ

FR

JP

IT

AU

IR

FI

WA

SA

EN

AR

SC

得点

34

32

27

10

31

33

24

39

45

21

38

47

Try

  5

  4

  3

  1

  5

  5

  3

  6

  7

  3

  5

  7

Carr

161

163

136

127

146

136

167

80

130

120

149

161

MG

524

496

257

314

475

385

674

259

388

262

414

521

Pass

204

168

141

142

175

169

180

80

112

122

163

186

OL

  7

12

  4

  5

  8

  7

32

  2

  5

  2

  7

  5

CB

16

19

  3

  5

12

  7

24

  5

12

  5

  5

11

T%

77

81

86

85

79

78

75

64

80

75

81

81

K

17

21

35

27

22

22

15

22

30

24

18

21

KM

514

597

984

674

636

681

342

686

667

738

484

508

(注) MGMeter Gained   CB:Clean Breaks  K:Kicks in Play  KM:Kicking Meter

 

驚いたことに JPNは Kicking の 小項目 Kicks in Play  と Kicking Meter で 12チーム中「最大値」を記録している。一方で Attackの小項目 Meter Gained  と Clean Breaks で 12チーム中「最小値」を記録している。

 

JPNが 一番「キック」を有効活用している!!! のだろうか???

 

北半球2弱(ITAWAL) 対 南半球2弱(FIJJPN)の直接対決 11敗に終わった。 FIJ/WAL戦 実に 興味深い数値を残している。FIJが 攻め続けている(MG674」は 最大値。OL(オフロード)「32」は異常値!!)のに 最後の一線を越えられない(=WALの 徳俵でのディフェンス力なのだろうか…) ちなみに WALのタックル成功率は 「64%」 12チーム中最低値。 変な試合だった。そもそも FIJ主管のゲームが WALで行われたのだから…

JPN 秋のWAL戦 勝利してほしいものだ。

令和8711

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