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2019 W杯・備忘録 335
〜 NCS 2026 (1) 〜
ネーションズチャンピオンシップ2026(以下「NCS」)が 先週 始まった。期待していた通りの 密度の濃い6試合が 一気に見られる。素晴らしい大会だなぁ と 素朴に感じている。
で ワールドラグビーのサイト 試合日程・結果の表を見ると 掲載されていない! 代わりにではないが 「WORLD RUGBY NATIONS CUP 2026」(「チャンピオンシップ」ではなく 「カップ」になっている)という大会名の試合日程・結果が掲載されている。
先週末は GEO(41-34)URG、SAM(66-19)HON、CHI(48-31)ROM
TON(36-26)ZIM、USA(30-29)POR、CAN(42-42)SPAの6試合が行われたようだ。
Wiki英語版では NCSとワールドラグビー版カップ戦の関係(入替の有無、自動昇降格か入替戦かなど)については 未だ 整理されていない とされている。
で JPN/ITA戦のチケットを 凝視すると 「主催:Six Nations Rugby Ltd / SANZAR Pty Ltd 主管:JRFU」と 印刷されている。
なるほど なるほど 収益の帰属先が こうなっているのだろう…
新たな大会=収益源を 誰(どの団体)が発案し・胴元となるのか? 関係者全員が Win-Winになるわけではない。新設大会で誰が「割を食う」のか ぼんやり考えながら 試合を見ていたら FIJ/WAL戦で ヤマハ所属のラドラドラがケガをして 担架で退場した。ARG/SCO戦では ホンダ所属のマテーラも… いやはや チーム関係者の暗い顔が思い浮かぶ… ハイテンションの試合が組まれれば 選手はエキサイトし・観客は熱狂し・収益が上がる でも その収益に与れない関係者もいる。その最たる者が 雇用主たる所属チーム。悩ましい問題だなぁ〜 代表戦の試合が増し かつ 一選手の年間出場時間の上限を設ければ 所属クラブ(=給与支払い元)での試合出場機会が減少する。少なくとも 雇用主にとっては メリットのない大会であるような… そして ワールドラグビーも 「おこぼれ」に与れているのだろうか…
W杯前年の試合 各代表 勝ちに行くのだろうが 何かを試す機会でもある。そして 大会規則で W杯同様 「4トライ以上でボーナスポイント」となっているので(この規則が 実はまったく影響していないかもしれないが…) どうしても 「前がかり」 攻撃重視の試合が多くなっていた。6試合・12チームの平均得点:「31.75」 平均トライ数:「4.5」。JPN/ITA戦が これらの数値を引き下げている。
第1節は トライ関連のボーナスポイントが 「8」加算されている。唯一 このボーナスポイントが付与されなかった試合が JPN/ITA戦。
リーグワンなどのように 「3トライ差以上の勝利にボーナスポイント付与」だと 両チームに付与されることはない。 これだと 第1節は 「2」だけとなる。
などと考えながら NCSのサイトのスタッツを眺めてみる。項目の並べ方など どうやら 六か国対抗関係者が運営しているように感じられる。その一部を切り取って 表にしてみた。
| NZ | FR | JP | IT | AU | IR | FI | WA | SA | EN | AR | SC |
得点 | 34 | 32 | 27 | 10 | 31 | 33 | 24 | 39 | 45 | 21 | 38 | 47 |
Try | 5 | 4 | 3 | 1 | 5 | 5 | 3 | 6 | 7 | 3 | 5 | 7 |
Carr | 161 | 163 | 136 | 127 | 146 | 136 | 167 | 80 | 130 | 120 | 149 | 161 |
MG | 524 | 496 | 257 | 314 | 475 | 385 | 674 | 259 | 388 | 262 | 414 | 521 |
Pass | 204 | 168 | 141 | 142 | 175 | 169 | 180 | 80 | 112 | 122 | 163 | 186 |
OL | 7 | 12 | 4 | 5 | 8 | 7 | 32 | 2 | 5 | 2 | 7 | 5 |
CB | 16 | 19 | 3 | 5 | 12 | 7 | 24 | 5 | 12 | 5 | 5 | 11 |
T% | 77 | 81 | 86 | 85 | 79 | 78 | 75 | 64 | 80 | 75 | 81 | 81 |
K | 17 | 21 | 35 | 27 | 22 | 22 | 15 | 22 | 30 | 24 | 18 | 21 |
KM | 514 | 597 | 984 | 674 | 636 | 681 | 342 | 686 | 667 | 738 | 484 | 508 |
(注) MG:Meter Gained CB:Clean Breaks K:Kicks in Play KM:Kicking Meter
驚いたことに JPNは Kicking の 小項目 Kicks in Play と Kicking Meter で 12チーム中「最大値」を記録している。一方で Attackの小項目 Meter Gained と Clean Breaks で 12チーム中「最小値」を記録している。
JPNが 一番「キック」を有効活用している!!! のだろうか???
北半球2弱(ITA・WAL) 対 南半球2弱(FIJ・JPN)の直接対決 1勝1敗に終わった。 FIJ/WAL戦 実に 興味深い数値を残している。FIJが 攻め続けている(MG「674」は 最大値。OL(オフロード)「32」は異常値!!)のに 最後の一線を越えられない(=WALの 徳俵でのディフェンス力なのだろうか…) ちなみに WALのタックル成功率は 「64%」 12チーム中最低値。 変な試合だった。そもそも FIJ主管のゲームが WALで行われたのだから…
JPN 秋のWAL戦 勝利してほしいものだ。
令和8年7月11日
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