2020年7月6日月曜日

Satoru Sato Art Museum の展示替えは・・・

先日メールでお伝えしました最終リストに変更が無かったので、7月10日オープンを目指して展示作品入れ替え中です。4ヶ所在る展示空間の内、常設展の部屋はサトル先生の1969年から1973年迄の5年間の期間の中から作品を選定させて頂きました、展示はいつもの様に、照明は今回、秋山副館長が担当して下さいました。前回の展示は2020年1月から6月迄、途中新型コロナウイルス感染の影響で閉館期間も在りましたが、サトル先生の渡仏前の作品、具象絵画(油絵)にデッサンを加えた、普段展示しなかった作品を展示させて頂きましたが今回はその次の流れとして1974年代から始まる鉛直主義を唱える前、サトル先生が具象空間から抽象空間に移行、模索して居る時代に焦点を合わせた作品展示、終了致しました、展示写真を送信しましたのでご確認下さい。公開前ですので、作品変更は可です。 粕谷

😊  嬉しい粕谷さんからのメールが届きました。作品選択はいつも難しいのですが、今回も良く選定して居る様に思われます。言う事、無し、完璧です。撮影写真も見事です!
当時は未だ、パリ国立美術学校のグスターブ・サンジェ先生のアトリエで自由にいろんな傾向の絵を模索し習作して描いていた時代、幼い!青春を謳歌して居た時代でした!アトリエの挑戦好きな気の合う学生仲間達5、6名でサン・ジェルマン地区の画廊街を歩き廻り画廊に直接作品を持ち込んで見て頂くと言う戦法で、なんと、2人が成功!私もその一人、初めて個展を企画して頂く事に、チャンスと言うか、ラッキーと言うか、当時のパリはおおらかな、そんな時代でも在りました。地下鉄オデオン駅に近い Rue Gregoire de Tours (通り)に在ったGalerie Luszpinskiで1972年の1月と7月に2回の個展、その2年前、1970年の5月には Pont des Art (芸術橋)の路上で、仲間二人に協力して頂き、初めての発表・ハプニングを開催、案内状を配り、里見先生やサンジェ先生とアトリエの仲間が観に来てくれたり、あの時代は訳も解らず無鉄砲に楽しんで、先の事も考えず、考えられず、当然、先が見えない時代、唯、あの開放感に満ちた楽しい時を体験して、今、思えば、少しずつある方向性に向かいつつ在ったのかなと、自分にとっては恥ずかしいヤンチャ時代を思い出せる、1969〜1973年の作品展示、7月4日から一足先にオープンします。🙏

0 件のコメント:

コメントを投稿