2011年1月25日火曜日

GPS端末の携帯義務付けに関して、

宮城県知事が2月24日の定例記者会見で、性犯罪前歴者に衛星利用測位システム(GPS)端末の携帯を義務付け、警察が常時監視する条例制定の検討に関し「健全な県民、国民をいかに守るかという視点が大切だ」と意義を強調したと言うニュースが流れ、又、それに対してどこかの県知事が、犯罪者の再生、人権の侵害に成るのではと反対声明を出している記事を読んで、この方の加害者を人道的に守る権利を主張するのは解りますが、被害者の受けた傷を本当に理解しているのだろうかと、日本に旅した外国の方々に世界一安全と言う印象を与えて居た日本の社会状況は20年前と異なり、最近は過激で悪質な性犯罪が広範囲に多発して居る中(外国と比較すると日本は治安が良いと思います、パリ等では良く路上で職務質問されている方を見かけます)、何度も繰り返される事の多い性犯罪者には当然、GPS端末の携帯を義務つけられて良いのではと、此れは、宮城県の問題でなく日本の問題を宮城県がいち早く日本と世界の現状を把握して発表されたモノと感心致しました。フランスでは悪質な性犯罪前歴者にGPS端末の携帯を義務づけています、それでも犯罪が繰り返される事件が発生しています、事件後の犯罪者のケアーと被害者のケアーを大切と言われますが、最近の日本では加害者の権利を守る雰囲気が強い様にお見受けします、勿論、事件を未然に防ぐ為にも、皆さんで共有する安全に生活する社会の意義と権利、そして、義務を語り合えるの事が大切の様に思われます。正当防衛を認めるフランスでは護身用の小型ピストル、小型ガス噴射器をハンドバックに入れているご夫人も、乗用車の中にはガス噴射銃を置いている友人も、事件に巻き込まれない様に自衛する意識、注意している所が凄いですね。

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