2011年1月15日土曜日

1月15日、パリの天候は、曇り時々晴れ、


アルジェリアのデモと暴動、ニジエールでのフランス人観光客2人の誘拐、殺害事件、コートジボアールの大統領選での、その後の問題等、1週間前、1月8日のブログで紹介しましたが、そちらに眼を取られていた矢先、アルジェリアの隣国、チュニジアでも、高い失業率、政治腐敗などに対するデモは在りましたが、既に暴動が全国的に広がり、誰もが予想して居なかった、ベンアリ大統領が1月14日、サウジアラビアにまさかの逃亡したと言うニュースがテレビで報道され皆が驚き(政府=大統領は軍事圧力で市民を抑えるだろうと言う大方の予想を覆し)、23年間続いた独裁体制が崩壊したと言う、パリに居るチュニジアの方々はテレビの報道で革命が出来たと大喜び、7月14日はフランスの革命記念日、チュニジアの革命記念日は1月14日だと、今日も歓喜する映像が写し出されていました、外国に出て祖国に革命をと唱える方々も居ましたし、フランスの政治家の中にも元・チュニジア出身の方々も居ます(チュニジアとフランスには永い歴史が在り、1883年のマルサ協定でフランスの保護国と成り、フランスによる統治が、すなわち政府及び地方自治体の要職迄フランス人が占めた時代が1955年迄存在していたのですから、チュニジアは1956年にフランス統治より独立しました)、アフリカに変化する時が来て居る様です、勿論、国々によって違いが在ります、資源の在る国、乏しい国、イスラム、カトリック、プロテスタントと言った宗教もからみ、民族の歴史もからみながら、強権的体制に対する市民の異議申し立てのデモが大きな力となり独裁政治を崩壊させる事に気がついた訳ですから、それが更に大きな渦となり力となり、アフリカやアラブ諸国にも今後、大きな変化を与えそうな革命の嵐が吹き渡って来る様です、勿論、そこには、又、別の大きな政治が動いているのでしょうが、日本に近い北朝鮮にも変化が起きて居ますね、激変する世界、羅針盤を見失わない様に進みたいものです。

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