秋の夜長 ほんと 見たい!と思わせる テレビ番組 なくなりましたね
2019 W杯・備忘録 302
~ ANS2025 ~
先週末 キルター・オータム・ネーションズ・シリーズ2025 第2節 6試合が行われた。各試合 各チームの 得点時間帯を 表にしてみる。(Ⅰ:0~10分、Ⅱ:11分~20分…)
(表-1 時間帯別得点)
| IRE | JPN | WAL | ARG | ITA | AUS | FRA | RSA | SCO | NZ | ENG | FIJ |
計 | 41 | 10 | 28 | 52 | 26 | 19 | 17 | 32 | 17 | 25 | 38 | 18 |
Ⅰ | 3 |
|
| 14 | 6 |
| 7 | 3 |
| 7 | 7 | 5 |
Ⅱ | 7 |
| 14 |
|
| 5 |
| 3 |
|
|
|
|
Ⅲ | 7 |
|
| 3 |
|
| 7 |
|
| 3 |
| 8 |
Ⅳ |
| 10 |
| 14 | 3 | 7 |
| 7 |
| 7 | 7 |
|
Ⅴ | 5 |
|
| 7 | 3 |
|
|
| 14 |
| 7 |
|
Ⅵ |
|
| 7 |
| 7 | 7 | 3 |
| 3 |
| 5 | 5 |
Ⅶ | 5 |
|
| 7 | 7 |
|
| 12 |
|
| 5 |
|
Ⅷ | 14 |
| 7 | 7 |
|
|
| 7 |
| 8 | 7 |
|
次に 時間帯別のリザーブの投入状況を表にしてみる。
(表-2 リザーブの投入時間帯)
| IRE | JPN | WAL | ARG | ITA | AUS | FRA | RSA | SCO | NZ | ENG | FIJ |
Ⅰ |
|
|
|
|
|
|
| h |
|
|
|
|
Ⅱ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Ⅲ |
|
|
|
|
|
|
| h’ |
| h |
|
|
Ⅳ |
|
|
|
|
|
|
| 1 |
| h’ |
|
|
Ⅴ |
| h | 3 | 2h | 1 | 2 | 5 | 4 |
| 1 |
|
|
Ⅵ | 5 | 6h’ | 2 | 3h’ |
| 1 | 2 | 2 | 5 | 4 | 5 | 5 |
Ⅶ | 3 | 2 | 2 | 3 | 5 | 4 |
|
| 2h | 1 | 3 | 3 |
Ⅷ |
|
| 1 |
| 1 | 1 | 1 | 1 | 1h’ | 1 |
|
|
(注)h:HIAでの交代
h‘:HIA後の復帰
リザーブ FW6人で構成していたのが FRA、RSA、SCO、ENG。
同時に5人替えたのが FRA(47分):1、2、3、5、8 ENG(53分):1、2、3、6、8
興味深いのは NZは 7人 一人ずつ 違う時に代えている(21・ラティマは出場せず)。
5人 一気に変わるのは 見ていて 「オッ」と思ってしまう。ある意味 インパクトがすごい!?
前半に HIAを除いてリザーブを投入したのは FRA/RSA戦31分 RSA・1番が17番に交代した。見ていて 不思議に感じた。この1番に「落ち度」があったとも思えない… 14-6とFRAリードの状況下でのRSAボールスクラム。なんと このスクラムをRSAが押し FRA・Pのアドバンテージが出ている中 RSA・9番の個人技でトライ・ゴール。14-13に点差を詰める。たまたま ではない… これぞ 用兵の妙!!
結果的に 「完敗」したFRA。打ちひしがれて 反省の記事ばかりが目立つMidolで 絶賛しているのが 38分FRA(14-13)RSAでの RSA・5番のレッドカード(20分レッドではなく 交替選手なしレッド=試合終了までRSAは14人で戦うことに)に対して RSAベンチは ハーフタイムで 6番:コリシ主将を 下げて 20番:ノルキアを投入したこと(Midolだけではなく 常識的(?)に 考えにくい奇手)。試合後の会見で エラスムスHCは 「コリシ(この試合が100キャップ目)に打診したところ 快諾してくれた。立派な振舞だ。後半は ピッチサイドから声を枯らして チームメイトを鼓舞し続けてくれた。」と 語ったようだ。
47分 FRA1点リードで FW5人一気代え。次のプレーで RSA 3番→18番、4番→19番、12番→21番(エスターハイゼン 本職はセンターなのだろうけど フランカーでもプレーする)。数的優位を保つFRAが押し込む時間帯が続き 58分 FRA・PGで4点差に。(このあたりは FRAサポーター いい気分で ラ・マルセイエーズを 大合唱している)。ところが このあたりから RSAのフィジカル面の優位が目立ってくる。FRA ゴール前に攻め込まれ 62分 FRA・11番の故意のノックオン=イエローで 14人対14人の戦いの10分間。単に 同数で戦っているだけなのに あかたも数的優位があるかのように RSAが猛攻を繰り返し 10分間の間に 2トライ・1ゴールで 大逆転(ラテン系気質のFRAサポーター 静まり返る。逆境の時こそ 大声を出すべき と よく思うことがあるが どの国のサポーターも 劣勢の時は 声が出ない・出せない…)。
リザーブの投入時間は 試合中出来るベンチワークの最たるもの。FRAが「手を打たなかった」わけではない。ただ RSAの方が 読みが深かった≒すぐれていた ようだ。
カードと言う意味では SCO/NZ戦 NZは 3枚のイエロー=10分×3=30分間 14人で戦っている。1枚目(32分14番に)の10分 NZが7点あげている。2枚目(45分8番に)の間に SCOが14点あげている。3枚目(60分6番に) 得失点なし。ともかく NZも 不思議に満ちている…
令和7年11月15日
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