アート出前講座が、７月８日から11日迄、開始されました。

今回、７月８日（火曜日）は佐沼中学校の3年生の生徒、３クラスの内、１クラスを対象に。日を改めて、１１日（金曜日）、２クラスで 講演出来ました。美術担当の佐藤先生から抽象絵画、特に幾何学構成絵画の歴史を中心にお話をと言う事で。北ヨーロッパの幾何学構成絵画運動の流れを話し出来ました。教室にはカンジンスキーやモンドリアンのコピーの絵も展示されて居ました。生徒が疲れて来た時には、微かな緊張感をと。簡単な黄金比（1：1,618) や 白銀比 (1: 1,414 )、青銅比 ( 3 : 9 ) の内の、黄金比と白銀比を正方形の図面から作る方法を、又、黒板に来て頂き、頭の体操を生徒と一緒に楽しむ事も出来ました。９日（水曜日）は石越小学校の高学年美術部の生徒達と画用紙に水彩画で描く実習授業で、担当の先生方には協力を頂き、新しい発見が在りました。10日は Museum の近くの登米総合産業高校の美術部の学生達と、模型用の材木で造形作品を作り、それをデッサン、または、図面化する授業。担当の先生、講師の方も参加して、こちらも楽しかったです。帰り際、阿部 吉伸校長とお喋り出来ました（但し、時間が無かったので途中で失礼しました）。写真は貴重なお話をして下さった佐沼中学校の二階堂 順一郎校長です。