冬来たりなば 春遠からじ
2019 W杯・備忘録 207
~ M42 NZ/IRE 7 ~
試合最終盤、IRE、NZゴールに肉薄するもタッチダウンできずに、NZゴールラインドロップアウトに。しかし、まだ、NZ・2番はシンビン中=IREの数的有利。相手陣内で戦いが続く…
GLDO・15~ ⑧ノックオン
このノックオン、IREにとって実に「痛かった」=NZ「助かった」
なぜ ノックオンしたのか? IRE・8番・ドリス、前2試合に続いてこの試合もフルタイム出場。疲れが大きいと感じている。この試合の疲れだけではなく、大会を通じての蓄積疲労が表面化したように思われる。(興味ある方は、文末、参考をご覧ください)
S(NZここでは8人で組む。IREなされるがまま…崩れるも笛はなし。バーンズの独壇場)・9→10(ランでセンターラインを越える。IRE、前で止めなければならなかった!)・R・9→5・R・9→15→18・R・9→8・R・9→18・R・9→7・R・9→16・R・9:BK~ ㉓キャッチするもタッチに押し出される
IRE、数的有利の時間帯のNZボールスクラムでの対応であったり、このスクラムからのNZ・10のランへの対応であったり、「策がなさすぎる」感が強い。
ここでシンビン明け、15人対15人の戦いに戻る。NZ・2回目のシンビン中の得点は、NZ:3、IRE・0。数的不均衡は「試合をつまらなくする」という主張をしばしば目にするが、本当なのだろうか… ともかく、NZ、数的不利下で抜群のエリア&タイム・マネジメント。対するIRE、なんとかならなかったのか。多くの敗因を論える10分間であった。
L・4(3/6)モール(少し押す)・9・R・13→8・R・20→18・R・9→10→12・R・9→10:SP~ ⑮インゴールでタッチダウン
gldo・⑩~ 12→⑮:DGを狙うも届かず・⑩がインゴールでタッチダウン
d・⑩~ 14・R・9→10→12・R・8→13・R・9→17・R・9→8・R・9:BK~ ㉓・r・㉑→⑳→⑩→⑮→⑫→⑥・r・㉑→⑱・r・㉑→⑩→⑫・r・㉑→⑯→④・r・㉑→⑩→⑲・r・㉑→⑩→⑬→⑮・r・㉑→⑩→⑧→⑯・r・㉑→⑩→⑳→④・r・㉑→⑯→⑬・r・㉑→⑲・r・㉑→⑩→⑪・r・㉑→⑩→④・r・㉑→⑩→⑬→⑲→㉓・r・㉑→⑩→⑯→⑮・r・㉑→⑩→⑳・r・㉑→⑰→⑲→㉓・r・㉑→⑰→⑬→⑮→⑳・r・㉑→⑲→⑬→⑪→⑫・r・㉑→⑲・r・㉑→⑯・r・㉑→⑲→⑩→⑮→㉓・r・㉑→⑩→⑲→⑬→④・r・㉑→⑩→⑫→⑳・r・⑯・r・⑰→⑩→⑧→⑬→⑮→⑪・r・㉑→⑧→⑩→⑰・r・㉑→⑧→⑯・r・㉑→⑱→⑩→⑬・r・㉑→⑪→㉓・r・㉑→④→⑫→⑧・r・㉑→④・r・㉑→⑰→⑩→⑫・r・㉑→⑳・r・㉑→⑰・r・㉑→⑩→⑳・r・㉑→⑯・r NZ・19・ホワイトロックのジャッカル IREのp
歴史に残る37フェーズ。両チームの選手を称えるしかない。
PK・12・TK~ ノーサイド
( 参考 この試合で80分間出場した選手の前の試合での出場時間 )
大会前から、IREの対戦相手順・試合間隔がNZに比べて「不利」だなと感じていたが、それが如実に表れているのが、以下の表に思える。であれば、結果論でしかないが、IRE、選手のローテーション、もう少しなんとかならなかったのか。選手層を厚くする・複数ポジションをこなせる選手を増やす(この2点では、RSAが頭抜けていた)、IRE大会前勝ち続けていただけに、もう少し試行錯誤すべきだったのでは…
IRE
NZ(10/14) | SCO(10/7) | RSA(9/23) | TON(9/16) | ROU(9/9) |
4. バーン | 48 | 80 | 80 | 80 |
6. オマーニー | 49 | 64 | 80 | 80 |
8. ドリス | 80 | 80 | 53 | 56 |
10.セクストン | 45 | 73 | 40 | 66 |
11. ロウ | 40 | 80 | 80 | 80 |
12. アキ | 80 | 80 | 80 | 80 |
13.リングローズ | 80 | 64 | 50 | 80 |
15. キーナン | 80 | 80 | 80 | 80 |
NZ
IRE(10/14) | URG(10/5) | ITA(9/29) | NAM(9/15) | FRA(9/8) |
4. レタリック | - | 76 | 57 | *11 |
5. S.バレット | *17 | 80 | *23 | 80 |
8. サベア | - | 80 | 64 | 80 |
9. スミス | - | 49 | *13 | 63 |
10. モウンガ | 63 | 64 | *20 | 80 |
12. J.バレット | 53 | 64 | - | - |
13. イオアネ | - | 80 | *11 | 80 |
14.ジョーダン | 80 | 80 | - | 80 |
15.B.バレット | *17 | 80 | 60 | 80 |
(注)「-」はメンバー外。「*」は リザーブでの出場。
IRE戦の出場時間、スミスはシンビンで・レタリックはシンビンの身代わりで、「70」分。
この日絶好調のキャプテン・ケインを75分、パパリィに交代させている。それだけ選手層が厚い証でもある。
令和6年1月20日
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