1969年のパリ留学から5年後、1974年の11月に、東京・新橋の第七画廊で初めての企画個展、1975年1月には仙台三越で企画個展開催、初めて郷土での発表、その後、パリに戻り、更に、ヨーロッパの幾何学抽象的絵画を学び、ヨーロッパの画家達と交流し、その時期には空間的は作品は姿を消して平面的で直線の作品、ストライプの作品が生まれています。その後、日本回帰とも言える佐藤さんの独自の作品が誕生、多くの色が使われていた時期から、更に、配色を制限し、単純化した作品へと移行して行く時期でした、又、1992年の版画はパリの版画工房、Del Arco で出版された作品で、同年夏には、みなみかた・国際アートフェステヴァル(南方花菖蒲の郷公園)が開催され、野外立体作品も制作しています。ヨーロッパの幾何学抽象絵画と言っても、フランス、ドイツ、オランダ、イタリア、そして、ロシアも含めて、それぞれ、違った文化が時代背景が在り、それでいて繋がりが在り、複雑で深い世界が在りますよと言うパリ滞在48年間で学んだ佐藤さんの作品は、これからどんな作品を作り上げていくのでしょうか、ミュージアムにコレクションされている佐藤さんの版画は50数点で、今回の版画展は、ミュージアムがオープンして初めて公開されるものです。
〖 登米市中田生涯学習センターの粕谷さんよりサトル・サトウ・アート・ミュージアムの新しいの展示、ミュージアム初公開のシルクスクリーン版画展の展示写真と紹介文が届きました、難しい写真撮影も紹介文も完璧です 〗
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