2015年10月15日木曜日

カメイ美術館 の企画展に、参加しています。


カメイ美術館 絵画展覧会クロニクル ~二十年の特別展・企画展をめぐる~
2015年10月6日(火)~11月29日(日)

カメイ美術館がカメイ記念展示館として1994年9月に開館して以来、 絵画部門では収蔵の
カメイコレクションの展示と共に、多くの作家、コレクター、美術館や博物館などのご協力
の下、40あまりの多彩な特別展・企画展を開催してまいりました。
本展では、1995年4月の最初の企画展『東北の画家15人展』から2014年までに特別展・
企画展を開催した作家の作品を展示し、20年の歩み-カメイ美術館絵画展覧会の歴史の
一端を紹介いたします。
 
【 展示作家(展覧会開催順)】
橋本 八百二、杉村 惇、藤田 嗣治、佐藤 達( Satoru Sato )、菅野 廉、
傅 益瑶、佐々木 健治、鈴木 修一郎、
チョインドンギン・フレルバートル、ラムジャビン・ガンボルト、
浅井 元義、早坂 貞彦、吾妻 篤、吉見 庄助、志賀 一男、
佐藤 多都夫、小山 五郎、渡辺 雄彦、桜井 浜江、大場 尚文、
能島 和明、原 秀一


〖 私がカメイ美術館で個展を企画して頂いたのは1996年、
佐藤 達 展・Art Environnement Projet ・環境造型アート作品の模型&ドローイングの展覧会でした。
当時、カメイ記念展示館で絵画作品か模型&ドローイング作品展示かと考えて居ましたが、最終的にカメイ会長のご意見で、当館としてコレクションをしていない作家の個展を企画するのは初めての事、サトル君の新しい野外作品の模型は珍しく面白そうだと言われたのがきっかけで決定した訳です、丁度、カメイ記念展示館の館長に津軽・前宮城県美術館館長が就任されていて、学芸員の伊藤サンにも、勿論、カメイの関係者、皆様にも大変お世話になりました。
野外に設置する初めての仕事は1988年、盛岡の菊地宅に設置した鉄と板で造った板塀の作品や、同じ時期、泥かぶりの石を使ったオブジェを制作していますが、風水を取り入れたアート・モニュメントとしては1990年、黒御影石の小さな作品、南方中学校に設置したのが始まりで、1991年、地元の白地石(安山岩)を使った中田中学校の作品、フランスでは中仏のブレガンブレス中学校の中庭にコールテン鋼、青御影石、白コンクリート、芝の作品、同じ中学の玄関先には鉄とアルミ板に焼き付けした色の在る作品、1992年、みなみかたアート・フェステバルで南方花菖蒲の郷公園、1994年、富山県入善町の水力発電所跡地再開発の為のモニュメント、子供達も参加した登米祝祭劇場裏庭のモニュメント、建築物の高さで一時工事がストップした京都ホテル、1995年、中田町と石越町の境を流れる夏川に架かる農道の橋=夏川芸術橋(全長170m)、1966年はいろんな事が在った年ですが、大船渡・アーヴァン、中田役場前公園、フランスのクレルモン・ヘランの公園の御影石の作品は高さ7m、幅10m、長さ50m50の大作、2000年に設計した中田町の諏訪公園は2、5ヘクタール、公園全体と周りの風景を取り入れた環境造型アートの公園で、私の代表作の一つと言えると思います。その後、日本やフランス以外に、ドイツ、ポルトガル、アンドラ、モロッコ、レバノン、南米のエクワドル、ヴェネズエラ、カリブ海のポルトリコ、台湾、韓国等、世界に40数点の作品を設置し今日に至っています、カメイ美術館との出会い、19年前の事が昨日の様に思い出され、いろんな方々の応援を頂いて今日が在る事に感謝しながら これからも制作を続けて行きたいと念じている所です、多忙の中、御時間を作って頂き、是非、ご来館頂きます様にお願い申し上げます 〗

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