Musée d'Art moderne de Ville de Paris(パリ市立近代美術館)にて、ソニア・ドローネー展の副題は〖 Les Couleurs de L'Abstraction 〗素晴らしい作品が見れました。会期は10月17日より来年の2月22日迄開催されています。 彼女の油絵やグアッシュ、デッサン、版画以外にも、非常に優れたテキスタイル、ファッション、舞台装置、モザイク、タピスリー、家具デザイン、様々な分野に挑戦した作品も、総ての資料に光り輝き、1885年ウクライナ生まれ、5歳でロシアに移り、9歳でドイツに、そこで早くから絵を学び、21歳に巴里に移住、幼い時期にウクライナ、ロシア、ドイツの伝統文化を感じ取った彼女が巴里に来て更に絵を学び、東欧と西欧の文化の交差する中で鋭い感性を磨き、活かし、彼女の作品には常に新たな感動を受けます。40年前、彼女がレアリテイ・ヌーヴェル展に出品した時、隣りに自分の作品を展示させて頂いた事が在りました。又、彼女の作品を手に入れた時の喜びも今も覚えています(その作品は、Satoru Sato Art Museum に収蔵されています)。今回の展覧会の図録、フランス語版と英語版が出版されていたので、フランス語の図録は自分用に、英語は Satoru Sato Art Museum 用に購入、ちなみに、入場券は一般の方と違い芸術家は無料です。
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