2026年10月18日日曜日

 岡島レポート・2019 W杯・備忘録 346

           秋晴れ 気持ちいい週末ですね

             2019 W杯・備忘録 346

              〜 RGR(6) 〜

 

いくつかのスタッツを見てゆく。

まず ポッセション率とテリトリー率。

2023W杯に向けて FRA・ガルティエHCは「南アフリカのように 相手に相手陣でボールを持たせている(=Po:50%未満、Te:50%超)ことが理想だ」と語っていた。

今は昔 当時 たしかに RSAは そのような戦い方をしていた(のだろう)。では NZの戦い方って 過去どうで 現在どうなのかも 気になって仕方がない。

2023W杯後 どう変わってきているのか?

 

(表-1-1  Po・Te)

 

   2024-1   

   2024-2

   2025-1

   2025-2

 

RSA

NZ

RSA

NZ

RSA

NZ

RSA

NZ

Po(%)

  55

  45

  54

  46

 52

  48

  51

  49

Te(%)

  58

  42

  52

  48

  60

  40

  57

  43

 

(表-1-2  Po・Te)

 

   RGR-1

   RGR-2

   RGR-3

   RGR-4

 

RSA

NZ

RSA

NZ

RSA

NZ

RSA

NZ

Po(%)

  51

  49

  43

  57

  43

  57

  51

  49

Te(%)

  61

  39

  48

  52

  53

  47

  52

  48

 

2024・25では RSAが Po率・Te率 ともに 50%超。RSAのイニシャティヴなのか ロバートソンNZの戦略だったのか… じゃあ RGR-2のように NZが50%超で 試合に負けたら 意味がない…

おそらく 現時点で フィジカル面で最強のRSAが ボールを持ち続け・相手陣に居座り続けていたら 他のチームは 勝てっこない。じゃあ 打倒RSAの一番手:NZ どうすりゃ 勝てるのだろう。

 

アタックの指標から ボールキャリー・ランメーターを見てみる。

(表-2-1  ボールキャリー・ランメーター)

 

   2024-1   

   2024-2

   2025-1

   2025-2

 

RSA

NZ

RSA

NZ

RSA

NZ

RSA

NZ

ボ・キ

106

100

122

121

110

  95

  96

  95

ラ・メ

374

353

496

322

629

262

258

195

(表-2-2  ボールキャリー・ランメーター)

 

   RGR-1

   RGR-2

   RGR-3

   RGR-4

 

RSA

NZ

RSA

NZ

RSA

NZ

RSA

NZ

ボ・キ

  96

  84

104

154

  95

129

142

137

ラ・メ

341

256

353

480

425

406

687

430

 

2024・25 どの試合も RSAがNZよりも キャリーし 走っていた。今年のRGR 少し 様相が違ったようだ。だから なに???

 

試みに 「1点」獲得するために どれだけボールを運び・走ったのか 電卓を叩いてみた

 

(表-3-1 得点「1点」当たりのボールキャリー・ランメーター)

 

   2024-1   

   2024-2

   2025-1

   2025-2

 

RSA

NZ

RSA

NZ

RSA

NZ

RSA

NZ

ボ・キ

  3.4

  3.7

  6.8

10.1

  5.6

  4.0

  2.6

  9.5

ラ・メ

12.1

13.1

27.6

26.8

15.2

  8.1

14.6

26.2

 

(表-3-2 得点「1点」当たりのボールキャリー・ランメーター)

 

   RGR-1

   RGR-2

   RGR-3

   RGR-4

 

RSA

NZ

RSA

NZ

RSA

NZ

RSA

NZ

ボ・キ

  6.0

  2.5

  3.2

  5.9

  3.5

  5.4

  3.3

  4.9

ラ・メ

21.3

  7.6

10.7

18.5

14.7

16.9

16.0

15.3

 

ある意味で これらの数値は アタック効率を 示しているのだろう。少ないキャリー数 少ないランメーターで 得点できれば それに越したことはない。ところで アタックは練習とは違い 常に 対面が存在する。ということは 単に アタック効率を示しているのではなく ディフェンス効率(的)なものも 反映しているのだろう。

ともかく 勝たなければ意味がない。手間暇かけてでも 相手を上回る得点をあげなければならない。

興味深いのは 「大差」の試合 2025-2(RSAの「33」点差)、RGR-1(NZの「17」点差)、RGR-4(RSAの「15」点差)の勝者の1得点当たりのボールキャリー数が ほぼ最小値を示していること。これは アタック効率 というよりも ディフェンス非効率(ディフェンス網崩壊)を 示している気がする。

アタック・ディフェンス 表裏一体 ということか…

令和8年10月3日

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