秋晴れ 気持ちいい週末ですね
2019 W杯・備忘録 346
〜 RGR(6) 〜
いくつかのスタッツを見てゆく。
まず ポッセション率とテリトリー率。
2023W杯に向けて FRA・ガルティエHCは「南アフリカのように 相手に相手陣でボールを持たせている(=Po:50%未満、Te:50%超)ことが理想だ」と語っていた。
今は昔 当時 たしかに RSAは そのような戦い方をしていた(のだろう)。では NZの戦い方って 過去どうで 現在どうなのかも 気になって仕方がない。
2023W杯後 どう変わってきているのか?
(表-1-1 Po・Te)
| 2024-1 | 2024-2 | 2025-1 | 2025-2 | ||||
| RSA | NZ | RSA | NZ | RSA | NZ | RSA | NZ |
Po(%) | 55 | 45 | 54 | 46 | 52 | 48 | 51 | 49 |
Te(%) | 58 | 42 | 52 | 48 | 60 | 40 | 57 | 43 |
(表-1-2 Po・Te)
| RGR-1 | RGR-2 | RGR-3 | RGR-4 | ||||
| RSA | NZ | RSA | NZ | RSA | NZ | RSA | NZ |
Po(%) | 51 | 49 | 43 | 57 | 43 | 57 | 51 | 49 |
Te(%) | 61 | 39 | 48 | 52 | 53 | 47 | 52 | 48 |
2024・25では RSAが Po率・Te率 ともに 50%超。RSAのイニシャティヴなのか ロバートソンNZの戦略だったのか… じゃあ RGR-2のように NZが50%超で 試合に負けたら 意味がない…
おそらく 現時点で フィジカル面で最強のRSAが ボールを持ち続け・相手陣に居座り続けていたら 他のチームは 勝てっこない。じゃあ 打倒RSAの一番手:NZ どうすりゃ 勝てるのだろう。
アタックの指標から ボールキャリー・ランメーターを見てみる。
(表-2-1 ボールキャリー・ランメーター)
| 2024-1 | 2024-2 | 2025-1 | 2025-2 | ||||
| RSA | NZ | RSA | NZ | RSA | NZ | RSA | NZ |
ボ・キ | 106 | 100 | 122 | 121 | 110 | 95 | 96 | 95 |
ラ・メ | 374 | 353 | 496 | 322 | 629 | 262 | 258 | 195 |
(表-2-2 ボールキャリー・ランメーター)
| RGR-1 | RGR-2 | RGR-3 | RGR-4 | ||||
| RSA | NZ | RSA | NZ | RSA | NZ | RSA | NZ |
ボ・キ | 96 | 84 | 104 | 154 | 95 | 129 | 142 | 137 |
ラ・メ | 341 | 256 | 353 | 480 | 425 | 406 | 687 | 430 |
2024・25 どの試合も RSAがNZよりも キャリーし 走っていた。今年のRGR 少し 様相が違ったようだ。だから なに???
試みに 「1点」獲得するために どれだけボールを運び・走ったのか 電卓を叩いてみた
(表-3-1 得点「1点」当たりのボールキャリー・ランメーター)
| 2024-1 | 2024-2 | 2025-1 | 2025-2 | ||||
| RSA | NZ | RSA | NZ | RSA | NZ | RSA | NZ |
ボ・キ | 3.4 | 3.7 | 6.8 | 10.1 | 5.6 | 4.0 | 2.6 | 9.5 |
ラ・メ | 12.1 | 13.1 | 27.6 | 26.8 | 15.2 | 8.1 | 14.6 | 26.2 |
(表-3-2 得点「1点」当たりのボールキャリー・ランメーター)
| RGR-1 | RGR-2 | RGR-3 | RGR-4 | ||||
| RSA | NZ | RSA | NZ | RSA | NZ | RSA | NZ |
ボ・キ | 6.0 | 2.5 | 3.2 | 5.9 | 3.5 | 5.4 | 3.3 | 4.9 |
ラ・メ | 21.3 | 7.6 | 10.7 | 18.5 | 14.7 | 16.9 | 16.0 | 15.3 |
ある意味で これらの数値は アタック効率を 示しているのだろう。少ないキャリー数 少ないランメーターで 得点できれば それに越したことはない。ところで アタックは練習とは違い 常に 対面が存在する。ということは 単に アタック効率を示しているのではなく ディフェンス効率(的)なものも 反映しているのだろう。
ともかく 勝たなければ意味がない。手間暇かけてでも 相手を上回る得点をあげなければならない。
興味深いのは 「大差」の試合 2025-2(RSAの「33」点差)、RGR-1(NZの「17」点差)、RGR-4(RSAの「15」点差)の勝者の1得点当たりのボールキャリー数が ほぼ最小値を示していること。これは アタック効率 というよりも ディフェンス非効率(ディフェンス網崩壊)を 示している気がする。
アタック・ディフェンス 表裏一体 ということか…
令和8年10月3日
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