2017年10月19日木曜日

L'Ecole des Beaux Arts de Paris 時代の油絵の作品と再会・・・

ENSBAP(L'Ecole Nationale Supérieure des Beaux Arts de Paris)パリ国立美術学校に1969年に入学して、サンジェ先生のアトリエで学んでいた時代、パリの学校は何と言っても、1968年の5月革命の翌年、新学期に入っても未だ未だ、大学制度・教育・改革を抱えて落ち着かない時代、時にはアトリエで制作中に日本で言う機動隊に学校が囲まれて、夕方まで学校で足止め食ったり、そんな中でのんびり制作していた懐かしい時代、自分の方向性を模索しながらパリの学生時代を謳歌しながら描いていたそんな時代の絵がなんと、10日前にパリのオークションに出て居て、コレクターの Pierre Françoisが落札したと連絡がありました、作品は横の直線、曲線(円)、正方形、三角形が作品の中に在りますが、幾何学構成絵画とは異なる傾向の1969年制作の作品です。ただ、1969〜73年の時代の作品の多くは、1974年、イタリアのコレクターでミラノの中心街に画廊を持ち、郊外では財団法人の野外美術館を持っているオーナでも在ったパガニー氏が作品を見て、65点を買い取り、そんなわけで当時の作品が手元に少なく、保管していた作品も 11年前に、Satoru Sato Art Museum に寄贈しているので、但し、この傾向の作品はミュージアムにも保管されてないので、手元に無い、懐かしさも在り、早く、みたい、会いたい、可能であれば欲しい、早速、Pierre Françoisにお願いして作品を見せて頂きました。作品は30号、思ったより痛んではなく、唯、数カ所、小さなカビが在るので修復してみようと、絵の裏の木枠に、当時、住んでいたHotelの住所が記されている、丁度、美術関係の出版を手がけている出版社のオーナーも(彼は私の在仏50周年を記念しての作品集を作ろうと準備に入っていますが、私の資料=写真提供が遅れている状態で後1年後を目指しています・・・)来てくださいました。懐かしい作品と Pierre François と Frank 、アトリエで撮りました。

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