2012年11月9日金曜日

新宿のアキラちゃんと我が家で再会!

私の高校時代、夏や冬休みに当時の水道橋美術研究所や阿佐ヶ谷美術研究所に通い始めた頃から知っている新宿駅前に近い喜楽寿司、お兄さんが長男の征一さん、二番目が長女のカコちゃん(私の従姉の光ちゃんとは同級生で大の仲良し)、三番目が次男の陽ちゃん、年齢が一番近い方が、3歳年上のカコちゃん、弟さんの陽ちゃんは4つ下です、お兄さんは写真が好きでSL(蒸気機関車)の写真に関してはプロ並み、日本ではあき足らず、ヨーロッパ迄足を伸ばして撮っていた方、蒸気機関車のSteam Locomotive の頭文字からSLと呼ばれている事とか、耐用寿命が長く通常30年程度では在るが、修繕、部品交換で延命が出来、100年近く使用されている機関車も在るとか、ガソリンではなく石炭が主役だが、可燃物なら何でも、薪をたいて動かす事も可能で、又、過負荷での故障が無いので、戦場における軍用鉄道など重要な運送の主役を演じていたと写真と同様 SL の内容迄詳しく、そのSLの魅力に取り付かれて、スイス、イギリスなどヨーロッパの田舎町を旅してSLの写真を撮って居た方、又、私が初めてパイプ・タバコを覚えたのはお兄さんのお陰、パイプの楽しみ方を第一歩から教わって、彼の大切なパイプコレクションから1個プレゼントして頂いてパリ迄持って来て吸っていました。一番、お会いしていたのはカコちゃん、私が伯母の所に5年間住んで居たので、光ちゃんとカコちゃんは姉妹の様に毎日の様に会った居た仲間、お店に行けば、お兄さんとカコちゃんに会えて、寿司はその時から御馳走に成っていました、たまに、アキラちゃんに会う感じで、時が経って、アキラちゃんは新婚旅行にパリに立ち寄って下さり(お兄さんもカコちゃんも皆さんパリへは何度か来てお会いしていました)、いつだったか、アキラちゃんから経済学入門と言う分厚い石森章太郎さんの漫画の本が届いた事が在りました、この本を学生達と読んでいますと、さすが学生の目線でモノを考える事も重要と言われ出す直前の頃でした、彼の肩書きは埼玉大学経済学部教授、1986年、公企業論(共著)、1990年、JRグループ<民営化に活路を求めた基幹鉄道>(共著)、1997年に西武鉄道/近畿日本鉄道(共著)、1992年、交通政策と公共性(共著)、1994年,現代交通論(共著)など、パリの本棚には彼の書いた本が在ります。そんな彼が11月4日から9日迄、10名のグループでパリの交通事情調査、フランスのエコロジー・エネルギー国土整備関係の方々とお会いしたり、アンジェ市迄足を延ばし、路面電車の調査も、今日は旅の最終日、自由行動なので一人で午前中はマルモッタン美術館に行き、サンラザールの駅を描いたモネの日の出などの作品を一杯鑑賞して(さすが、鉄道から入っていますね)、その後、地下鉄で Balard 駅迄来て、そこから路面電車に乗って Jean-Moulin で下車、そして徒歩で 2、3分の所、予定通り我が家に来てくれました、土地勘が良く、迷いもせずに、ニコニコ顔で久しぶりの再会、甘党の私の為にと、懐かしい新宿の花園万頭の<ぬれ甘なつと>が届きました、娘には伊勢丹で購入したスカーフのプレゼント、丁度、孫のKaori が幼稚園のヴァカンスで遊びに来て居て初めてのご対面、アキラちゃん曰く<サトルさんまさか二人目のお子さんでは無いですよね>と冗談が飛び出し大笑い、新宿のお兄さん夫妻も、カコちゃん夫妻も、母上様は90歳過ぎて益々元気と伺い、安藤家の近況を聞けて楽しい時を過ごす事が出来ました。アキラちゃんは交通関係、特に鉄道に関連する研究が多く、やはり、知らず知らずに、お兄さんの SL機関車の趣味の影響を受けた様です。

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