2018年5月17日木曜日

FOUJITA 展を観てきました。

Musée Maillol  (マイヨール美術館)で開催されている藤田嗣治のパリで初めての個展を拝見してきました、タイトルが Peinture dans les Folles 、狂気の中で白乳色の絵を描き続けた藤田の作品には常に華を感じさせ、華の在る絵は永遠に人の心の中に生き続ける、凄い画家だと再認識させられました。そうそう、藤田のカタログに1923年、パリのギャラリーで藤田はじめとする日本人展が開催され、その時の写真が図録に載っていました、そのグループ展の仲間の写真に一人だけ、画家でも無い彫刻家でも無い方が一人写っています、フランス語と英語が堪能で展覧会の世話人、当時、パリでカッサンドルと肩を並べてグラフック・デザイナーとして活躍していた里見宗次先生、モンパルナスの華やかりし頃の話を良く伺ったものです(藤田が描いたデッサンも里見先生のお宅に飾って在りました)

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