2018年5月11日金曜日

懐かしの Kupka の展覧会をみてきました・・・

グラン・パレ( Grands Palais ) でのクプカ ( Kupka ) の展覧会をみて来ました、私が小学4年の時、初めてクプカの画集を見て水彩画で模写した事も在り、小さい時から何故か親しみのある画家、そんな事も在り、彼が学んだウインの美術学校に1969年の12月のクリスマスの時期にその学校を訪ね、パリの美術学校からの転校を考えた程、一時期、幻想的なシュールの絵を学ぼうと考えた事もありましたが、勿論、彼はウインで学んだ後、パリに住んでから幻想的な具象絵画から、立体派の影響を受けながら、抽象絵画へ、特に1931年の アブストラクション・クレアション( Abstraction-Création )に参加し、主要メンバーとなり、多くの幾何学構成的傾向の画家たち(特にデ・ステール)との交流が始まり、作品は幾何学構成的な絵画に、そして戦後、Salon Réalites Nouvelles に参加していた画家でした。彼はチェコのオポチの生まれ(1871年)で、パリ郊外のピュトーに亡くなる迄(1957年)住んでいたのです。親しくさせて頂いて居た Michel Seupor 氏からモンドリアンやクプカの話を聞いていましたが、個人的には1930年代の作品が好きですね。また、偶然、彼が制作した木版画(QUATRE HISTOIRES DE BLANC ET NOIR / FRANK KUPKA/PARIS - 1926 )の版画が他の絵画やデッサンと一緒に展示されていました。その木版画集のプレス関係者の限定版が、今年の夏には Satoru Sato Art Museum に展示される予定です(45年来の友人、世界的な美術評論家・Gerard Xurriguera 氏から無償で頂いた版画集 = 既に2月19日、私のブログで紹介しています)。
10歳の頃、この絵を模写していました。
木版画集1926年出版

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