2016年5月26日木曜日

パリで好物の鰻を・・・

昔、銀座の森さん(ギャラリー・モリス)がパリにいらっしゃる時は、銀座の鰻屋さんに特注して冷凍パックに入れてパリの我が家に、鰻好きの私には最高の贈りモノでした、今はパリに日本の鰻屋さんが在るので久しぶり食べに(パリの日本レストランで鰻は食べれますが)、以前、城市先輩が良く行く麻布の鰻屋さんに同行した時、パリに支店を出しましたとパンフを頂いて、その後、城市先輩とご一緒にそのお店を訪ねましたが運悪くお店が閉まって居て、急遽、シャンゼリゼのFouquet'sでランチを済ませた事がありましたが、今日は予約して行って来ました、食べた鰻は天然フランス産なそうで、普段はオランダ産の天然モノも多いとかお店の方が説明して下さいました、日本で食べる鰻と違い身の厚さが在り歯ごたえが在り冬場の鰻は脂がのって一番美味しいと聞いていましたが脂ののりが少ない鰻も頂けるモノです。昔々、夏場のウナギの蒲焼きが売れずに困ってお店の方が坊さんに相談した所、土用のウナギとして売り出してはと、それが受けて、土用の鰻の祭りは今日に至っているとか、又、美味しい山椒は香も良く舌を痺れさすほど大好きですが、本来はウナギの蒲焼きにかける事無く、ウナギを頂くのが正しい食べ方とかいろいろお聞きしています、日本で鰻と言えば、京都、名古屋、東京、仙台と食べ歩き、我がふるさと北上川沿いに在る登米町の清川と東海亭の鰻のお店はそれぞれ捌きと焼き方、タレにも工夫が在り格別の味、ふと北上の風景を思い浮かべました。今日は天候も良かったのでルーブル美術館の中庭を通過、普段透明なガラス張りのピラミッドにルーブルの壁が写る、騙し絵の様なトリックの在る風景に出会いました。セーヌ河を渡り美術学校の裏側の通りを通過、Alain Ducasse のLe Chocolat のお店に寄ってブラックの板チョコと、甘美の在るミルクが入っている板チョコを購入、サンジェルマン通りに在るCafé de Flore に入って一休み、珈琲にはAlain Ducasse の小さなチョコレートがついていました。今日は特に気晴らしにと長い散歩、帰宅して郵便箱を開けると、Musée du Touquet-Paris-Plage での展覧会、Contempler le silence の案内状が届いて居ました。

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