2018年11月1日木曜日

中田生涯学習センターの粕谷さんからの便りは・・・


先生ご連絡遅くなりました。無事にミュージアム友の会の皆様と大船渡と気仙沼に行ってきました。
大船渡の天気は、雨でしかも強風!残念ながら作品の前で記念写真は、外で撮る事はできませんでした。何とか作品が入るように玄関前の屋根のある場所から写真を撮りましたが逆光で皆さんの顔が真っ暗でした(泣)、
大船渡で、先ず、御影石の作品を見て石畳の階段を歩いて建物に入りましたが振り返ると後ろから見た作品は雨の中で後ろの風景を背にして綺麗にそびえ立って居て不思議な感じが致しました、又、石畳が続き建物の中を真っ直ぐに通り抜けると、建物の外にまた石畳が在りその先に御影石が在りました、先生のデッサンと模型をミュージアムで観て居たので、先生の垂直と水平の組み合わせを意識して、作品集も事前に見て確認をして居たので初めて作品を見たと言うよりはここに在るんだとすんなり受け止められましたが、実物(作品)の御影石を見ると、模型やデッサンとは違う何かが在る様に思われました、作品集に作品のタイトル・Tour du Bonheur ( Verticale et Horizontale)=幸福の塔(垂直と水平)・と記されて居ますが、現場のタイトルは鶴に成っていたので、石畳を滑走路の様にしてあの作品を更に超えて幸せに飛び立つイメージなのでしょうと勝手に思って居ました。
気仙沼の作品のタイトルは亀(作品集では泉に上に浮かんだ円形の作品は・Terre Blleu et Fontaine = 青い地球と泉・と記されていますが)水面に浮くイメージと異なり、やはり、作品の設置場所(環境)が変わると作品も違って見えて来ると言う事も判りました、先生の言う、そこに在る、存在する理由が在る訳で(笑)、鶴と亀が離れ離れになったのはちょっと残念に思いましたが、22年前に設置した時にこの場所で観てみたかったと思いました、2階のチャペルのステンドガラスも素敵でしたー。
丁度、お式が入っていなかったので、ゆっくり見せていただくことができ、ミュージアムで佐藤達 作品展  Art Environment(1995〜2004) を展示している期間に現物の作品を鑑賞出来て本当に良かったです。
                    粕谷

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