6月27日、Satoru Sato Art Museum の在る、登米市中田生涯学習センターの事務室に辿り着き、皆様とご挨拶、直ぐ、3階の展示会場を観てから、1階のいつもの様にいつもの場所の机に座りパソコンを開きながら美味しいコーヒーを頂て居ると、粕谷さんが先生にお預かりモノが届いて居ますと、一つは、74年からお付き合いの在る造形作家・吉本さんの紹介で、2年前に第3回、登米アートトリエンナーレの開会式でお会いした宮崎さんが再度、ミュージアムを観に来て頂いた時にお預かりしていますと、中身は遊びのアート・キューブ、Lucky Cube の贈り物でした。もう一つは、ハムちゃんより岩波文庫の” 旅は驢馬をつれて ”が届いていました。確かに岡本謙次郎先生が70年代後半、2、3年かけてフランスを隈なく旅した時に話題になったステイヴンソン作の翻訳本でした(岡本先生はイギリス留学時代に原書で読んで居た様です)。南仏を驢馬(ロバ)のモデステイスと一緒の旅、元・飼い主のアダン爺さんや飼い主のステイーヴンソンの心境も複雑で、いざ、モデステイスとの離別の時、そして、失くした時の悲しさを、駅馬車に乗ってこれまでの徒歩の旅と違って見える風景を眺めながら・・時代背景を思い浮かべながら、贈り主のハムちゃんは只今、台北を旅している様です。
0 件のコメント:
コメントを投稿